未来のミライのレビュー・感想・評価
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ファミリーツリー
これは観る前から楽しみにしていた作品。
何故って、これだけ評価の別れてるのも珍しい。
1か5かみたいな。
さて俺はどうレビューするか?
と思って観た結果、好印象。
細田守版ファミリーツリー。
くんちゃんの一年くらいなのかな?成長記録。
妹の未来ちゃんが生まれて、ヤキモチから始まって、克服するまで。
そこに未来のミライちゃんや過去のひいじいじ、ユッコが関わって、この辺は細田守の味。
また、今の時代は両親にじいじとばあばが関わる。
そのやり取りが微笑ましく、自分にとっては懐かしさもある。
この両親の成長でもある。
そういった話として観れば、とてもいい映画👍
盛り上がるエンターテイメント作品を期待してたら拍子抜けするな。
追記。
その後高1の娘が鑑賞し、普通に面白かった、可愛かったと。
ただ、子供ってあんなにうるさく泣くんだね、と一言。
それ聞いて、僕ら夫婦はそんなところは全く気になっていなかったのでその反応にビックリ。
子供の泣き声って慣れてない人には五月蝿いんだなと改めて思う。
評価の分かれ目もそれって大きいかも。
傍観者の育児感?
夏休み家族揃って楽しめる映画との宣伝でしたが
育児の分担を問題提起する物語?
そこだけはリアルでしたが、実際この作品を作った方自身が、育児にしっかり関わっているのかとても疑問です
家の作りに段差が多い、注文住宅なら子供がつまづかないようにバリアフリーに限り無く近付けるのが主流だと思うのですが
テレビ台の角、家具の角にはスポンジを貼り付ける位に気を使います、間違い無く頭をぶつけますから
赤ちゃんに物をぶつけるなど殆ど有り得ません、赤ちゃんに対する親の行動を見て、とても弱くてお世話しなければいけない存在とちゃんと知っています、4歳児をナメすぎです。
主人公のくんちゃんはぶつけてしまうくらい幼い感情の子供なのに、この後起こる不思議な出来事に、成長の過程もすっ飛ばして謎の適応力と順応性を見せます。
いくらファンタジーとは言っても、違和感を感じさせないそれなりの整合性は絶対に必要です
夏休み、家族で見るには忍びない、育児や家事の女性側に立った問題提起作品をアニメで?と思いきや
セーラー服を着た未来の妹が、行き遅れを心配して雛人形を片付けに来るのはどうでしょう?
もう女性が結婚を人生の最大目標にしている時代でも無いはずです、未来では更に。
何だかチグハグです。
特にリメンバーミーをビデオで見た後なので訴えるものが、感動が、感じられ無かった。
伝えたかったテーマは同じ「家族愛」だと思うのですが、その差に愕然となりました。
メディアが絶賛する作品で、日本を代表する監督だからこそ口惜しい。
全体的につまらない
それほど悪くは
このサイトでも低評価か多くて、全く期待しないで見に行ったら「結局拾い物だった」と思いました。
確かに上白石萌歌が担当した主人公の4歳男子の声には違和感があったけど、話が進むとあまり気にならなくなる。「プロメテウス」の剛力彩芽よりは、ずっとマシではないか。
キャラクター設定がおかしいとか、話の展開が唐突だとか、色々な評価はあるでしょう。でも、こういう映画もアリだと思います。
あまり悪い評価をしなかった人には、この作品の無理な設定にも「ある程度共感出来る」人たちなのでしょう。結婚して子供が出来て子育てに苦労しているか、もしくは昔苦労した人たちも共感出来そうです。
それが子供じゃなくても、障害者を子供に持った人たちには共感出来ることが多いと思います。その苦労をした人は「これくらい全く問題ないレベルの大変さ」と思えるかもしれません。障害者の親でなくても、兄弟など家族として育って人たちも共感するかもしれません。
要は見る人によって大きく評価が分かれる映画、ということだと思います。近頃の面白くないテレビドラマに比べれば、まだマシだと思いますよ。
4歳がこんなに達者⁉︎
絵はとても綺麗。
だけど話は無理があるのではという設定だった。
4歳の子がこんな言葉分からないでしょ?って思った。
くんちゃんの声も、4歳の男の子にしては無理があると思った。
細田監督の映画はメッセージ性があって好きだけど、今回は無理にメッセージを入れていて違和感があった。
もう少し4歳くらいの子を観察してから書いた方がよりよい作品になったのではないかと感じた。
残念。
成長物語
妹ができた3歳?の男の子の成長物語。
ひいじいちゃんとのエピソードが秀逸。自転車に乗れるかどうかというだけの話を、こんなに心踊る流れにしたのは、流石としか言い様がない。きっと、俺同様に男性に受けていると思う。
