ミスミソウのレビュー・感想・評価
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お前の眼には何が見える?
山田杏奈が初主演の映画ということでいつか見ようと思っていた作品。
+R15の胸糞映画なので、覚悟して鑑賞。
いや、ヤバいこれは。
具合が悪くなりそうになるほど気持ち悪い映画なんだけど、何故か癖になりそう。。。
田舎の学校に通っている野崎(山田杏奈)は、クラスメイトから度が過ぎたいじめを受けていた。ある日、家に帰ると家が火事になって家族が焼き殺されてしまった。
とにかく、山田杏奈が凄すぎる。
彼女の怒りと悲しみと憎しみを心に閉じ込めている姿。序盤から胸が苦しく張り裂けそうなくらい、可哀想で可哀想でたまらなかった。ブスって言うなよブス!いじめないでよ!声に出してしまうほど耐えられなかった、山田杏奈ファンでございました。
しかし、そこから一転。
その閉じ込めた感情を吐き出すと、ホラー映画顔負けの恐ろしさが見る者を襲う。
可愛さと恐ろしさとを兼ね揃えた山田杏奈、最強で最高です。より一層、彼女のことが好きになりました。
超絶グロい。どこまでもグロい。
今まで見てきた映画の中で群を抜いてグロかった。
振り積もった真っ白な雪の上で真っ赤な血が飛び散るので、量や気味の悪さが際立っていた。
スプラッター映画の中でも上位に君臨するほどだと思う。その手の映画が好きな人にはオススメ。
というか、かなりリアルなんですよ。
山田杏奈以外の演者も物凄い演技だし、いじめ方も焼き殺し方も生々しい。目を背けたくなるシーンがいくつもあるのは、その"リアルさ"が原因だろう。
ただ、好き嫌いは別れるだろうな。
☆0.5でも間違いじゃないだろうし最悪な映画と捉えることも出来る。安易に「この映画オモロいぜ!」とオススメできるような映画じゃない。
あと、後半は同じ展開が続きちょっとどうかなと。
もっと深みがあっても良かったし、前半の緊迫感のまま後半に差し掛かって欲しかったなと思った。
えげつない映画なんだけど、物足りなさは感じた。
とてつもない映画に出会ってしまいました。
見る際は覚悟して見てください。
ある程度覚悟はしていたが…
陰惨な内容だと言うのはコミックでなんとなく把握はしていたけどここまでスプラッターな映画だとは思わなかった…
現実的に考えて山間の閉鎖的な村でこんなに死人が出たら日本全国から人が集まる大騒ぎだろうと言うツッコミは置いといて。
観ているうちに真っ白な雪に飛び散る血飛沫が美しいものに見えてくるのが不思議だったけれど、除雪車に巻き込まれるシーンはちょっとやりすぎ。
そうそう、「ファーゴ」に匹敵する胸が悪くなるような演出だった。当分ひき肉料理は食べたくないな。
可憐でしかない山田杏奈が表情ひとつ変えずにズバズバ人体を切裂く衝撃と虫も殺さないような顔した清水尋也がいちばんのクズだった衝撃がスゴ過ぎ。観る人を選ぶ作品かも。
楳図かずおはどう見たか。
安易な殺し合いは安易な傷つけ合いの暗喩だろうが、見せ過ぎ。
無慈悲な殺傷は演技不要ゆえ見られるが、喜怒哀楽を演らせると途端に駄目。
エグさゆえ後味悪いが、問題は寧ろ演技稚拙を計算しなかった脚本だ。
楳図かずおはどう見たか。
スプラッターではない。
スプラッターって
もっと生々しいものでは????
なんか思ってたのと違った、、、
たしかにグロかったけど
現実味がなかった。
ストーリーは漫画通り?で
淡々と進んでいくけど
ちゃんと二転三転していく。
すごく好きな展開。
キャラクターも会ってて
私は好きだった。
毒親からの子供の叫び
思ったよりグロい映像でした!
