「結局のところテーマは何だったのか...」未来のミライ *さんの映画レビュー(感想・評価)
結局のところテーマは何だったのか...
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テーマが終始読み取りにくい作品だった。
一貫してくんちゃんは「妹に両親の関心をとられて嫉妬している」が、そこには応えずに、くんちゃん自ら大冒険に足を踏み入れ、様々な出会いを経験する。
...これは親からの「妹で手一杯だからお兄ちゃんは一人で遊んでいて」というメッセージなのだろうか?
くんちゃんの孤独に誰も寄り添わない展開があまりに寂しすぎる。
くんちゃん自ら冒険譚を食卓で話して聞かせるも、親は笑って聞き流す始末。
母は微笑んで「あなたは私の宝」...と呟くが、その気持ちはくんちゃんに届いているのか??親のエゴでは??
はたまた くんちゃんの成長物語なのかと思いきや、様々な出会いを経ても尚「ミライちゃん好きくない」を連呼し続け、親に再三八つ当たりするくんちゃん、あまりに成長が見られない。
母親の育児疲れ、父親の未熟な主夫ぶりばかりがやたらリアルで、見ていてぐったり疲れてしまった。
それに私、子供の泣きわめく様子にこんなにイライラするなんて、あんまり子供が好きじゃないのかも...と。
要らない発見すらありました。
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