「小さな男の子の小さな成長」未来のミライ ローチさんの映画レビュー(感想・評価)

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未来のミライ

劇場公開日 2018年7月20日
全601件中、247件目を表示
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小さな男の子の小さな成長

宣伝から受けるイメージはダイナミックなアニメ映画だが、実際には非常にミニマムな世界を描いた作品だ。そのせいで肩透かしを食らう人もいるのかもしれない。4歳の男の子が初めて覚える嫉妬を乗り越え、お兄ちゃんの自覚を持つ。この映画はそれだけのことを描いている。

大人からみれば、たんにワガママが収まっただけなのだが、4歳の男の子にとっては親の愛が全て新しく来た新参者(赤ちゃん)に奪われるというのは、大事件だ。描かれるのは4歳の子どもの空想世界の大冒険だ。

それにしても細田監督は血縁のつながりに強いこだわりを持っているように思える。主人公のくんちゃんが知らないはずの、お父さんやお母さんの過去に行けるのはなぜなのか。空想の産物ならくんちゃんの好きなものとかが普通だろうと思うが、時空を超えた血縁の不思議な力を細田監督は感じているのだろうか。
このあたりの家族に対する考え方は、万引き家族の是枝監督とは対照的だ。

ローチ
さん / 2018年7月30日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  楽しい
  • 鑑賞方法:映画館
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Nobuo Fujitsuka
Nobuo Fujitsukaさんのコメント
投稿日:2018年8月21日

家と土地とそこに暮らす人たち。この国にあったこととこれからの物語を紡いでもらったように思いました。日本の文化が醸されているようで、田舎育ちの私としては近未来の物語としてよかった。

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