ミスミソウのレビュー・感想・評価
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胸糞悪いけど面白い
狂気と愛は同じもの?
全体評価が高かったので期待しすぎた
で、結局出演者全員狂ってるんかーい。
タエちゃんだけ生き残るんかーい!
閉鎖的な村で無差別殺人が起きた実話があるけど、こんな感じで愛情や恋慕がすれ違って起きるのかなー。
限界集落のLGBTQ問題は根深いだろうな…しかも思春期だし。
アイバくんもサイコパスでシリアルキラーってオチは予想外だったなー。逆に殺されるか、サイコパスはサイコパスでもいじめっ子達を代わりに殺してあげるよ♡的な方かと思ったら方向性が違ったw
演技は棒だし(演出なのかもしれないけど)、(あれ?棒だからこそ折り畳み携帯の時代っぽい古い感じがでてる気がしてきた、そうかやっぱり演出だったのか…?)血は鮮やかで赤すぎるし、特殊メイクもチープ感が否めないし(雪景色でよりチープ感が増してる、都会の路地裏ならチープに感じないんだろうけど…。大変だよね、シンプルって。)諸々都合よい部分が多いけど、コメディ要素のあるグロ作品として考えるべきだなーと。
漫画は絵のタッチが苦手だから読むことはないけど、山田杏奈ちゃんはかわいかったなー。
??
原作に忠実で良かったけど・・・
原作が衝撃的だったから、映画は落胆しそうだなと覚悟してみたけど、わりと忠実だった。
ただひとつ、妙子は生きているって、驚きました。この部分だけ原作ではなかったと思うけど、でも彼女は唯一人を殺していないから?とはいえ、本来のいじめの首謀者ではあるから、「やられ続けてきた女子」に、「似たような方法で」復讐されちゃったからそれで終わり。命まではとられなかったってことで解釈しておきます。
原作はどよーんとしていて、暗い。登場人物もとにかくえぐい、怖い。その中で華のように美しい主人公が際立っていた。映画は、そこまでには至らず。
それでも、復讐される一つ一つ、セリフまで忠実だったから、最後まで一気に見れました。
設定も演出も酷い
The story is unexpectable with po...
閉鎖的な高校生
純粋な人は見ないで
清水尋也くんがかっこよすぎた…
邦画でここまでのスプラッターは初めて見たような気がして、やっぱり洋画よりも感情がわかり易かったりして楽しかったです。
グロ映画としてはリアリティにかけるところもあったけどみんな若いのに演技力がすごくて狂った人格もゾクゾクしました。
山田杏奈さんがすごく可愛くて、可憐で儚い雰囲気と雪景色に赤いコートがめちゃ映てていいなと思って、大塚れなちゃんも演技がすごく生々しくてビックリしました。
なんと言っても清水尋也くんがかっこよすぎて初めは静かそうな好青年で「うわ好き〜!」ってなってからのヤンデレ全開で、血だらけのおばあちゃんに寄り添ったり帰り血まみれになってる姿はまじ湧き散らかしました。好きすぎる〜っっ!!
グロを求めて久々に邦画見たらこんなキュンキュンしてしまってもうちょっと、普通の恋愛映画じゃときめかないです私、ありがとうございました🙏
トラウマレベルのシーンが
原作知らないので
私は原作を知らないので概要だけ見て、覚悟を決めた上で視聴しました。
物語の序盤は「やり過ぎな虐めの結果」に対する主人公春花の復讐だけだと思っていましたし、春花が唯一信頼してたであろう相場とのやり取りから復讐はうまくいって終わるんだろうなと単純に考えていました。
ですが、物語が進んでいくと「なんでこんな事になってしまったんだろう」という所が少しずつ明かされていきます。
個人的には中学生で思考がまだ未熟であり、同級生が数十人しか居ない環境にあったからこそこのような結果に至ったのだと感じました。
なので私は、最後に妙子が可哀想だと感じ涙をしました。
血を見るシーンについては、しっかりとした描写が多くあったので何度も目を逸らしたくなりましたが、多いが故に単純に考えて中学生の女の子にそんな力ある?とか、こんな簡単に?とか考えてしまってあまり現実味はありませんでした。
いまいち
ムカつく相手を次々に復讐していくというストーリーは割と好きですが、ちょっと都合が良すぎる展開とか、もう少し何とかならなかったかと。
最後なんで妙子(?)が生きてるのかもよく分からなかった。
スプラッタマウンテン
血まみれの女が包丁ふりまわす姿が好きな人には超オススメの一品である。
とにかくスッキリできる。
スッキリできるので序盤のいじめシーンは全身全霊で味わいましょう。飛ばしちゃダメですよ。
正直ミスミソウというワードと主人公の野咲を結びつけるには弱いし、DV気質のカメラ男子とか美容師めざし女子、担任の暗い過去など人物掘り下げも投げっぱなしな印象をうける。
たとえば妙子の『美容師を目指してた』『野咲のことが好きで昔仲が良かった』の2要素がこの映画では分離しているので、妙子が野咲の髪を切ってあげる、そして美しい髪を意味ありげに撫でる、みたいな回想を足したりすれば美容師の夢と野咲への思いに関連性が生まれ、その両方が砕け散る美しさが際立つんだけど、なんかそういうのがないので美容師の要素だけ宙ぶらりんになっている。
美容師を夢見てた子がナイフでズタズタにされた自分の手を見ながら「こんな手じゃハサミ持てないよ・・・」と嘆いて死んでいくシーン。マジで大好きだし『可哀想萌え』の真骨頂なのに、肝心の美容師のフリが弱いので「そういや目指してたんだっけ」にしかならないのである。勿体無い。
こんな感じで主人公以外は登場人物の内面や過去の説明が雑であんま効いてない。
ただ!!!!
