スパイダーマン スパイダーバースのレビュー・感想・評価
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おしゃれダイバーシティヒーローズ
アカデミー賞獲ったからクチコミ評価も高いのか?などと思いながら観に行ったが、これは文句なしに楽しめる!日本のカルチャーも含む多様な娯楽文化を代表するスパイダー達が、正義・公正・友情の名の下にきっちり団結して戦う様子は気持ち良くない訳がない!なにより見どころなのは映像と音楽がいちいちおしゃれなこと。エンドロールが本当にかっこいい。3Dで、出来れば4DXで観たい!
おいおい最高かよ!
品川にて滑り込みでIMAX・3Dで観て正解でした!
「これ以上は考えられない!」と確信できる、至極の映像体験には、もはや感謝しかない!
思えば本作を知ったのは、昨年『ヴェノム』観た際。
その本編終了後に本作の一部をチラ見せされたときには、子供向け作品なのかなという印象でしたが、ちと違っていました。私みたいな中二病向けですね、はい。
なもんで、作品世界にグイグイ引き込まれ、まぁなんと胸をアツくさせることか。
原作については明るくないのですが、本作はこれ即ちパダワンの物語。
並行世界からやってきたピーター・パーカーを師に、弟子のマイルスが成長していく姿を、コミックがそのまま動き出したようなダイナミックかつスピーディな映像で描いています。
ホントこの映像体験は唯一無二ですね。
そして、一方では並行世界からやってきたピーター・パーカーの物語でもあるという側面も。
並行世界とは、いうなれば歪な鏡の世界。
やってきたピーターがこちらの世界で目にするのは、自分にも起こり得たのかもしれない別な可能性。
その可能性に蓋をして、目を背けていたのは自分自身だったことに、マイルスとの関わりから気づいていく姿に胸を打たれました。
各々別な背景を持った他者との関わりを通じて、現実を事実として受け入れることで、自身の成長へと繋げていく物語。
これぞアメコミヒーローものの醍醐味!
心を揺さぶられずにはいられませんよ!
あ、もちろんスパイダーマンならではのユーモアとチャラさも健在なのでご安心を。
欲を言えば、集まったスパイダーマンたちそれぞれの見せ場を、もっとたっぷり描いて欲しかったかな。あくまで欲を言えば、ですけどね。
そんなこんなで、めったに出さない5点満点余裕でした!
アプローチのしかたズルい
コミック基本の子供向けスパイダーマン。
第91回アカデミー賞、長編アニメーション賞を受賞と言う事で結構評価も高いし、楽しみに観に来ましたが…
ビジュアルは綺麗でしたが、それだけで単純で面白くありませんでした。
全編通しコミック調な演出も新鮮味に欠けました。
3Dアニメーションもピクサーの様な滑らかな動きではなく、コマ数を減らし若干カクカクしてわざとコミック的なのですが、それがかえってゲームのムービーシーンの様で安っぽいし、背景も吹き出しや効果線を多用しやたらエフェクトを使って派手なだけな印象。
おまけにストーリーも単純、異次元のスパイダーマン&ウーマンが協力しあって悪に立ち向かう… 主人公もここって所でスパイダーマンに覚醒出来ちゃう⁈
日本の繊細なアニメのクオリティーとくらべると、まさにアメコミ。こういう作品に“長編アニメーション賞”の意味があるのなら、的外れな評価だと感じました。
後、配給会社さんに… 声優含めてアニメーション作品なので、吹き替えでなくオリジナルコンディションでの上映館を増やして欲しい。そう言う意味でも子供向けだった様に感じました。
次作、トム・ホランドの「ファー・フロム・ホーム」に期待。
斬新な映像と王道の物語
アニメーションを最大限に活かしながら、王道の王道たるヒーロー成長譚である「スパイダーマン:スパイダーバース」。迷える少年がヒーローになっていく過程に関わるのが「別の次元からやってきたスパイダーマンたち」であること、彼らがスパイダーマン同士ならではの葛藤を分かち合う様。主人公マイルスは最終的には「自分で跳ぶ」のだけれど、そこには様々な悩みや葛藤やショックがあり、それをものすごく手助けするでもなく、でもそこに居るスパイダーマンたちの存在がものすごく大きい。そして家族。家族が自分を受け入れてくれる、それだけでも人は圧倒的に強くなれるのだな...という思い。
ストーリーは王道から全く外れないものではあるが、やはりヒーロー映画というのは勇気を与えられるのがいいよね、と単純に思ってしまう。結構泣けた。
映像は2Dでもぶっ飛んでいたので3Dじゃもっとすごいんだろうなあ。マンガ的要素を存分に活かしながらも、風景のリアリティさは当たり前のように保たれ。それぞれの次元のスパイダーマンたちの個性もやばい。画風があんなに違うのを共存させるのはかなり凄いな...と思いました。
コミック要素を取り入れたアニメ
最高でした
色の洪水
みどころ満載!
