劇場公開日 2018年7月20日

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「98分間の4歳児の駄々っ子」未来のミライ オレさんの映画レビュー(感想・評価)

2.098分間の4歳児の駄々っ子

2018年11月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

4歳のくんちゃんの下にやってきた、新しい家族、妹の未来ちゃん。
両親を妹にとられ嫉妬するくんちゃんの前に現れた未来のミライちゃんを始めとした、くんちゃんの周りで起こる不思議な出来事を描いた細田守監督オリジナル長編作品第5作目。

スタジオジブリを継ぐ予感をさせる細田守監督によるスタジオ地図の第5作目は、兄妹をテーマにタイムトラベルなどの冒険活劇要素を含んだ作品。
かと思いきや、全編にわたり駄々っ子を繰り返す4歳のくんちゃんを見せられるある種イライラの募る若干退屈な作品だった。

鑑賞前の予想としては、メインビジュアルにも大きく使われていた未来からやってきたミライちゃんと一緒に未来の世界で冒険する的な話かと思っていたが、そのミライちゃんが現れたのは最初と最後だけ。
自宅の庭で起こった不思議な力により、様々な過去へ行き、昔の家族と出会って交流して行く成長していくくんちゃんを描いたオムニバス的な面の強い作品であった。

全て傑作揃いなわけではないが、前作の「バケモノの子」から期待の高まっていたタイミングで今作は、スタジオ地図としては少し失速の印象。
逆に冷静に考えるとこういう日常的な内容で面白さを出せるクレヨンしんちゃんやジブリで言えばトトロなどはやはり偉大なんだなと別作品の評価アップにつながってしまう作品笑。
でも次作も楽しみにしてますね。。

オレ