「過去があって、現在があり、そして未来があるという当たり前のこと描いた作品」未来のミライ びぃさんの映画レビュー(感想・評価)
過去があって、現在があり、そして未来があるという当たり前のこと描いた作品
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宣伝のポイントが致命的に間違っており、冒険的な要素がほとんどないどころかくんちゃんの家の中だけで物語ほぼ完結している。
キャラクター紹介を見るとくんちゃんとミライちゃん以外は具体的なキャラクター名がなく、作品内でも「おとうさん」と「おかあさん」以上の役割がない記号的な存在。
くんちゃんが時間を過去や未来へ飛んでちょっとだけ成長するヒントをもらうのがメインの話。
個人的には『家族愛もの』というよりは自分が生まれる前にも過去はあって、それが今に続き更に未来へと繋がるということを描いた作品のように感じる。
くんちゃんの描写を見ると創作物で描かれる小さい子供は本当に人間ができているなぁと感じられるくらいにはリアルなイラっと感はあるので、子供苦手な人は観ている間ずっとストレスを感じるかもしれない。
細田守作品としては一番好きな作品です。
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