「コード・ブルーよ永遠に」劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命 ぼぼんごさんの映画レビュー(感想・評価)
コード・ブルーよ永遠に
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1stシーズンの1話からリアタイで見てきた私にはとても感慨深い作品であった。
末期ガンの花嫁、雪村の母親、フェリー内の瀕死の父親、息子の臓器移植に悩む親、そして医師・看護師達。たくさんのストーリーが展開され初めは全てのストーリーが綺麗に終息を迎えることが出来るのか…と思っていたが終わってみればこれ以上ともない形で全てがまとまった。
3rdシーズンではややシビアさに欠けていたとも思われたがこの映画はそれを取り戻し命の現場を繊細に、リアルに描いている。
コード・ブルーは台詞にもとてもこだわってもり緋山と白石の何気ない会話にもとても心を打たれた。特に最後の田所部長からの手紙、あれは反則。10年間見てきたファンならあそこで泣かないわけがないと私は思う。
序盤から中盤にかけては胸が苦しくなる場面も多々あるが最後はハッピーエンド。
各キャラクターの仕草など細やかに設定されていて、またクスッと笑える場面あり初めから最後までとても丁寧に作られた作品だと感じた。
パンフレットを読んだらこの劇場版をもって区切りを付けると思わせることが記載されていたがまだまだ続編に期待したい。
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