この監督の今までの作品のように、しっかりした一本のストーリーが進んでいくスタイルではなく、エッセイ集のようにいくつかのエピソードを見ていくスタイルなので、ちょっと変わった感じがした。
また、前半の未来のミライちゃんと愛犬ゆっこと一緒にお雛様を片付けるシーンまでは、正直長くてかったるいなあと感じた。
けれど、イヤイヤ期の子どもの「愛しいけれど、あー、めんどくさい!」というベースとなる感情をまず観客に共有してもらうためには、必要な時間なのかもしれないな、と鑑賞後には考えている。
今回の映画は、子育て経験のある人には楽しめるが、若年層 青年層にはどうなのだろうか。感情移入する対象はおそらくいないし、明確な敵がいるわけでもない。この映画の面白さ自体が届かないかもしれないな。
映画って難しいんだろうな。日々挑戦なんだね。
とは言え、絵のキレイさ、特に光の描写、そして登場人物を描くスッキリした線、自分はこの監督の絵はとても好きだ。今回は、「息を吹かけて曇ったガラスを手でゴシゴシ擦ったら、こんな風だよね。こんなことまでアニメはできるようになったよ」というのが伝わってきた。
おまけ
山下達郎のエンディングソングは、俺には、「高気圧ガール」に聞こえてしょうがなかった。この人も、いい意味で、ぶれない人だなあ。
というか…
未来のミライってタイトルのくせに未来のミライは全然出てこないし(最初と最後どこからともなくなんの説明もなしに突如出てくるだけ)、超常現象のルール設定がないから客は置いてけぼりにされる。
ほんとにこの映画が売れたとしたらそれはCM予告編を作った人々らに感謝すべき。あのCMがうまかったからで内容はほんとにお粗末。CMのが1分半なのに遥かに心に刺さるものがある。これから未来の妹とどんなスペクタクルな冒険が始まるんだろう!!ってワクワクさせられたのに…全然違いました。
というか、未来のミライちゃんはなんで時空を超えられたのかくらいの説明はせめて欲しかった。細田作品はおおかみこどもまでですね。奥寺さんいなくなってからほんとつまらないってゆーか、素人ですが、ストーリー作成の根本がわかってないんじゃないって思ってしまう。客が観たいとことか、客がかいてほしいところをかいてくれてない。未来のミライは、時をかける少女のタイムリープがどうしたら起こるのかの設定、サマーウォーズのOZについての説明、おおかみこどものお父さんの正体の説明、過去作品を例に取れば、これらがない映画でした。ストーリーの基本、起承転結の起が雑過ぎ。だから置いてかれる。ひな祭りのクダリに時間使ってる暇あるならしっかり説明してください。3人であの部品を取りに行く意味がどこにあるんですか。未来でミライちゃんがひな祭りを片付けないことが原因で重大な恋愛トラブルでも抱えてるのかと思ったらそうでもないし。いらないですよ。声のキャスティングも完全にミスですが、それは次回作で変えれば解決する話です。そんなことより問題なのはストーリーの方。山下達郎さんがほんとに素晴らしい良曲を作ってくれたのに本編がこれじゃほんとに残念。期待してただけに不満が止まりません。
大きいお友達はタイトルとキービジュアルで期待してはダメw
まず初めに言っておくべきは、これは主人公くんちゃんの成長の物語。未来のミライちゃんはそのなかの登場人物のひとりに過ぎないので、大きいお友達はタイトルとキービジュアルで惑わされてはいけない(笑)
作品自体は、「好きくない期(イヤイヤ期)」真っ只中のくんちゃんが、チョット成長するお話をコンパクトにまとめたファンタジー。音工がとても良く作品に集中できたし好感が持てる良作。帰り、劇場のトイレでそこを盛んに誉めてた男の子達が象徴的だったよw
いいなと思ったのは "家族"という単位のテーマや成り立ちをストレスなく扱っているところ。特に子供を持つ親には染み入るものが多いはず。なるほど…イヤイヤ期の幼児を通して描かれるこういった家族賛歌は、こんな時代だからこそ観るべき作品かもしれないと得心したり。
一部、主人公を含む声優に賛否両論が出ているのはまぁしかたないかも。男の子主人公のキャストに女性を当てるのは、この歳の男の子の中性的特性を考えれば順当なのだが、そこが昇華しきれず女の子の声に引っ張られてしまった感は確かにあるので。難しいね。僕は嫌いじゃなかったが…。
本編でくんちゃんと曾祖父ちゃんが時空超えて邂逅するくだりに胸が熱くなる僕はやはり歳のせいか夏のせいかw
「時をかける少女」はもとより「異人達の夏」や「銀河鉄道の夜」などなど、いろんな佳作へのオマージュに溢れているという印象を受けた。
うん、この夏「なんかチョット良い話に触れたいなー」と思う方は、エアコンの効いた劇場で観れば、何か良いものを持ち帰る事ができる可能性大の作品。
坊主憎けりゃ
細田さんアニメに可能性を求めすぎて周りが見えなくなってませんか?
