未来のミライのレビュー・感想・評価
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なにを伝えたいのかわからない
予告の時のイメージとまったく違いました。
ミライちゃんの名前がタイトルだが
そもそもあまりでてこない…
ストーリー展開がなぞ。
妹が生まれて親への嫉妬や赤ちゃん返り等、
くんちゃんの気持ちがすごくわかる反面、
周りは"もっと大人になれ""わがままだ"という。
「ミライちゃん(妹)好きくない」といったり
ミライを電車でたたこうとするくんちゃんに
その理由をきかず周りは責める。
最後はくんちゃんが怖い思いをして
ミライを妹だと認めておしまい。
まわりは何も変わらない。
未来のミライやくんちゃん、
人間版わんちゃんなど
でてきて何を伝えたかったのか
なんのメッセージ性があったのか
最後までよくわからない映画でした。
途中画風がかわり、コメディーになったり
ホラーになったり、
あれも統一感がなく笑えなかったです。
期待はずれでした。
期待しないで行って、意外と感動。
タイトルに尽きます。
相方に押されて、渋々見ようか…となりました。
今までなんとなーく細田作品は避けていたので。
"この夏最大の感動作"かはわかりませんが、
終盤の
「おじいちゃんが泳いで生き延び無かったら
おばあちゃんがわざと負け無かったら
私たちは出会ってなかったかもしれない
そんな小さなことの積み重ねが今に繋がってる」
※ハッキリは覚えてません…
というミライちゃんのセリフかな?が、
妙に刺さって、号泣してしまいました。
自分のご先祖さまや、自分たちのことに
置き換えて考えたからかな。
そういう意味では、日々の有り難みを
思い出させてくれる作品でした。
ただし…
・タイトルがアンマッチ
(未来より過去に焦点当たってる)
・くんちゃんの声のアンマッチ
(これは皆さんおっしゃってますね)
のため、前半は少し持て余しました。
テレビ放送されたら録画してまた見たいな。
安易すぎる
私には子どもがいないので親の感覚はわからない、のだが...なんでこうなっちゃうのか...という気持ちしかない。主人公たるくんちゃんに必要だったのはあの手のファンタジーではないだろう。だって彼の成長(?)はほぼあのファンタジー要素が契機になっている訳で、じゃあ親ってなんなの、となってしまう。親を一個人として知ることが大事だというなら他にいくらでも描きようがあったし、そうするには主人公が幼すぎる。私たちは現実にはあのようなファンタジーに巡り会うことなくそれでも生きている訳で、率直に言って安易な感じしかしない。
後は完全にこの映画は予告編詐欺だと思う。彼は冒険しない。予告編製作は本当に考えて欲しい。この手で見せようと思うなら安易にすぎる。
とは言え子育てをしている層には刺さるのかもしれない。子どものいない者が観ると...割と絶望する。希望のない映画だと思った。
作画には気合入っていたし声も総じて良かったとは思う。ただ物語の帰結がどうしても入ってこない。
正直、あんまり子どもには観て欲しくないなあと思った。
子供の孤独を描いた作品
今までの細田監督の作品が楽しかったので今回も見てみましたが、一体どうしたの?と言いたくなる内容でした。
雰囲気で見る作品だとしても理由や伏線、回収が不明瞭過ぎて普段からアニメ作品に触れている人にはぺらぺらに見えると思います。
くんちゃんの癇癪は4歳児であれば当然のことで、くんちゃんを無視する親の表現が極端過ぎて見ているほうがつらかったです。
ファンタジーを挟んで夢の中?で色んなことを学んでくんちゃんは成長していきますが、親からは何も学んでないんですよね。
親から与えられた孤独をフィクションで埋めていく姿が痛々しくて見ていられませんでした。
親たちが最後に子供達と過ごすことで自分たちが変わった、ということを言うときにうろ覚えですが「あの子達のせいだよね」という言い方をしたのも一気に子供がつきはなされたように感じました。いい意味で言ってるはずなのに言葉の選び方が冷たすぎると感じました。
家族愛を謳っているわりにはとにかく親のありかたに疑問をもちます。
また、未来のミライという作品名なのに対して未来のミライちゃんがほとんど出てこないのもタイトルとしては失敗だと思います。
未来からやってきた理由がないのも物足りない。
良かったところは映像の美しさとひいおじいちゃんのエピソードです。ひいおじいちゃんの生きざまを作品にしたほうが良かったんじゃないですか?