スタイリッシュで情報過多な映像。
アニメーションじゃなきゃできない演出。
本家スパイダーマンをパロディにした小ネタに登場人物のメタ発言。
なんというかとってもオタク向き。笑
童顔女子高生キャラクター造形であっり、パラレルワールドといった設定であったり、日本のアニメやマンガによく見られる要素も多くて、そんなところもオタクとしてはなじみ深かった。
実は本家スパイダーマンは映画の1作目しか見てないんだけど、根がオタクな人間としてはそんなこんなでかなり楽しんで観れた。
ハリウッド実写映画1作目のスパイダーマンは望まない力を得て、ヒーローとして振る舞わざるを得なくなった主人公ピーター・パーカーの苦悩とか葛藤が描かれてた(ように記憶してる)けど、本作では、そんなシリアス吹き飛ばすぜ!と言わんばかりにスパイダーマンが次々に出てくる(放射能を浴びた特殊なクモいすぎ。笑)。
そんなお祭り感も楽しい。
あとヒロインのグウェンが個人的にかなりツボ。可愛い!
マイルズとのロマンスと友情の良い塩梅具合も個人的にかなり好み。
ちなみに吹き替え版声優もかなり豪華。
(宮野真守さんはやっぱり上手いし、大塚明夫ボイスはやっぱりシブい。格好良い!!)
洋画は字幕で観たい派だけど、この吹き替えはかなり良かった。
神風のように駆け抜けるセンス
ずっとそばにいて欲しい作品
字幕版2D・吹替版2D・字幕版IMAX3Dの順で鑑賞しました。
個人的に大好きなロード/ミラーコンビが手がけるスパイダーマン!ということで、ずっとずっと楽しみにしてきました。
実を言うと初回の鑑賞は、ちょっぴり置いてきぼりになった印象がありました。凄い圧倒されたのだけど、目が2つじゃ足りないよ!何か見逃してるのではという焦燥感。
待望の作品だったゆえ「今を楽しまなくちゃ」と常に意識、結果凄い気の散りようw(Boogieが聴けると思い込んでいたせいもあるかも)
吹替版鑑賞で助けられ(字幕版では拾いきれなかったセリフやニュアンスがありました)
IMAX3Dでやっと自分のものになった感覚です。
疲れるかと思いきや3Dのレイヤーで画面が整理され、字幕も空間的にキャッチでき、とても観やすかったです。
一筆書きのような(それを言うならグラフィティでしょうか)鮮やかで潔いストーリー、魅力的なキャラクター、セリフ、表情、ちょっとした仕草にアクション…全てが大好きです。
好きなシーンは沢山ありすぎる。
マイルスとピーター・B・パーカーが縄跳びしているようなパンフレット表紙の絵も大好き。
スパイダーマンファン、ロード/ミラーファンへの目配せというかウィンクがビュンビュン飛んできて忙しい!
愛とリスペクトとサービス精神に溢れてます。
マイルス13歳の心身の線の細さと強靭さ、印象的に描かれていました。
自分ひとりでは抱えきれない秘密や哀しみを持ったとき、迷いなく父親に抱きつけるギリギリの年齢でしょうか(リメンバー・ミーのミゲル君も同じ年ごろだ)
いきなりスパイダーマンになれと言われ、ハロウィンの衣装を買いに行くのもいかにも13歳の発想。
スパイダー仲間たちも、マイルスを排除しようとしたのではなく、タグが付いたままのコスプレスーツを着て志願する彼の姿が痛々しかったのでしょう。
過去作で、傷ついたスパイダーマンの素顔を見た人々が「まだ子供だわ」と発しましたがマイルスは正真正銘の子供ですもの…。
最後再び父親とハグする時、マイルスの胸にある誇りと安堵と感謝…。
単なるくすぐりと思ったスタン店主の言葉が、物語の終わりには最大級の励ましと賞賛に感じられるのも素晴らしい。
本作の脚本がネットで公開されているのも驚きと喜び。それも部分でなく全編。
公開された経緯も、こういう事がよくあるのかも知りませんが、本当に贅沢でありがたくて。色と光が与えられる前の白黒の下書きでも素晴らしく躍動しています。英語は得意ではありませんがチビチビ読んでいます。
ずっと離れないで心にいてほしい作品。
素晴らしいの一言
見たことない感じのアニメ
最高のスパイダーマン
スパイダーマン好きなら必見
IMAX3Dにて
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