「三期は擁護できるけど劇場版は擁護できない」劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命 ヨッシーさんの映画レビュー(感想・評価)
三期は擁護できるけど劇場版は擁護できない
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コードブルーは一期2期三期を全部見てきたファンです。
三期は脚本家が変わっても新しいヒューマンドラマとして面白く見ていたのだが、映画になると一気に話を詰め込みすぎて面白くなくなった。
そもそもコードブルー名物の冒頭の主役五人の独白も、オープニング後に無理やり流すというのがいただけない。
さらに三期のドラマの時からうっすらと思っていたのだが、この脚本家は唐突に登場人物をキレさせて台詞を言わして後々あの時にあんなことを言ってごめんなさいという展開を好んでいるのだが、そもそも人にはそれなりにキレるきっかけになる言葉や行動があって初めてキレるだが、この脚本家はその流れを作るのが下手すぎて感情移入できない。
要は何こいつ逆ギレしとんねんって思うのだ。
後々あの時の逆ギレはこの台詞を言わせるためだったのか。となってしまう。
ただ、それぞれのキャラクターはわかっていると見られる箇所があるだけに(最後の結婚お祝いVTRなど)惜しい感じがする。
演技は安定しているので述べることなし。特に酷い人なんかはいなかった。
ただ、三期の時から思っていたのだが緋山の恋愛要素はいらねぇ。
なんか緋山が安っぽく見える。更にフェローも含めた三角関係みたいな感じで描くのは気にくわない。恋愛要素は藤川と冴島で十分。
更に宣伝であれだけ言っていた、史上最大級の災害に割く時間が少なすぎる。メインディッシュがしょぼいから折角の劇場版なのにしょぼくなる。
最後の総評としては脚本家をもっと成長させてから再度映画化してほしい。
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