同監督の今までの作品と比べてしまうのでかなり厳しめの評価となりますが久しぶりの上映の途中で帰りたいと思う作品に出会いました。
普段あんまりフィクションを見ない、育児経験のあるママあたりが見たらこんなことあったな~と楽しめるのかもしれません。
子供の孤独表現として結構ホラーな演出が入るので小さいお子さんにも向いてないと思います。夏休みなのでお子さんを連れて映像見に行くなら別のアニメ作品にされることをオススメします。
低評価も理解。でも私は好き。
正直私はドンピシャだったから楽しめたのかもしれません。くんちゃんと同じくらいの息子がいるので、がっつり感情移入しました。
でも十代とか学生の頃に見てたらどう思ったかなぁとは思います。
あと、萌歌ちゃんの声はたしかに男の子の声でもなかったので正直慣れるまで違和感ありました。
楽しめた人間からすると、四歳児ってあんなもん。むしろ、未来ちゃんに本読んだり、ママをヨシヨシしてたり、自転車頑張ったり、未来ちゃんが連れてかれそうなのを守ったり、くんちゃんすごいいい子だと思いました。
4歳なんて、幼稚園に行きたてで、まだ何も世の中をわからなくて、パパとママが世界のすべて。そりゃあ、かまってもらえなくなったら、世界の終わりと絶望しますよ。
確かに昔を思い返すと、子供のころは家の外や社会を知らなくて、漠然と恐怖や孤独を感じてた気がする。
そんな子供の視点から見た世界を素敵に描いた映画だと思います。
未来のミライ
なぜ懲りない?
前作「バケモノの子」で広瀬すずを起用してさんざんな評価だったのに、またやらかしましたね
姉の上白石萌音は「君の名は。」で高評価を得ましたが、妹はこれでしばらく吹き替えのオファーはないでしょう
4才の男の子はあんな風には話しません!
これは断言できるでしょう
どんなに頑張って「この子はこういうキャラなんだ」と思い込もうとしても、私には18才の女の子が感情的に喚き散らしているだけにしか聞こえませんでした
黒木華の未来ちゃんが上手かっただけに、上白石萌歌の酷さが際立ってしまったようです
最近の話題に上る有名アニメ作品は、例外無く有名タレントや人気俳優を主要キャストに使い、ことごとく作品を駄目にしていると思います
ちゃんとオーディションしてますか?
してるならこんなキャスティングは無いのでは?
「風立ちぬ」の庵野秀明同様、ちょっと酷すぎませんか?
「羊と鋼の森」では身の丈に合ったみずみずしい演技をしていただけに、彼女がかわいそうです
女優と声優では求められるものが違います!
両方やるならそれなりの技量が必要でしょう
それを無視してネームバリューだけでキャスティングするのはもう止めていただきたい
日本的エディプスコンプレックスの物語
これまで一人っ子だったくんちゃんが妹の未来ちゃんの誕生を切っ掛けに、「二者関係の三者化」というエディプスコンプレックスを経て自己を獲得していくというお話。
もっとも本作の父親はほとんどエディプス的な意味での〈父の名〉としては機能しておらず、その代わりに未来から来た妹や若き日の曾祖父が〈父の名〉の機能を果たしているのが面白い。
これらの不思議現象の説明としてはタイムトラベル的な何かではなく、いわゆるユング的な集合的無意識が顕在した白日夢という理解で良いかと思われます。
いずれにせよ家族全体がまるごと〈父の名〉として機能するという、母性原理社会日本におけるエディプス葛藤のモデルを描き出したものとして観れば本作はとても秀逸な出来だと思う。
ただ、Twitterで見かけた「よそん家のホームビデオ」という感想の通り、やはり物語として素直に共感できる層は割と限られそうな気がしますね。
未来のミライというタイトルの割に未来の未来ちゃんはそんなに出番ないです。ひぃじいじの格好良さと東京駅の映像美は素晴らしいです。
夏休み用映画
細田守監督で、夏、山下達郎の主題歌という定番要素満載と来れば、観ないわけにいかない。昔でいうトレンディドラマと同じで、パターンは決まっていて、抜群の安定感なのだが、1話飛ばすと不安でしょうがない、あの強迫観念が蘇る。
数世代に渡る、親子の系譜を、子供視点で見るファンタジー。イヤイヤ期の4歳児のあるあるが満載で、子供が小さかった頃を思い出し、ニヤリとさせられた。
主人公のくんちゃんに、さすがに感情移入は出来ないものの、未来の孫を観ているようで、ハラハラさせられた。アニメなのだけど、転ぶとドキリとする。ホントに孫が出来たら、こんな感じなのだろうか。
手放しで絶賛するほとではないが、丁寧に作っている感はあり、夏休みの息抜きに丁度良い。
大雑把な内容についていけず
絵は綺麗で動きもいいので、映像美を楽しむという点ではアリな映画でした。
ストーリーを楽しむという点では完全に✕
くんちゃんが様々な経験を積んで自分のルーツを辿ってゆくのはいいんですが、1つ1つのエピソードの作りがかなりザックリなのでまず感動できません。
それでいて全体的な繋がりも持っていません。
何でそうなる?と言いたくなるような所が満載で、説明もかなり不足しているため置いてけぼりをくらいました。
例えば終盤でお母さんが猫を苦手になった理由が明かされるシーン。
そもそも猫が苦手なんて描写あったっけ??
意味がありそうで実は何でもない場面が多すぎるし、やりたいシーンだけやった結果前後の繋がりが完全にチグハグしてます。
せっかくの感動的なシーンもイマイチよく分からん状態に-
そして気が付いたらエンディング。
共感できるできない以前に「理解」することができませんでした。
説明不足のおかげで鑑賞後の考察が意外に盛り上がりましたね。
そこは良かったです。
くんちゃん高校生になって随分冷めた性格に豹変してたけど、何があった!?とか
テレビで編集されたバージョン見たほうがまだ面白いかも
自己満足たっぷりの私小説。
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