「疲れた。」未来のミライ こたさんの映画レビュー(感想・評価)
疲れた。
クリックして本文を読む
「子育てのしんどい部分」を描いた映画と感じました。
一人目の子供の時は、妻に任せっきりだった夫が二人目の時はメインで面倒を見るようになる。もちろん一人目の子の面倒も見ながら、そして自分の仕事もこなしながら。(妻は外へ仕事、夫は在宅で仕事)
二人目に手がかかり、なにもしてこなかった夫に家事と子育てを教える妻。それに着いていけない夫。そこへ両親を妹に取られたと感じた一人目の子の嫉妬による赤ちゃん返り。
映画の間ずっと叫んだり、怒ったり、泣きわめいたり精神的に疲れる音がてんこ盛りでキツかったです。
自分自身が未婚で子育ての経験も無いので、作中の夫を将来の自分に置き換えた時に果たして乗り越えられるか不安になりました。
細田守監督の作品としてはラブストーリーでもなく、世界を救う訳でも無いので、そっちの方面を期待して見るとダメな作品と。おおかみこども的な家族のドキュメンタルチックな方面を期待して見ると良作だと思います。
まあ何を感じるかは人それぞれですが。
タイトルに書いた通り、自分自身は見た後「疲れた」と感じたのでマイナス面の記述が多いです。
このレビューが何かの参考になれば。
コメントする