劇場公開日 2019年3月8日

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「アニメとコミックの類まれなる融合」スパイダーマン スパイダーバース Teiranさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5アニメとコミックの類まれなる融合

2020年5月30日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

字幕版で観ました
吹き替えは安っぽい感じでお勧めできない

ストーリーは、普通のヒーローもの

けれど・・・けれどね
派手なアニメーションとユーモアと
原作のマーベルコミック風の演出がとっても独特で、
面白かったのですよ~(≧∇≦)

冒頭、CGアニメ特有の、カクカク感がありましたが
後半は担当アニメーターが変わったらしく
とにかくよく動く
漫画っぽくてアニメらしい演出がセンスいい!

3Dモデルとモノクロ漫画調と日本の萌え系手描き
アニメ風キャラが混在してるのに違和感が無いし
それぞれの作風の良さがよく出ている

実写版の「前座」として公開されたらしいですが
ブタキャラのセリフ「漫画をなめんなよ!」に
アニメスタッフの意地が出ていると思う

派手なアクションと演出見てるだけで
すごく楽しいんですよ
アニメは「動いてなんぼ」だという事を再認識した次第

ラストのメッセージ

「誰でもヒーローになれる
(NYを守る)ヒーローはおまえ(僕)ひとりじゃない」

が、ベタだけどじんわり心に響いてきました
いろいろご都合主義ですが、そうしないと話が進まないので
仕方ないかな

しかしアメリカ人って本当にヒーロー好きですね

いろいろな映画のパロディが時々あって嬉しかった
同じマーベルコミックのバットマン実写映画「ダークナイト」の
パロディが所々あったのが嬉しかった(ミッション:インポッシブルも
あった・・・元ネタわからなかったけど他にも幾つかパロディ
らしいのが)

ラストのクレジットタイトル流れている途中で離席する人
多いと思いますが、その後にちょっとしたお楽しみが
あるので、見逃さないで(しょうもないネタに笑った)

子供も大人も楽しめるエンターテイメント映画
お薦めです(字幕版)

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Teiran