未来のミライのレビュー・感想・評価
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評価が分かれる映画ですが
評価が分かれる映画ですが、私は面白いと感じました。
くんちゃんをたくさんの愛が見守る優しく温かい映画です。
映像も美しく、特に"青年" の時代がカッコ良くていいですね。
私が思うに「子供の泣き声にイラっとくる人」は、この映画には向いていないのではと思います。
好きくない君にイライラ
平均星2.6ではあるが
子供の危険を顧みない家に住んでいる両親
感動した
好きくないじゃないじゃないじゃない・・・
賛否両論分かれていた作品ということもあり、そこまで期待値を過剰に持つことなく鑑賞。
そのせいもあってか、そこそこ楽しめました。
自分の世界と他人の世界、その境界を徐々に認識し、自分の道理だけを通すことはできないことを学んでいく主人公の姿に感動。
これは、子どもだけでなく大人も大切にしないといけないことだなと改めて感じました。
ただ、個人的には、独身であることと実の親とあまり良い関係を築けていないということも合間って、「子どもの成長って素晴らしいよね!」、「1つ1つの積み重ねが今を作っているんだね!」といったメッセージの押し付けに思えたところもあり、その部分は好きくないです。
むしろ、子どもって人生ってこんなにめんどくさかったっけと思ってしまいました。
他方で、いつまでもくんちゃんのように自分の都合丸出しで生きていく訳にもいかないので、勇気を振り絞って親に連絡してみようと思わせてくれた事は良かったです。
好きくないと好きくないじゃないの狭間を行ったり来たりする作品でした。
見る人の背景(特に、子どもが欲しいか、好きか、いるか)によって、ストーリーの捉え方も大きく異なってきそうです。
ぜひご覧ください。
なかなか苦痛
細田監督で大好きな作品群があるので今作も期待して観にいきました。が…
期待した故に酷評書かせていただきます。
過去の栄光で細田守監督という名前だけが一人歩きした結果、動員はあってもつまらない作品…と言うのが正直な感想。逆説で過去作品に関わった脚本家の奥寺佐渡子さんはすごく天才なんだなぁとも改めて思わされた。観る側の思考をコントロールして作品を構成するのと個人のエゴで思いつきを並べるのとではこんなにも差が生まれてしまうのですね。
個人的に納得いかないのは4歳児の声の違和感(大人過ぎる)。前半1時間は一体何を観せられてるのかイライラ。1つ1つどうでも良い小さな茶番劇も導線文脈なく観客置去りで唐突。寝ちゃった観客を無理矢理起こす仕掛けなのか途端に意味不明な爆音で更にイライラ。後半どうなるかなと多少なりとも期待したものの当たり前なことをセリフのみで語る。え?ってなった。トータル「あ、浅い。」の一言。苦笑
タイトルは“未来のミライ”?
いや、“ボクくんちゃん”
でいいと思った。
細田ファンにしか分からない
下書き
こういう映画作りたい!っていうのは伝わってくるんですが、話の展開が...
アニメの可能性を拓く一歩
2018-81
見た目は子供、頭脳は大人、その名は!
すみません、普段のわたしなら絶対見ないであろうタイプの映画です。
がきんちょ苦手、主題歌を歌う方がどーしても苦手(すみません)、くんちゃんの声の子も苦手(お姉ちゃんは大丈夫やねんけどなぁ)という……ほんとすみません。
なぜ見たかというと、同僚がこの映画見たという話を何回かしとるうちに、金曜日の退社前に、見たら感想教えてください✨✨とさわやかに言われたんです。こら。
始まってすぐ主題歌が流れて、あ、やばいと思ったんですが…
でも、思ってたよりは楽しめたし、そこまでイライラもしんかったかなぁ……まぁイライラしますけど。アニメだから耐えれるのかもしれない。
それより、くんちゃんに違和感。
4歳児とは思えない語彙力(わたしのほうがボキャ貧)、あとみなさんおっしゃるように声が合ってない。完全に大人の女性。
その違和感がずっと続くので、それがすんなり受け入れられればもっと楽しめたと思います。
タイトルから、未来のミライちゃんがずっと生活に入り込んでくるかと思いきやそうではなく、くんちゃんが登場人物の未来や過去にタイムスリップしていく話。
そういうことを伝えたいんだろうなということがまんまでしたが、それはそれでよき。
この監督さんは、『マトリックス』みたいなアレ(あの黒い背景に緑の文字が並ぶやつ)、のようなアレ(4歳児に負ける語彙力のなさ)が好きなんやなぁと思いました。前もあったよね?
