「小さい人たちの感想は?」未来のミライ カロロ恥子さんの映画レビュー(感想・評価)
小さい人たちの感想は?
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やたら酷評されているし、監督の前作「バケモノの子」にガッカリしたので、全然期待しなかったのがよかったのか面白かった
私自身、子どもはいないが甥と姪がいるので
「あ~、このムカつく理不尽な振る舞い、よぅやりよるわ…」
と、共感
お父さんの、子どもは突然出来るようになるから凄いと言ってたのも
「分かる〜!先月会った時はイヤイヤ園真っ最中やったのに、急にお姉ちゃんになって!妹の面倒見てる!」
と、これも共感
唐突に過去と交錯する場面展開も、ご都合主義といえばそうなんだけど、小さい人たちの思考って何事も唐突だし
「これは子どもを描いているんじゃ無くて、子どもの目線、体験で作られた映画だな」
とストンと腑に落ちた
何より、映画館で近くに座っていた保育園年長さんぐらいのお嬢さんが、お雛様を仕舞うシーン(だるまさんがころんだみたいな所)とか、小さい頃のお母さんとくんちゃんがブッ散らかすで、キャラキャラ笑ってた
横浜という街の発展、くんちゃん一族の歴史
上手く絡めてたし、お母さんお父さんがちょっとダメなとこ色々ある、でも子どもと成長していく人物で、私には良い映画だった
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