「人は人の中で」未来のミライ kijさんの映画レビュー(感想・評価)
人は人の中で
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核家族という言葉が使われなくなったほど、核家族が標準となった現代に生きる人にとって、切実に感じる作品だと感じました。
監督が言いたいのは、「人は人の中で育つ」ということは、どんな社会になったとしても変わらないということ。そして、自分を規定するのは自分自身であり、それをより明確にするのは、家族や人とのつながりだということ。なのかな。
「自分で家出しておいて、迷子にならないで」
迷子センターのロボットがこちらを見て「次の方」など、うろ覚えですがドキリとするセリフがいくつかありました。
自然と涙が出てくる作品で、生きていくことについて考えることができました。
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