ミスミソウのレビュー・感想・評価
全136件中、81~100件目を表示
グロいし、誰も救われない
イヤイヤ、陰湿なイジメの果てにヒロインがイジメッ子集団に次々と復讐を遂げる。
そんな爽快感もちょっとあるかな。。。
殺さないまでも、ちょっとトラウマになるような脅しはしてやりたい気持ちって誰にでもあるのでは。
最後に残るのがヒロインでは無かった展開にはびっくり。主役は死なない、という先入観で観ていたのにコレは見事に裏切られた。
ゴア
初期設定に相当無理がある感じ。あと、かなりご都合主義で淡々と事件は進んでいくが、結局、見所はゴアな演出のようで、ミスミソウというタイトルもピンと来なかった。まあ、気持ち悪い映画が趣味な人にはウケると思う。
意を決して観賞
予告編を観て挫折しましたがずっと気になっていた作品なので意を決して観賞。
途中から自分の感覚も麻痺してきたので何とか最後までみれました。
グロいシーンと美しいシーンがごっちゃ混ぜになった作品。
主人公の山田杏奈さんも良かったけど、流美役の大塚れなさんの存在感がハンパなかったです…夢に出そう
グロスプラッタシーンよりもいじめシーンで一度挫折
原作既読。映画化は何かの間違いかと思ったが。果敢なチャレンジは曲がりなりにも成功していると思えた。覚悟していたとはいえ、冒頭いじめシーンのいたたまれなさに一度中断し、『ちはやふる 結び』でメンタルを立て直してから観続けたが。彼、『ちはやふる』にも出てたので余計大ダメージをくらう。
雪景色には鮮血が映えますなあ。
美しい
まず、山田杏奈さんの演技が素晴らしいと素人ながらに思った。憎しみを持ちながらもどこか儚く、静かに復讐をしていく感じが良かった。他の役者さんも素晴らしい。そして何よりも、雪の白と血の赤のコントラストが美しい。殺戮シーンは自分としては得意であったたが、最初の目を刺すシーンと、流美が妙子の手を刺しまくるシーンは目を背けてしまった。ただ、少し安っぽさもないとは言えない。
ストーリーは主人公がこれでもかというくらい救いがなく、胸糞悪い。唯一妙子が生き抜いてくれたことが救いになるのだろうか。
この映画は殺戮シーンもストーリーも良いが、美しさが最も魅力的だと思った。
気持ち悪さはどこへやら
押切蓮介のコミックを、「先生を流産させる会」の監督が映画化。これだけ聞いたら絶対アウトだと思ってたんですが、だいぶ普通の映画でした。
原作は読んでみたけど気持ち悪いので途中でやめた記憶があります。だけど、押切蓮介の漫画が気持ち悪いのはなにより絵のタッチであってストーリではないことに気付きました。
この映画は、よく言えば十分観れて、悪く言えば特徴がなくなってしまっています。全く後味は悪くない。ちょっとスプラッターなシーンが偽物過ぎて残念。
虚しさだけが吹雪いてる
フレッシュで拙い演技、それが逆効果と相乗効果を産み原作を読んでいる人にも納得できる作品になってる。
痛いシーンはたくさんあります。グロいと思う人もいると思います。
だけど、彼女たちの頑張り(特に流美役の子)と降り積もる雪の儚げさと血のコントラストが堪能できます。
1つ言うならラストは原作のおじいちゃんのシーンが良かったかな
やってくれました
映画を身損ねてDVDで観ましたが、ここまでやってくれる素晴らしいね。原作は知らないけれど、監督がかなりの覚悟でこの映画を作ったことが感じられるました。
登場人物全てがどこかしら病んでいるのは閉鎖社会の弊害でもあるのか。そこに入ってきた異物の排除は、みんなの憧れの女子高生の嫉妬心から始まりエスカレートしていく。最後の救いはむしろいらないかも。
田舎って怖いわぁ
気分が悪くなる。
イジメる生徒、イジメられる生徒、先生、アル中の父親、カラスをハンティングするデブ。みんな気持ち悪い。
イジメがエスカレートして同級生の家族を焼き殺すって、完全に理解不可能な展開だ。
そして彼女の復讐。想像してたよりストレートな復讐。
撲殺、ナイフ振りかざし、真正面から向かって行くのは逆に新鮮。
みんな狂っちゃってるけど、一番頭オカシかったのは彼氏という悲劇。
頑張ってくれた方だと....
押切先生が好きで漫画を持っていて実写化すると聞いて、この漫画をどう映像に表すのか期待せずに観ました
ですが私が思ってた以上になかなか忠実に再現されていて感心(笑)まあ、多少凄いCG感あるなーとか無理があるだろっていうツッコミを入れたい所も多々あります(笑)
主役の女の子の悲痛な叫び、表情がとても素敵でした!
