「絵がきれいなだけの作品」未来のミライ ポンタさんの映画レビュー(感想・評価)
絵がきれいなだけの作品
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いろいろ突っ込みどころ満載の作品。
絵は奇麗だった。近未来の東京駅や長い長いエスカレーターは良くできていたね。ここに1点を入れます。
この監督の過去の作品群が良すぎるだけに相対評価ではこれ以上はつかないな・・・
全体として、俳優を声優に使うくらいにディテールにこだわるくらいなら、もう少し脚本に気を使った方がよい。
まず、ひいおじいちゃんの声なんて諏訪部順一とかで十分だろ。福山雅治とか使って高いギャラ払うなら、もっと別のところに金掛けるといいのでは・・・
脚本は細かいところが弱い。例えば、、(靴に手紙を入れて)ようやく買ったもらった、補助車輪付き自転車。公園デビュー当日に、おやじが補助外すためのドライバー持ち歩いているのはおかしい。
あと、外人の女、見ず知らずにしては、おやじ(お父さんね)と同じベンチって距離近すぎだろ。(愛人か(笑))
ストーリーもめちゃくちゃで何言いたいのかわからん。
「妹との絡みが全てなのかと思わせる題名」で釣っておきながら、実際にはいろんな家族との回想が淡々と絡む話・・・
当初から、幼少期の妹が生まれたことによる嫉妬の部分など3分で終わりにして、年下の兄と年上の妹が、時空を超えて、いろいろやらかすストーリーにすればもっと良い作品になったろうに。
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