序盤にも書いたスッキリ要素である。覚醒した野咲がいじめっ子を全員穀してまわるシーンがもうカタルシスが爆発しており爽快そのもの。気持ちよすぎ。腹かっさばかれた子がタイムっつってんだろうが! って謎のキレ方するのがめちゃくちゃ好き。
まあその復讐シーンもぶっちゃけ一番盛り上がるのは最初の女子3人をマッサツするところなので後半は尻すぼみなんだけど、穀しの描写がもう最後までいちいち大げさで言い方アレだけど楽しさすらある。
やり過ぎを通り越してるレベルで殴るシーンはひねくれた中学生がよく妄想するのを見事に再現してる感じだ。さいご百合の綺麗な映像で締めくくろうとしても無駄です。
ここまでやってくれるとさらなるカタルシスが欲しくなる。火事のインパクトが強いので復讐の気持ち良さは十分足りてるんだけど、いじめのシーンがもっと長ったらしくて陰湿だったらもっと気持ちよかったかも。
これはエンタメなのか?
雪原で静かに飛び散る悲しみの血
レビュー200本目。
最近1番観たかった邦画。
野咲春花は東京から田舎に転校してきたが、学校で陰湿ないじめに遭い、ついには家族を焼き殺される。
感情を抑えられなくなった春花は復讐を開始する。
終始重い雰囲気が漂い、それだけでもこちらが病みそうになる暗い映像。
そうかと思えば、キラキラとした過去がチラッと映ったり。
そして、なによりもこの映画の象徴的な、血の赤と雪の白のコントラスト。
不謹慎ではありますが、これは映画というより芸術。
血がこんなに映える映画はなかなかないかと。
雪がスイッチかのように、雪が降り出した時から彼女の復讐が始まる。
いじめっ子、自分の両親を殺した奴らをバッタバッタと切り刻んでゆく。
私利私欲にまみれ、自分の保身に走るいじめっ子たち。
雪がしんしんと降る中、聞こえるのは悲鳴とグサっ、グチョっと春花が命を絶つ音だけ。
スプラッター映画ですが、変な効果音や音楽で誤魔化はないところが良かったです。
確かに描写はエグかったですが、グロ耐性がついてきたのか、思ったほど引きずることもなく。
内藤瑛亮さんらしいところもありました。
もちろん原作マンガありきの話だとは思いますが。
いじめは繰り返される。
流美も女教師も自分がいじめを受けたからあんな風になってしまったわけだし、復讐のような悲しい結末を生むこととなってしまう。
いじめという負のスパイラル。
また、これを観て(自分もそうですが)、いじめっ子への復讐を気持ち良いと感じてしまったり、「春花やれやれー!いけいけー!」と心の底で思ってしまう。
この点でもう傍観者だと、考えれば考えるほど自分が嫌になってくる。
そういう、普段気づかない秘めたる狂気を炙り出してくれるのが、流石だと感じました。
自分もこのいじめに加担してしまうかもしれないと思うと、正直現実的には思えないこの物語もやけに現実味を帯びてくるんです。
あの怒涛のクライマックスで、タテタカコさんの『道程』が流れた瞬間、胸が急に苦しくなりました。
何席も空いた卒業式。窓の外を眺める妙子の表情。
死んでいったいじめっ子たちにも、色々なバックグラウンドがあったと考えると、あんなに嫌だったのに、と急にものすごい喪失感に襲われました。
このシーンだけで星一個分加点です。
血塗れでも山田杏奈さんは美しかったし、清水尋也さんのサイコパス感もたまらなかった。
最近よく見かける中田青渚さんは嫌いになりそうなほどで、今回初めて知った大谷凛香さんや大塚れなさんなど脇の役者さんも名演でした。
片岡礼子さんにはそろそろ幸せな役やってほしかったりも笑笑
ただのグロ映画ではなく、熱量のある芸術映画でした。
原作マンガも読まなくては!
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