「“家族”を円ではなく、線で書いた物語。」未来のミライ あたまさんの映画レビュー(感想・評価)
“家族”を円ではなく、線で書いた物語。
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家族のピンチに男の子が頑張る話!
ではなく、お父さんお母さんにも子供だったころがあったというお話。
親たちの若い頃に主人公が立ち会うことで、“心残り”を解消していくお話でストーリーとしてはシンプル。
ただし、演出や設定に問題があるように感じた。
未来のミライちゃんだと気づくためにアザがある。
家事のできないお父さん像を描くのに皿を割らせる。
働くお母さんを描くのに出版社で働いてるなど、
元々作画の勢いだけで魅せる監督だなぁとは思っていたけど、今回は絵以外のチープさが目立ってしまっているところがある。
馬や犬が走る映像やバイクが走るシーンは地味だけど好き。
それでも、AIが自動生成したような映画ではなく、一応監督の個性が見え隠れしているので嫌いって言うほどでもない。
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