犯罪都市のレビュー・感想・評価
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昔懐かしい、刑事ドラマ
かなりハードな表現と、お笑いと人情味をまぜこぜにした何か昭和の刑事ドラマを見るような感じでした。主演のマ・ドンソクの存在感もさることながら、彼とヤクザ達、そして商店街の人々のやりとりも人間味があって思い白かったです。特にイス組の組長役の人の演技は味があって、マ・ドンソクとのやりとりが楽しいものでした。
敵役の3人組はそれぞれ凶悪さを発揮し、下手に笑いを取り込まない演出だったことも映画を締めることに成功したと思います。
単純に楽しめたので、高評価です。
逆だった!😆
2023
70本目
2作目を先に見て面白かったので、こちらを鑑賞。
2作目は今作品をバージョンアップしていたので、少し物足らなさは感じてしまったが、逆だったら全く違う感想だったかと…
しかしながら、兄貴の魅力は充分に伝わる作品でした!
肉弾戦は1作目からも面白い。
音当ては2作目の方が爽快感はあったかな。
1人か?に対して”独身だ”に面白さが詰まっていた。
1作目から見ましょう笑
弁護士のスタンさんだ。
人を殺して捨て台詞で一世風靡したマッチョアクションスターシュワちゃん亡き後、次はドンソク兄貴の時代だ。まさに人をどついて捨て台詞。絶対シュワちゃんを意識してると思う。
目を覆うような暴力描写が目立つ本作だが、随所に鈍足、じゃなかったドンソク兄貴のユーモア溢れるセリフと愛嬌たっぷりのキャラクターで和ませてくれる。
弁護士のスタンさんと、まだ独身だには笑った。あと下っ端刑事が犯人追跡中に洗濯物踏むなとかのセリフもどこか間が抜けてていい。
アクションは正直物足りないけど、三作目が韓国国内でヒットしてるご様子。劇場で見るためにも一作目から見ておかねばと思い鑑賞。
それにしてもドンソク兄貴はきおつけをしてもあの腕の太さでは両腕が身体にくっつけられないだろうな。不便だが愛嬌あるあの体形も愛される要因だろう。
俺の町
こりゃもう、完全に往年の東映やくざ映画の世界。仁義なき漢たちの戦い!
邦画だって近年気合いの入ったやくざ映画が作られたが、やはり現在この手のジャンルにKOパンチを発するは韓国映画と思わせる。
何故韓国映画はこの手のジャンルに強いのか…?
作品自体の面白さも勿論、この世界に似合う“漢”がいるから。
マ・ドンソク兄貴!
兄貴が周囲をビビらせるやくざで…って、それは『悪人伝』で、
兄貴が演じるのは刑事。腕っぷしの強さと肝の据わった度胸と人柄で、地元のやくざどもと対峙していた。
そこへ、中国やくざが現れる。シマを荒らす。
黙っちゃいられねぇのは地元の韓国やくざ。抗争勃発。
警察も傍観や共倒れ期待なんてやってる暇はない。一掃作戦開始。
かくして、韓国警察vs韓国やくざvs中国やくざの三つ巴の闘いが始まった…!
話自体は特別目新しいものではない。唸らされるような捻りや展開もない。
あくまで直球王道。それがこの作風にぴったり。漢たちがぶつかり合う時は、いつだって面と面、正面からだ!
その旨みを活かしながら、韓国映画お馴染みのアクション、バイオレンス、スリル、非道な悪党、しびれる漢たち…面白さと魅力がぎっしり。
ナイフに素手で。腕力勝負の格闘もさることながら、本作の兄貴の最大の凶器は、張り手の一撃!
シリアス&ハードかと思いきや、意外とユーモアも。「弁護士の“スタンさん”」はウケた。
兄貴とその仲間たち。
彼らのやり取り、掛け合いも時々コミカルと人情味たっぷり。
班長はいっつも頭が痛く、部下たちは疲労困憊。
かと言って班長とは対立してるのではなく“分かってる同志”で、部下たちからも頼られ、面倒見もいい。
捜査で負傷した若い刑事。班を辞め、内勤に戻ろうとする。韓国映画あるあるだと「怖じ気づきやがって!」「それでも刑事か!」とパワハラする所だが、兄貴は彼を気遣い、意思を尊重。相手の婚約者にも頭を下げ謝罪する。
馴染みの少年へ見せる優しさ。
口が悪く、荒っぽい。でも、漢気あって、とにかく頼れる。温もりや人間臭さも滲む。何だか素の兄貴を見ているよう。
が、捜査の時は別の顔。時には手段を厭わない。
はっきり言って、兄貴らは違法の暴力捜査。
これが現実世界だったら大問題どころではない。フィクションだからエキサイティングであって、それとは別に『孤狼の血』と通じるものを感じた。
中国やくざは犬畜生。ボスは頭もキレる。こんな奴ら、絶対許しておけねぇ!
