「生き方、考え方がシンプルで正直」響 HIBIKI 未佐緒00さんの映画レビュー(感想・評価)
生き方、考え方がシンプルで正直
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主人公は十五歳、なら、こんな刹那的な考え、生き方でも不思議はないと思えました。
原作が好きで映画化が決まってから、どんな内容になるんだろう、原作では色々な人々が出てくるので終わり方も気になっていましたが、うまくまとまっていると思います。
客席に年倍の方もいて、これは小説家に、というタイトルのせいかなあと思いましたが。
小栗旬さんの演じる産みの苦しみの姿、観ているこちらが苦しくなりました。
書きたいものがあるから書く、では、それがなくなったらどうするのか、それでも必死にしがみついて書く人もいるのとてうこと。
傑作を書かなくては作家でないのか、駄作を書くと認められないのか作家でなくなるのか。
舞台は現代だけど昔も今も作家という人間は変わらないんだじゃないか。
そんな事を考え、彷彿とさせてくれる内容でした。
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