未来のミライのレビュー・感想・評価
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本当に細田守なの?
細田監督とは家族観が合わないと以前から感じていました。それは今回も変わらず。今回はそれに加えて色々と破綻しすぎていて、見続けるのが苦痛でした。
物語の紡ぐ大切なところを放り出して、描きたいとこだけ描いたという印象。映像は綺麗でも脚本は素人の作品かと思うほど。
くんちゃんが泣きわめいているところはとても子供らしくて可愛かったのですが、彼の使う言葉がまったく子供らしくなく、4才児の口から出る「確かに」というセリフに驚き、あきれました。
残念です。
くんちゃんの両親が典型的な「子供心を理解できない親」であることにイライラし、くんちゃんのお母さんが(子供の頃に)母親に怒られて泣いて謝っているところは悲痛にさえ聞こえて、この連鎖に何かあるのかと思ったが何もなく、精神的に問題のあるように見せつつそれを何かしらの解決に導くようなこともない。
細田監督自身がどこか破綻しているのではと思うほどです。親子、家族、人間というものはどういうものなのか。それを考える事が出来ないのなら物語作りなどやめていただきたい。
脚本が… 発想がよかっただけに残念
映像美
近年のアニメ映画の隆盛もあって、映像美などは普通に感じました。
○良かったポイント
ターゲットは親世代なのかな?
見る世代によって感じ方がこうも違う作品なのかと思いました。
過去や未来、仮想世界を見る発想も面白い。
ただそこまでの評価で少し深い内容にできたような気もします。
ひいおじいさんの若い頃、お母さんの子供時代はノスタルジックな気分にも浸れます。
(バイクの描写は結構好きです)
☓気になるポイント
どうしても主人公の年齢が幼いため心理描写の内容も浅めです。
盛り上がりのポイントも少なめです。
公開初日も相まって家族連れや子供も多くいましたが、私含め少し退屈している様子でした。
登場人物もそれなりに焦点を当ててるのですがよくも悪くも断片的です。
もって見せてくれたら面白かったかも。
主人公がもし青年くらいだったら、
随所に盛り上がりを見せる工夫があったら、
もっと違う結果になったと思います。
脚本の出来を考えてしまうような気持ちになる作品でした。
とにもかくにも声が残念
細田は親としてダメだと思う
アニメ版ファミリーヒストリーといったところだろうか。
細田守は星野源が演じるお父さんに自らを投影し、自らの親としての未熟さ、上の世代への劣等感を描いている。それは細田の本心なのだろう。ひいじいさんといった上の世代のキャラクターの欠落を描いていない点からもよく分かる。
ただ、4歳児に家族の大切さを説教している時点で、バケモノの子にあった子供へ物わかりの良さ求める異様さ、幻想のようなものを捨てきれていないと思う。
バケモノの子でうっすらと見えていた子供への違和感を今作ではっきりと感じられる。
細田の考えは親として共感できない。また、それを未来に言わせる点も好きになれない。
それを描くとしても、それを理解するのは観客であって、くんちゃんではないだろう。くんちゃんはもっと小さく、ちょっとした成長が見られれば良かった。
キングオブコメディじゃないけど、
だって、まだ子供なのだから。
脚本…
子育て世代向けアニメ
これまでの細田作品に比べるとかなりスケールダウンして、ひとつの家族だけの話というかファミリーヒストリーと言った感じの映画だった。私のように子育てを終えた世代にとっては懐かしい思い出を蘇らせてくれたが、果たしてこれを子供が見て喜ぶかはちょっと疑問。よってこの映画は子育て経験のある成人向けのアニメといったところだろう、アニメ映画としての完成度は高いのだけど低学年層には退屈かもしれないので興行成績的にはちょっと心配。
PS 7/24マイルを使って再鑑賞
なんとなく見落とした感があって再鑑賞したが、これが良かった初回見たことがストンストンと腑に落ち、この作品が実に良くできた作品であることが確認できた、皆さんも2度見ることを推奨しますよ。
???
人間が産まれてくる事は奇跡、みたいな事が言いたいのだと思います。自分の先祖達が、それぞれの人生を歩み、色んな悩みをかかえながら生きて、その先に私たちが産まれた。みたいな。子をもうける予定がない人間にとって辛い映画です。この映画を観て学んだ事は、子育ては大変だということ、長男、長女の赤ちゃんがえりは大変だということくらいです。時をかける少女、サマーウォーズのようなワクワクドキドキは皆無です。ただの子育ての映画。
犬に投げて遊んでた目が書いてあるボールが欲しい
生育期の検閲がされてない時点でモヤモヤ
主人公を中心に描いた映画
去年の「スターウォーズ 最後のジェダイ」を観に行っていた時に、この映画の特報が公開されていたので、是非とも観に行ってみたいと思いました。
(以下、ネタバレあり)
この映画は、主人公「くんちゃん」が4歳児であること。それから、主人公を主体として物語が進行しているシナリオだと、感じております。
物語は、妹のミライちゃんが誕生してから始まります。
ミライちゃんが誕生してからは、両親は妹に面倒見るばかりで、くんちゃんはかまってもらえない状態です。しかし、両親の立場を考えてみれば、父親は家事と仕事で、母親は妹の世話と仕事で精いっぱいで、くんちゃんの世話するのは、中々そう上手くはいかないなと思ってしまいます。
育児と家事と仕事で、精いっぱいな状態なので。
くんちゃんは実にわがままな性格で、構ってもらえなかったら、怒ったり泣いてしまったりという様子です。しかし、これは子供であることは自然なことであり、子供というのは親がいないと、寂しくなったり不安な気持ちになってしまうから、感情を直ぐに表に出してしまうのではないでしょうか。
子供というのは人生経験にしても、まだ未知なことだらけであり、特に幼稚園児は「未就児」という立場でもあります。くんちゃんは未来のミライちゃんと突然出会ったり、現代から過去へタイムスリップし、家族の波乱万丈を自ら経験していました。
くんちゃんは、後に少しずつ成長していき、家族との愛情の輪を広げていく、そんな感じのシナリオだったと私は感じています。
作画も柔らかな感じで、ほんわかしているのが良いと思います。個人的には、こういうの好きです。
この映画で、初めてレビューを書かせて頂いたのですが、参考になってもらえれば幸いです。
表現はあるがストーリーは無い
今迄で最低、ホントにつまらない。
マジでつまらないです。
私は時かけからの細田監督作品が大好きです。だからこそ言いたい、ホントにどうしちゃったんですか、細田監督…。
わがままな主人公がとりあえず相当うざいです。見ててムカついてきます。
あと声が猛烈に違和感です、子供の声ではない…。
ただ、このわがままは何かの伏線なのかと思って我慢しましたが、特に何も無く終わりました。。
何なんですかねこの映画?
育児してるだけの前半は特に苦痛。
どっかで見た様なシーンばかり…
あと、雛人形片付けるくだりであんなに尺使うか普通?
仮に未来ちゃんの将来の旦那なりに関わってくるとかならと思って見てましたが、当然なし。
未来ちゃんの手のアザとか何の意味があったんだよ…。
もっと描くべき事が沢山あるだろう…。
唯一、声優としてひいじいちゃん役で出てる福山雅治がとてもいい演技でした。
ああいう男は惚れますね。
これ以外は特に印象なし、マジで何も残りませんでした。
とりあえず、前作もそうですがやはり脚本から奥寺さんが抜けたのが大きいんでしょうか、キャラクターや話しに全く魅力なし、説得力なし。
時かけとかあんなに面白かったのに…残念です。
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