グロが苦手な方は控えたほうが良いかもしれません。
いじめから始まって復讐に変わって。
凄い残酷だし、リアルだと思いました。
まぁーこんな子供達だから親も凄い毒親なんだろうなと
おもいながら見てたら案の定毒親ばかり。
毒親の子供の叫びが渦巻いた惨劇って感じでした。
私もこうなっててもおかしくなかったなって正直におもいました。
掃除箱の中に入ってるシーンがなんとなく
心に残りました。
気持ちいいほどの胸糞
最初から最後まで、胸糞です。
何よりも、復讐していく主人公が可愛い。可愛いのに表情が全く変わらない。不思議な魅力と透明感に溢れています。
グロさも、真っ白な雪が調和してくれていて綺麗だなと思わせてくれる。
現実的にありえんだろ!?的なツッコミは置いといて、綺麗な映像の胸糞見たい方にはおすすめ。
B級臭さが無い。何故ならB級だから。
いじめの中心人物がボスキャラかと思いきや、中ボスがいて大ボスがいて…、バトル物のプロットを踏んでるので、男の子ほど楽しめるかも。
グロシーンは原作の感じを活かしてギャグっぽくなってるんですが、B級映画臭さが無いです。
何故ならB級映画として振り切って作られているので、背伸び感が無いんですね。
変に高級感を出さず、よくぞB級感を貫いた感が感じられた感。
いじめが題材のコミック原作ってもうそれだけで拒否反応出てしまうんだ...
いじめが題材のコミック原作ってもうそれだけで拒否反応出てしまうんだけど見終わってみたら思ったより悪くなかった。
釘やらペンチやらボウガンやら毎回都合良く手元に落ちてるところとかナイフがあまりにも切れ味良すぎるところとかいろいろ気になるところはあるけど…
春花の最後上に向かってフェイドアウトしていくシーンは印象的だった。
ラストで妙子だけ生き残ったのは意見分かれそうだけど私はあり。
つまらない嫉妬心に駆られなければこんな事にはならなかったし春花とも親友になれたかもしれないし夢だって叶えられたかもしれないし、そういうの全部失ってしまった後悔とか悲壮感とか現れてて良かったと思う。
嘔吐シーン多くて気持ち悪いからもう二度と見たいとは思わないけど。
素晴らしい(人選ぶけど)
若手俳優達の演技、映像美、音楽。
原作知らないので映画としての評価だが、久々に良い邦画観た気がした。
イジメの範疇を遙かに越えた暴力。
観ていて辛くなるシーンだが、だからこそ一転反撃を開始するところからは、心の中で拍手喝采。
やり過ぎとも見える復讐劇だが、受けた被害が大きいほど、反撃のカタルシスも大きくなる。
そしてこの映画、暴力的なばかりでなく脚本のツイストも効いている。モチロン酷い方に!
しかし終わってみれば実は少々恥ずかしい程の青春映画だった「バトルロワイアル」と同じく、歪んだ形ながら美しい友情映画だと判る。
この映画にリアリティが無いとか、子供たちの演技が棒とかの批判はお門違い。
この映画がリアリティ満載だったら逆にどうだ?少女のリアルな殺人シーンがそんなに見たいのか?とてもじゃないが映倫の許可は降りない内容だし、そもそもリアルだけで云ったら直ぐ警察来ちゃうよ。除雪車のシーンみたいな最早ギャグ的な演出が有るからこそ、イジメ、殺人、ダメ絶対。
と、映画として割り切って観られるんじゃないか。
若手俳優の演技については此れも演出だ。大人びた言葉を遣いながら棒読みさせる事で、まるで感情が無い様な不気味さを持たせている。ナチュラルにイマイチな子も居たけどね。
映画のリアルは追求すべき作品とそうではない作品が有る。ゾンビのリアルを想像してみてください。映画にならないでしょ。
まあこの映画を冷静に楽しんで観られるのは、自分がアホみたくホラーを観まくったからで、「バトルロワイアル」どころか「ホステル」を冷静楽しめる暴力耐性が必要なので、しっかりと自分が楽しめるかどうか見極めが必要です。
だが、それでもオススメ。
狂気の中学生!でも
アマゾンプライムで視聴
いろいろな感想は仕方ないと思います。
まず、原作がグロい上に決してうまいとは言えない絵であることを考えると、そこから意訳して、あのような画面になったと思います。そこは、とても美しく、成功している。
特に、赤と白の対比
血の赤が映えるように、主人公山田杏奈には白いセーターと真っ赤なピーコートを着せたこと。本当は仲が良かったはずのいじめリーダー大谷凛花は金髪。更にルミとの対決時はブーツ以外は全身白のライダーがかっこいい。
殺人方法はかなり力技。
放火、撲殺、刺殺、ボーガンによる射殺、崖から転落して骨折(そのまま放置)、ハラキリ、木の枝で喉を刺す。極めつけは除雪車による轢死(ミンチ!)