まぁ、内容的には漫画だね。
転校先にて虐められ、家族も貶められた主人公の復讐劇。
グロテスクで別映画「バトル・ロワイアル」を思い出させてくれる様なバトル。
しかし、凶器が凶器なだけに「そんな骨までスパッと行くか?」とか「一回で厚着の服を通り越して内臓腹わた出せる一般ナイフって?」とか、チープな感じも否めない。
行動している人物設定が中学三年生達だからタチも悪い。
なんだかんだ観てて、最期は「漫画だな」と。
内面・心情があまり感じられなかったから。
内容は面白かったですよ。
若い人は漫画と現実を一緒にしないで頭軽くして観てくださいね。
余談だが、昔よりは社会的制限などでテレビや映画は視聴規制がかかっているが、規制の概念を外せば昔よりは残虐な作品は増えていると思うし、子供というものは見ようとすればエッチなヤツだろうが、残虐なヤツだろうが見れてしまう。(これは昔と変わらない。)
社会的 規制>悪
現実社会 規制<悪
そりゃ人口減ってもいじめ増えるわ。
原作と同じ感覚
転校を機に学校でいじめを受ける春花は、家に火をつけられ家族を焼き殺されたことから壮絶な復讐を始める…。
押切蓮介による同名漫画の実写化作品。サイコパスだらけの血みどろスプラッタが白と赤の色彩をもとに再現されていて、原作を読んだ時と同じエゲツない感覚が蘇りました。
強烈だけどとても好きな作品
あんな中学生達実在しそうで、凄く恐怖を感じました。あんな事されたら正常ではいられないし、観ている時は女の子の気持ちになりとても辛く許せない気持ちでいっぱいになりました。
トラウマ必至の復讐シーンですが見終わった後のなんとも言えない感覚がとても私好みで、忘れられない映画となりました。
叫びたくなる映画なのに泣けてくる
原作を読んでるけどだいたい原作通りでしたが先生の目潰し&舌噛みがないのと吉江の最後のセリフが無いのは残念でしたが原作よりグロく出来ています。正直ある死体は叫んでしまいました。生々しいシーンが続いてラストに近くなると流美が本当に許せなくなります、殴られるシーンはスカッとしました。エンディングはなぜか泣けてしまった。不思議な映画でした。
少女の殺しが静かにやって来る
大傑作。田舎という底なし沼を舞台に、釘を眼球に突き刺して幕を開ける復讐劇。少女の連続殺人に燃える。決闘は西部劇、雪と血、白と赤のコントラストで情感が高まる、殺しは「静かにやって来る」。イジメの理由のくだらなさや無垢さ(と俺は感じた)、展開の捻りも良し。今年ベスト級!
刃物の切れ味は嘘みたいに凄まじく、人体欠損描写もケレン味満載でこれこそ映画の醍醐味だと感じた。本作が映画初主演の山田杏奈(は初めて見た)が輝いている。彼女が最もフレッシュな瞬間を血塗れで記録した本作は、俺の記憶に刻まれるよ
『先生を流産させる会』の内藤瑛亮監督らしく、ちゃんと反イジメ映画にもなっていると思う。全国の中学生はホームルームで観ること!
ちょっと期待はずれ。
山田杏奈の可愛さは期待通りなんだけれど、幸色のワンルーム含め、ミスミソウもなんだか山田杏奈の印象とは違う作品だと感じた。
なぜそう感じたんだろう。もっと女優として成熟してからの方がよかった気もする。
その点、清水尋也は最高だったな。キャスティング満点。
ストーリーはまぁ仕上がっている感じ。
前半が非常に面白くなかったが、後半にかけて面白くなっていく。
人間、あんなに簡単に死なないと思う。戦闘シーンは全体的にリアリティが足りないと思ったし、笑ってしまうことも多々あった。
ラストに行くに従って、それぞれの思いが表現されてきて面白くなったが、ただただ殺しのシーンが続くストーリーは得るものも少なく、なんとも感じなかった。
赤と白のコントラストがうまく表現されていると思ったが、誰だって思いつくことだし、ラストに出てくるミスミソウの意味も、冒頭から言ってしまってはエンディングが見えてしまう。あれは隠すべきだったと思う。隠しててもラスト見ればわかるし。
中学生ばかりが出てきて、大人はほとんど出てこないところも、学校という閉鎖空間を意識してなのかもしれないが、大人と子供の駆け引きがあった方がドロドロして気味の悪い感じになったのでは?とも思う。
山田杏奈は可愛いのにキワモノの役が多い印象でなんだか心配になる。もっと違う演技を見てみたい。
いい。いいです!
途中から俄然面白くなるのは原作のストーリーテリング力かどこかはわからない。ただ、差し込まれる一瞬の煌めきには鳥肌たったし、主人公の殺戮の顔は非常にいい。そして衣装の色配置。
ただ前半、脚本の問題か、かなり突っ込みどころ満載で、どうせならもっとフィクショナルにベタなスタイルを作ってやってもよかったのではないか、と。
主題歌が非常にいい。エンドロールにもっとかけてもよかった。
ネタバレは避けたいので、キーワードを軸に
壊れた感情
誰にも相談できず内包する悩み、痛み
動き出したら止まらない、止められない、罪悪感を感じながらもブレーキが掛けられない感情
「好き」という感情、感覚の違い
屈折した愛情表現、またその裏返し
バイオレンスな表現を用いてはいるが、
少年少女達の焦燥、葛藤を描いた物語
ワシは最後にガチ泣きしました
全136件中、81~100件目を表示