「賛否両論の代表」未来のミライ amaterasさんの映画レビュー(感想・評価)
賛否両論の代表
結論から言いますが、全然面白いです。
確かに、声優が悪いという意見もありますが見てればそのうち慣れます。
今作は愛情の攻防が多く見られます。夫婦の関係、兄妹の関係、ペットとの関係。人生のなかでいかに愛が大きく人生を左右するかがよく伝わります。作中でもありましたが「ほんの些細なことがいくつも積み重なって今の私たちを形作っている」という言葉がまさにすべてを伝えていました。
そして、物語も部分部分に強いメッセージがあり、例えば母親の自信家な性格、ひいじいじ(父と勘違い)の挑戦心、自分自信の居場所の再確認など、伝わりにくいのかもしれないがくんちゃんの場面場面の変化からどんどん成長していく様が面白く感じました。
人によって受け取りかたが変わるとは思いますが、夫婦や子育ての経験がなくても愛情の変化という観点で見ていれば共感できると思いました。
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