だからと言って、韓国やくざに肩入れ…? する訳ねぇ!
のさばろうが、報復しようが、街の治安を乱す奴らはぶっ潰す!
命懸け。やるか、やられるか。
警察として、仲間の為に、己の為に。
正義とか信念とか、そんな綺麗事じゃない。町とそこに住む隣人たちの為に。彼らの協力も得て。
いよいよ捜査も佳境。傷付いた者も…。
遂に追い詰めた。一対一の対決。待ってました! いけ、兄貴!
ここは、俺の町。かかってきやがれ!
うん、面白かった!
さて、続編も見ようかね♪︎
久々に韓国映画観た
久々に韓国映画観たらやっぱりレベル高いわーと思った。そつなく上手に作ってあるので国家権力が無批判に行使されても正義にしか見えないのはヤバいし、丁寧に作っているのに市民の扱いはそれでいいのか⁉︎(エピローグで焦点当てるべきは警察組織に染まった若手のあいつでは無く、市井の勇気をふるった面々でしょ)とか色々気にはなった。しかしマ・ドンソクの存在が漫画過ぎて最高なので、これは漫画なんだからいいんだと勝手に納得したけど。続編も観るか。
気は優しくて力持ち。
いやー、圧巻としか言えない。
マブリーの魅力全開。
ファイトシーンが銃じゃなくて、刃物っていうのが新鮮。
地元を守る警察、後輩や若者も大切にする。
あったかいじゃないの。
出血シーンがちょっと引いてー0.5点だけど。
随所にクスッとくるところが愉快。
たまらん面白さでした。
警察vs韓国ヤクザvs中国マフィア
マ・ドンソク、いつもの顔圧!腕っぷし!
お約束の韓国あるある残虐場面。カナヅチで殴るっていつ観ても痛々しい。腕切っちゃうのも痛々しい。ひぇ〜😱と思いながらも、コレがあるから韓国映画っぽい。観ちゃうんですねえ!
これは実際に韓国で起こったことらしく、怖い怖いっ😣
すべては暴力のために
ハリウッドの大作アクションじみた韓国映画は基本的に面白い。最後までちゃんと楽しめる、という意味で。本作もその例に漏れず最初から最後まで緊張感あるアクションとサスペンスが展開され、あれよあれよという間にエンドロールだ。ただ、ちょっと振り切りすぎというか、全編を通じて万物が暴力に奉仕している感じがしてちょっと怖かった。
R-15のバイオレンス映画なんだから暴力描写が多いのは当たり前なんだけど、それが発露されるまでの過程が、明らかに「暴力の発露」という終点を期待しながら積み上げられていた。暴力を画面上に顕現させるために誰かが悲しむ、誰かが怒る、誰かが死ぬ。終盤で焼肉屋の貧しい少年が血まみれで倒れているシーンなんかがいい例だ。彼があそこまで酷い目に遭う必要は明らかになかったと思う。
そしてすべては暴力へと結実する。トイレでの容赦なき殴り合いはすさまじい。2時間かけてじっくり築き上げてきた不均衡を一瞬にして是正する。こういうとき、暴力という表象はパワー・スピードともにこの上ない効果を発揮する。暴力ほど手っ取り早く大きなカタルシスをもたらしてくれるものを私は知らない。
しかし圧倒的だからこそ、暴力を運用することは難しい。ともすればそれはすべての不都合を隠匿し、憎悪を高らかに喧伝する悪魔にもなりうる。本作であれば、焼肉屋の少年のような無意味な犠牲者や、あるいは朝鮮族というセンシティブな民族問題は、結局のところ暴力の圧倒性によって画面の端に追いやられ、やがて忘れ去られる。
そして後に残るのは「勇気ある警察が悪い朝鮮族を懲らしめた」という単純明快な「勝者の歴史」だけだ。
これがポン・ジュノであれば、劇中にわだかまる諸問題をそのまま我々に投げつけるくらいのことはしたと思う。映画はここで終わるけど、問題は決して終わらない、という思慮深さが彼にはある。それはそうと物語それ自体にはうまいこと引導を渡してのけるものだから舌を巻いてしまう。
