「やりたいシーンを詰め込んで、設定はガバガバ。」未来のミライ 枝豆みりさんの映画レビュー(感想・評価)
やりたいシーンを詰め込んで、設定はガバガバ。
評価が低いことは分かって見に行きましたが、終始笑ってしまいました。
次のカットで直ぐに別次元に飛んでるし、犬が擬人化してて何も違和感を持たないのおかしいし、そもそもなぜ犬になって走り回れたのか。
タイムスリップする設定もガバガバだし伏線の回収も雑だし、細田さん監督業だけにしとこうよと笑えてきました。あんなにガッカリしたバケモノの子の10倍酷い...笑
妹が生まれて嫉妬するくんちゃんの姿は納得だったし、細田さんが言いたいんだろうなってテーマもわかる。ひぃじぃじとのシーンなんて、このシーンやりたかったんだろうなって。かっこよかったしまあ良いシーンではあったけれど。
お家も素敵だったし、カットカットは良かったけど、話しの脈絡なさすぎでしょ、もっとまとめてよって感じでした。
細田守監督作品の世界観は好きなので、お願い、誰か細田さんの為に原作書いて!とお祈りしておきます。
うわー!まったく同感です。
こんなシーン描きたいなが先行していて
キャラづくりもストーリー作りもろくにしないで
見切り発車どころか終着駅まで行っちゃった感じですね。
こんなことが許されてしまうんですね。
恐ろしいですね、日本アニメ界。
本当にメイキング映像見てのけぞりました。
イメージで言うと星野源さんって…
自分をイメージしたキャラクターをやらされて
喜ぶ役者いますか?
ラジオでゲストに迎えてキャッキャしてたけど
星野さん説明台詞とか絶対嫌いだし。
あれだけいろんな映画を見て映画評論もできる人なのに
ほんとにこの作品いいと思ってるのかな?って疑問です。
正規の値段を出して映画館で見た自分を後悔してます。
全く。ストーリー作る力は素人以下だと思います。
そもそも物語を作る順序が間違ってるんじゃないのかな。
キャラクター作る段階でこのキャラあの人のイメージね。って…そんでもってその人に吹き替えさせてるでしょ。
この話のお父さん、お母さんがまったく魅力的じゃないのはそのせい。
名前すらないし。この夫婦。
そんなアバウトな作り方してるから、やりたいシーンこじつけただけの「ヤマなし、オチなし、イミなし」の同人誌みたいな作品になっちゃうんでしょう。
素晴らしい作画力があるんですから、今後はストーリーには口を出さない方がいいと思います。