細田監督一生の恥
1mmも面白くありません。ええ。
なぜ面白くないかって、挙げだせばキリがないんですがとりあえず列挙します。
1. 何を伝えたい作品なのかわからない
2. 主人公が幼稚園児(?)であるため、全く共感できない
3. 未来のミライというタイトルがストーリーに関係していない
4. 未来の手のあざなどの伏線が投げっぱなし
5.キャラが可愛くない
6. 深いいセリフもない
製作期間足りなかったからこんな出来になってしまったといわれると納得できるレベルです。
視聴中も
「あれ?これどれくらいから面白くなるの?もう一時間過ぎたんだけど???」
とか、何度も思いました。
一番の見どころはくうちゃんが若かりし頃の曽祖父(だったかな?)にバイクに乗せてもらうところ。曽祖父かっこよかった
俺、別にホモじゃないんだけどなぁ.....
声優は大事ですね。 子どもと観たい。
ミライが会いに来た意味がイマイチ分からない。
そういうことだったのか。
酷評が多いのにも納得はいく。
ただ、私はこの映画を評価したい。
くんちゃんの言動になんだかイライラしたり、ただ淡々と描かれていく平凡なストーリーに、正直なんなんだろうこの映画は....と思っていたが、
ふと、くんちゃんのその姿は、まさに幼き頃の自身を投影したものであると気付いた。
私が生まれた頃、そこには確かな「家族」があった。
そして、その「家族」にとって、私はくんちゃん自身に他ならなかった。
幼児は、1日1日の連続性を持たない。
ファンタジーの中で生きている。
生きている中で、常識・知識・振る舞いを身に付けた我々大人からすれば、幼児のしていることが全く分からない時も多い。
私は幼い頃、母親は神様なんだと思ってた。
何を聞いても知っているし、立派な人であると思っていた。
そんな母親をとても尊敬していた。
しかし、穿った見方をすれば、その母親でさえ幼い頃は、くんちゃん自身であったはずだ。
それは紛れもない事実である。
そして、私の祖母や祖父も同様に。
総括すると、
私にとって、
この映画のテーマは「家族愛」。
ただ、これがメインテーマではない。
本当のテーマ、それは「生命の連続性」
観ている者にノスタルジアを、
言い換えれば
懐古的な思いを巡らせることを主眼としているのではないだろうか。
そして
「全ては繋がってきた」
という非常に純度の高い、強烈なメッセージを伝えているとともに、その位置づけは、
人類の普遍性に対する、シニカルなオマージュ作品。
この映画は、観る側を
それに気付く者、
それに気付かない者
への二極化を余儀なくするのである。
本作は、純度の高いオリジナル作品、そして強烈なメッセージ性を持った作品であるがゆえ、高評価は避けられず、星5つです。
注:私は、この映画を見たことはありません。
誰が楽しめる作品なのか。。。。寝てしまいました。
盛り上がりに欠ける作品だと感じました。
細田監督の最新作ということで期待して観に行きましたが、ここ数年で観た映画の中で1番つまらなかったなという印象を持ちました。
今までの方のレビューでもあるように、1つ1つの話にあまりつながりがなく、過去に行き成長したかと思えば、またくんちゃんが大泣きしていて成長が分かりづらかったかなと思います。
現実的に考えると、4歳の子供は少しずつ色々なことを学び成長していくので、すぐに成長して泣かなくなるわけがないという事も分かりますが、これのせいで映画としては起承転結がはっきりしない盛り上がりに欠ける作品になってしまったのかなと思います。
また、序盤のくんちゃんに尻尾が映えて庭を走り回るシーンや、未来ちゃんの謎の手のあざなど、そのシーン必要あった?これどういう意味?と思うシーンが多く、終盤で明かされるのかなと思っているうちに映画が終わってしまいました。
同じ家族をテーマにした「おおかみこどもの雨と雪」は金曜ロードショーで毎回見るくらいには好きなので、余計残念だなと思いました。
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