劇場公開日 2019年3月8日

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「【”出た出た出た出た!マルチバース!”多元宇宙から集った多数の個性豊かなスパイダーマン達が、協力して悪漢を倒すの巻。13歳の新スパイダーマンは、その中で成長するのでありました。】」スパイダーマン スパイダーバース NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【”出た出た出た出た!マルチバース!”多元宇宙から集った多数の個性豊かなスパイダーマン達が、協力して悪漢を倒すの巻。13歳の新スパイダーマンは、その中で成長するのでありました。】

2025年4月9日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

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■スパイダーマンことピーター・パーカーが、悪漢キングピンに殺される。N.Y.市民は悲しみに暮れるなか、ピーターの後を継ぐ新生スパイダーマン、13歳のマイルス・モラレスは街を守ることを誓うが、その力をうまく使えずにいた。
 そんな彼の前に死んだはずのピーターが現れる。

◆感想<Caution!内容に触れています。>

・トビー・マグワイヤシリーズ、アンドリュー・ガーフィールドシリーズ、トム・ホランドシリーズの実写版スパイダーマンを見て来て、いよいよ、アニメーションである。

・いつものように、この作品のフライヤーが手元に有るのだが、そこには”運命を受け入れろ”という惹句がある。
 そして、裏面には小さい文字で、”別の世界から導かれて来たスパイダーマン達が集結する。”と書かれており、スパイダー・グウェン、スパイダーマン・ノワール、スパイダー・ハムの名前がある。

・マルチバース理論(多元宇宙)をいち早く取り入れたMCUは、「ドクター・ストレンジ」シリーズでそれを描いたが、ベネディクト・カンバーバッチの魅力もあり、面白かったよなあ。アジアの風合も絶妙でさ。

・今作では、別の世界:マルチバースからやって来たスパイダーマンは中年に差し掛かっており、お腹ポッチャリ、グウェン・ステイシーが成ったと思われるスパイダー・グウェン、何処から来たのか良く分からないスパイダーマン・ノワール、スパイダー・ハムも登場して、何が何やらだが、映像が斬新なので結構面白く観れたかな。

・只、登場人物が別の世界:マルチバースからポンポン出て来るので、戸惑ったのは事実である。

<ストーリー展開は、分かり易くってマア、良かったよ。
 問題は、この作品の次作「スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース」である。劇場で観たのだが、今作よりも多数のスパイダーマンが登場して、何が何やらで、珍しく2.5を付けたモノである。
 今作にもその萌芽はあるのだが、製作者の方々は、初めて作品を観る人にも分かるような作りをして欲しいのだけれどね。
 これはMCUの映画全体に言える事なんだけどね。けれども、MCUの関係者に聞いたら、”全作観れば、問題ないっしょ。”だってさ。
 けれども、MCUも風呂敷を広げ過ぎたから、一度エンドゲームで清算したのは、ご承知の通りである。あれは、主要キャストの関係も有ったんだけどね。じゃーね。>

NOBU
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