「期待していただけあって…」未来のミライ 73さんの映画レビュー(感想・評価)
期待していただけあって…
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おおかみこどもの雨と雪、が本当に大好きで、細田守監督新作となれば 自分の中でもかなりハードルを上げて 鑑賞してしまったのですが、それを考慮しても…イマイチでした。
レビューでも多く指摘されていますが、主人公くんちゃんの声が残念でした。女性が演じる男の子役に大して抵抗はありませんが、今回は最初から最後まで ストーリーうんぬんではなく そこに引っかかってしまいました。苦手な声と喋り方でした。制作中、主人公の声を女性にしようか同年齢の男の子にしようか迷っている、と監督がインタビューに答えていたのですが、何故 男の子にしなかったのか… 残念です。
また、話がどこに向かっていくのかよく分からず、正直 「今 なんの時間?」と思ってしまうシーンが多かったのが、退屈に感じてしまいました。登場人物に感情移入できなかったからでしょうか。なかなか世界に入り込めず、間延びしているなぁ…と思う瞬間が何度もありました。
あと、個人的に、絵の CG感?を過去作に比べて、感じたような気がします。手描きの美しさが減ったような気がするのは私だけでしょうか?
期待していただけあって、かなり落ち込みました。
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