「家族の成長 を育てる側目線と子供の目線。」未来のミライ タツさんの映画レビュー(感想・評価)
家族の成長 を育てる側目線と子供の目線。
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この映画を見る人はくんちゃんのお父さんとか、お母さんの目線させられるに違いない。
くんちゃんが成長していく過程に胸が熱くなり、お父さんお母さんの気持ちに感情移入してさらに胸が熱くなる。いろんな層が楽しんで観れて、家族という夏映画らしいテーマなんだけども…ハマる人はハマるしハマらない人はとことんハマらない不思議な映画。
盛り上がる部分はあるにはあるけど、分散していて鑑賞後のスッキリとした感じはなく謎のモヤモヤ感。未来ちゃんが未来から来た理由もよくわからないので余計モヤモヤ、その辺は自分で考えろってことかな?
至る所に散見された、細田守過去作品のセルフオマージュやお父さんがなんとなく細田守に似ていたりするのは、この作品が細田守作品の集大成であり、そしてお父さんになって子供を育てた、監督自身の気持ちの整理の様な作品である様な気がする。
監督の次の作品もまた、家族がテーマであるのだろうか…次回作が楽しみです。
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