スプラッターホラーなので、グロは仕方ない。
でも、そこに日本的な叙情があり、コメディには陥っていないことは褒めたいと思う。ハリウッドだったらもっとグロいか、キモいか、あっちの世界かして、作り物を強調するよね。
「嘆かわしい!」の山田杏奈はヒロインとしてとても良かった。
意志の強さを感じさせる眼差し。小柄だが色が白く脚も長い。
悲劇的だが諦観を含めた揺れ動く心情をよく表現していた。
「犬鳴村」にも出ていた大谷凛花、子役上がりの大塚れなもよかった。大塚れなは原作の絵とかなりイメージが近く、ブチ切れた狂気をよく表現していた。どこかで見たなあと思ったら、
男子チームは相葉(ちはやふるの須藤先輩:清水尋也)を含めて全員キモいのが残念。
今だったら少年法を盾に「どうせ、子供だから処罰も軽い」とか言いそうだけど。
でも、この時代(中学生が携帯電話を持つようになったころ)の中学生は、けしかけられるとかんたんに暴走してしまうような危うさを持っていた。その意味ではなかなかリアル。
スマホの時代だったら、アプローチが違うだろうな。
まず、いじめはスマホで動画を撮り拡散するというやり方。放火をしても、その場面を拡散するだろうな。精神的にじめじめと追い詰めるのが今風かな?
できれば
本人視点にするなどして、チリチリとした緊張感が感じられるとよかったかも。
今ひとつ
ゴミ置き場以外でも、かんたんに武器を得られてしまうこと。警察が無能なこと。そこかしこで死体が転がっているのに、誰も見つからないこと。わかりやすい放火なのに、犯人が捕まらない。ルミが妙子を襲うがとどめを刺さない。コウのサイコパス設定は必要だったの?
妙子は卒業式になぜ出られているの?
そもそも、閉校するんだよね。担任含め10人以上死んでいるのに、そんな余裕はあるのかなあ?などと疑問は残るが、言いたい事は伝わる。
原作と結末が違うことはある事なので、ハルカには生き残ってほしかったなあ。(死んだとはハッキリは言っていないケド)
全体的には、山田杏奈の表情と雪景色が印象に残る映画でした。
復讐のガンマンと化山田杏奈!
ジャンゴとまでは、いかんが
なかなかやるな!
パツキンの大谷凛香も可愛いけと
サバイバルしたんやな!
えげつない
田舎者やな。
先生も殺して欲しかったなあ!
まあまあ
ちゃいまっか!
壮絶な復讐劇
リリィシュシュに匹敵するくらいの壮絶ないじめ。あまりにかわいそうな主人公役の山田杏奈に感情移入してしまう。それがあったからこそ復讐劇がグロいながら爽快感を持ってしまった。
しかし教育に良くないというか人間の心の底に眠るサイコな部分が炙り出されて何とも言えない感覚に陥る。
たまたま暇でみたレイトショーで全くノーマークなマイナーな作品で最初から最後まで心震えたんだから「参りました」です。ただ人には勧めません。
そして誰もいなくなっ……てなかったんかい!
この作品はあまりにも「過」が目立つ。
まずいじめの根本的原因として「過疎」
それぞれが抱える問題は「過保護」であったり、「過度」ないじめ。
登場人物はまず、主演の山田杏奈以外(山田杏奈はギリ中学生でもセーフ)絶対中学生を「過ぎて」いる年齢(設定はせめて高校生の方がいい)だし、みんな「過激」すぎ。(8割サイコパス)
一応スプラッター映画?なのか描写も「過激」。血が出るシーンはジェットコースターの落ちてる時みたいに腹がヒヤッとした。血の出かたとかはかなり自然な感じだったけど返り血は不自然だった。
かなり人を選ぶ映画だけど自分は好き。「渇き。」とか好きな人にはいいかも。
個人的に気に入ったのは山田杏奈の演技に監督と音楽。
山田杏奈は演技上手いし、いい味出してた。
監督は知らなかったけど、シリアスな作風が上手いと感じた。無理にスプラッター要素入れなくても良かったのでは?
音楽も、一つ一つのシーンに寄り添うようにしていて良かった。
面白かったけど重いし、胸糞だからもう一度観たいとは思わないかな…
最後は思わずうるっときた。
自分が思うにこの作品はスプラッター映画ではなく、ホラー映画だ。
ミスミソウとはあの金髪の子の事を表してるかな?
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