「みんなが怒るのは」未来のミライ eigalalalandさんの映画レビュー(感想・評価)
みんなが怒るのは
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傑作ではないけど、佳作になりかけた残念な映画。設定が上手く行ってないのは、この監督の場合、毎度のこと。映画監督ではなくてアニメ監督。自分も含めて「時かけ」の亡霊ばかり追いかけて低評価しがちだけど、ようやくアニメじゃなくて映画を作ろうと監督がもがいている感じが好感持てる。いわばアニメファンさようなら。映画ファンこんにちは。って映画。
ただ、主張と道具があってない。血脈や役割を知ることで4才児が成長するって、どんな物語やねん。
家族観、子ども観がいびつ。今風狙うのはよいけど、提示されたもの以上の何もない。表面的。
くんちゃんの声はアカン。本気で合うと思ってるなら、耳を疑う。
ケモナーがアカン。監督が思う以上に、大衆は喜んでない。
ギャグがアカン。笑いではなくてギャグになってるんだよね。だから白ける人は白ける。
タイトルとポスターもあかん。これはアカン。一番アカン。騙しすぎ。騙せる時代はもう終わりましたよ。
日テレ?東宝?ヒットさせるための下衆な戦略が見え透いてて、そろそろ割りきって本気で作ってみたらと思う。
みんなそこに怒っているんじゃないの?
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