だから暴力で物語を解決するにしても、その暴力主体だけを全面的に称揚するのではなくて、たとえば主人公の刑事の出自が実は朝鮮族だということが判明して、主人公が苦い顔を浮かべて終わるとか、そういう大島渚的なオチをつけてもよかったんじゃないかと思う。
昭和の東映映画を観ているような懐かしさに浸れる人情ポリスアクション
舞台は2004年のソウル。衿川(クムチョン)警察の管轄で毒蛇組の構成員が刺される傷害事件が発生、毒蛇組とイス組が一触即発となるが、そこに現れたのが犯罪組織対策チーム、強力班の副班長マ・ソクト。力づくで双方の組長の仲を取り持って一件落着。と思いきやそこに現れたのが中国からやってきた黒龍組。ボスのチャンはあっという間に毒蛇組を制圧しイス組の縄張りに乗り込んでくる。強力班は街のパワーバランスを維持するために黒竜組を一掃しようとするが・・・。
こんな邦題ですがどこにも都会の雰囲気はなく舞台はほとんど飲み屋街。2004年という中途半端にレトロな時代設定も相俟って凄惨な殺し合いが続くのに牧歌的な人情ドラマの雰囲気が漂っています。そんな世界観の中心にいるのがマ・ドンソク。腕っぷしがベラボーに強いが大の合コン好きというマブリーらしいキャラクター、マ・ソクトを楽しそうに演じていて群がるチンピラ達を張り手で失神させる快進撃は痛快以外の何物でもないです。
強力班のメンバー達もそれぞれキャラが立っていて微笑ましいし、昭和の東映映画を観ているようなどっしりした安心感に浸りましたが、韓流ゆえ刃物での乱闘がメインなので先端恐怖症にはかなりキツイ仕上がりとなっています。
新作に合わせて…
新作が映画館で上映されるってので、観てない今作を観てからと観てみたけど、
思ってたよりコメディっぽくて、思ってたのと違った…
もっとシリアスで、もっとハードボイルドな方が、よかったな…
コレだったら新作は、映画館スルー、配信待ち、で結構です(笑)
そんな残酷な
こりゃ面白い!
ストーリーとしては特段捻りがあるわけじゃないんだけど、アクションシーンの見せ方が非常に秀逸で、すごく見応えのある作品になっている。
マブリーことマ・ドンソクの活躍は言わずもがなで、ほかの役者も生き生きとしている。おかげで、見ていて最高に気持ちがいい。映画とは、このようなものを言うのだ。楽しくて、興奮して、爽快で、後味が良い。これこれ。
登場人物が多すぎるのは気になるけど、それをあまり感じさせないスピード感にあっぱれ。ここまでアクションに振り切ってくれたら、そりゃ面白いですわ。悪役の冷酷さを金属音の冷たさで表現するのは、中々いい手法だね。
さて、続編見に行くとしますか。
これが映画館で見れるってだけで、ワクワクです笑
マブリーを堪能できる
悪党VS警察という至ってシンプルな作品。
だけどこれが中々に面白い。
クライムアクションですが、アクションは肉弾戦主体。
ここら辺、マブリーの使い方が良く分かってますね。
説得力のあるビンタや、太っとい腕。
走って追跡してる時、本当しんどそうな感じがまた可愛い。
一応、中・韓マフィアの確執なども描かれていますがそんな事はどうでもよくて、マブリーの無双を楽しむ120分でした。
何というか、マブリーの魅力を堪能できる作品ですよ。
レビュー
相変わらず漢気たっぷりなマ・ドンソクを楽しむ映画🎞
中国マフィアvs韓国警察だが、お約束化してる韓国警察上層部の無能さもしっかり描かれてて堪らんでした🦊
安全な場所から、ヤクザやマフィアものを楽しむ娯楽感よ
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