あと、『君の名は。』でもそうだったけど、普段乗ってる電車とかがアニメで出てくると、こんな興奮するのなんでやろ、鉄ヲタでもないんに🤔
あまりに斬新。生き生きと「今」の貴重さを描く。
1人の甘えん坊の男の子が頼れるお兄ちゃんになって行くまでの苦しい苦しい過程を、細田監督らしい現実とファンタジーを行き来する展開で生き生きとした映像で描いています。
くんちゃんの生きる現在から急にトリップして、過去の自分の家族に出会い、そのたびに1つずつ、くんちゃんはいっちょまえの男の子への階段を登っていきます。そして自分の今が、過去の様々な人の小さな選択でできた奇跡的なものだということを学びます。
相当に斬新でファンタジックなストーリー展開が、観る方によっては支離滅裂に見えてしまってこのような評価の二極化を生んでいるのだと思います。しかしこのファンタジックさ、色鮮やかさがこの作品にこの上ない生命力を宿らせているように僕は思います。
家族1人1人どの目線で見ても成長物語であるだけでなく、普段無意識のうちに感じてしまっている自分の選択なんて大したことじゃない、自分の人生なんて小さくつまらないものだ、という思いを強く美しい映像世界で鮮やかに払拭してくれる素晴らしい作品でした。コメディ的な要素も秀逸で、劇場でくすくす笑ってしまいました。
「今から嫌と言うほど一緒にいるじゃない。」未来のミライちゃんのその台詞に、今すぐ家族に会いたくなりました。
バケモノ、オオカミの細田守とは思いたくない作品
バケモノの子とオオカミの両前作は物凄い感動して何度も見ています。
が、
この映画ははっきり言って今期最低の映画です。0点に近い。主に以下の点から。
・主役のくんちゃんの声優が浮いてる。
⇨4歳の子供らしさがゼロ。一言目から違和感で内容に入っていけません。
・未来のミライちゃんではない。
⇨くんちゃんのタイムトラベルです。
・セリフや言動がおかしい。
⇨どんな描写でどんなことを表現したいのか不明なセリフと言動が多すぎ。
・映像技術は100点、脚本0点
⇨映像技術は素晴らしいですが、無駄遣いです。展開がはやいのか、主人公が精神的不安定だからなのか、ストーリーの脈絡が0に感じます。
・気味が悪いシーン多数
地下のシーンは意味不明です。自我の確立?を表しているのでしょうか?どちらにせよ、気味が悪いだけです。
不思議な冒険で描かれる、温かい家族の物語。
【賛否両論チェック】
賛:不思議な冒険を通して成長していくくんちゃんや、子育てを通して本当の親になっていく両親の姿が、微笑ましくて温かい。過去や未来が巧みに交差して紡がれていくストーリーもステキ。
否:展開はかなりファンタジー要素が強く、理屈で理解は出来ないので、その辺りの好き嫌いは分かれそう。小さい子が怖がりそうな場面も少しだけある。
両親の愛情を妹に取られ、閉口するばかりだった甘えん坊のくんちゃんが、数々の不思議な冒険を通して、次第にたくましくなっていく様が微笑ましいです。そして冒険のことは知らずとも、そんなくんちゃんの成長ぶりに目を細めつつ、自分達も子育てに悪戦苦闘しながら、少しずつ親として成長していく両親の姿も、また感慨深いものがあります。
また、このお話の中でもう1つ印象的なのは、過去や未来を繋ぐ「家族」の物語であるということです。くんちゃんが冒険の中で出逢う、自分が生まれる前の家族達や、未来の妹。彼らの存在や言動を通して教えられる「小さな出来事の積み重ねで未来が作られていく」という様子も、また心に残ります。
ファンタジーなので理屈で観るのではなく、家族で色々な感情を共有しながら観たい、そんな作品といえそうです。
意味がわからない
正直言って映画にするまでの内容でもなかった気がします。映画は何かテーマがあるものなのに、そのテーマが全く伝わってきませんでした。そして疑問に思うところが多すぎて映画中も見た後もずっともやもやしていました。まず、同じ場所に同じ人が2人同時に存在することはない的なことを言っていたにもかかわらず、駅でくんちゃんと未来のくんちゃんが同時に存在していました。お雛様をしまうくだりは本当に必要だったのかも分かりません。みらいちゃんの痣もおおげさすぎます。ゆっこが人間になったりくんちゃんな犬になったりする意味もわかりません。その場面いる?というところが多すぎでした。大きな木に突っ込んでいって色々な人の過去を見るところでゆっこがお母さんと土手に座っている場面で少女だったのが1番の謎でした。ゆっこは結局男なんですか女なんですか。1人で作ったの?と思うくらい矛盾している点がたくさんあります。時間とお金の無駄でした。
面白いというより感慨深い
ここの酷評見てどんなしょうもない映画かと思って観に行きましたが、個人的にはかなり楽しめました。
ここの感想が二分化されているのを見ると人によって感じ方に凄い差が出るようで。
別に何かを説法のように説くわけでもなく、当たり前の事を色んな手法で表現していて、なかなかアニメの良いところを思いっきり使った感じがあって良かった。はっきり言って考えに考え込まれていて無駄がないなぁと。
ただ当たり前の事なんだけど、忙しい?日常と繰り返される毎日?によって忘れるというか、考えなくなるというかそんなものを掘り起こされた感じで、一種の癒しに近いと感じました。
今はもう亡くなった祖父母達に愛されていたから?かはわからないけど他の方達と違う感じ方が出来るのはやはり愛されていたからかな?と、ふと今更感謝している鑑賞後でした。
あ、最後になりましたが毎週山下達郎さんのラジオも聴いているので最初から最後まで楽しめました。
この映画を製作していただきありがとうございました。
そんなに薄い?いいえ。
この映画が薄いと感じる、ただの家族のつながりがなんだっていうんだ、と?
私はそうは思いませんでした。薄い様で薄くない。軽い様で軽くない。ファンタジーな様でリアル。
上手く纏められなかったであろう余計な内容も確かにあります。けれど、くんちゃん(子供)が主人公だと改めて考えると、そんなに余計ではないのでは。
これを薄い退屈な内容と感じてしまうような環境で育ったのは正直羨ましくもありますが、この、何とも言葉で表現し難い大切なことを知らずに過ごすのは、私は嫌です。
両極端なレビューは、今、激変しつつある日本の社会、人々を反映しているかのよう…。映画を見て、レビューを見て、色々と考えさせられました。
兄、姉、弟、妹、独身の人、これからパパママになる人、定年した人~、
様々な時代、立場で感じて欲しいという細田監督の願いの様なものを感じました。
映画、見に行ってよかったです。
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