(r)adius ラディウスのレビュー・感想・評価
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こういう設定好きなんで!
ネタバレしないで見るのおすすめ!
どういうオチになるんだろう、ってのが気になって最後まで見てしまった。
原因はあの謎の雷、作中のニュースで言ってた脳波云々が生物の脳に...ってのが事象の説明なんだろうけど、SF設定は記憶喪失と主人公の正体とかのミステリ部分を盛り上げるための舞台設定かなーという感じ。もうちょっとSF部分の説明が欲しかったかな。
結局、記憶が戻ったからといって元の人格になった訳ではなく、記憶喪失後の人格として過去の自分の行いを知ったっていう感じなんですかね。記憶喪失後は普通に善良そう(悪用するんじゃなく、必死で人を巻き込まないようにしてる)だから。
SFスリラーの皮を被ったヒューマンドラマ
主人公リアムの周囲で起こる不審死から、謎に迫るSF作品。
序盤はリアムの周囲で不審死が相次ぎ、不穏な雰囲気を漂わせるSFスリラー。中盤はジェシーの登場から過去が徐々に明らかになり、警察の追っ手を掻い潜るサスペンス。終盤は過去の記憶を取り戻しヒューマンドラマに。転換がスムーズで飽きさせない。
2人の距離で生死が左右される設定も上手で、警察に相談するという、安易な行動を制限する要素になっているし、2人が離れらない要素にもなっている。
クライマックスの池のほとりで戻すシーンや遺体を池に探しに行くシーンは、シリアルキラーだった過去を受け入れられず、悔いていることを短時間で上手く描いていた。撃たれたジェシーを病院に連れていき、2人は離れる。
記憶喪失からリアムとジェシーの再生を描いたヒューマンドラマとして、なかなかの完成度だ。
聞いてくれ。
聞いてくれ。いいから俺の話しを聞いてくれ。ある晩、1人の女性に出会ったんだ。なんだか前にも見覚えがあって。そんな彼女が川で自○しようとしてて。俺は提案したんだ。どうせ○ぬならもっといい方法がある。説得した。君が行きたい場所に行こう。どこにでも連れてってやるってね。そうして女は俺の車に乗った。姉妹の別れは辛いものだ。俺はそれだけ呟いた。そしたらこのアマ。気づいちまった。勘のいいビ○チだ。すぐに眠らせようと思ったらこのアバ○レ、抵抗しやがった。くそ。おとなしくしろ。うお。なんだ。だぁがぎばぁぁぁばー。いってぇなぁ事故ったじゃねぇか糞が。どこに行く。逃げれると思ってるのか?あ?なんだその手に持ってるのは?
やれるもんならやってみろ。どうせできやしな。。。。。。。。
なんだ?俺は誰だ。ここは?
教えてくれ。俺に一体何が起こった。
3.8好きと言わざるを得ない映画
全体だけ見ればそこまですごい映画ではないが、個人的には非常に好きな映画だった。導入から、終わりにかけて、「うわーハッピー展開になってくれーーー!」と思いつつも、得も言われぬなんでそうなるん?っていう展開。
しかし、自分としては好きな映画だった。
全部の伏線、展開、SF、半径。すべてが好きと言わざるを得ない映画だった。
1.5時間、満足。
主人公目線で見てると切ない
不可思議なことが自分に起こる設定が非常に好きでその辺りは満足。
あまり先読みが出来ない方なので結末に衝撃を受けた。
しかし展開的にも仕方ない結末。
彼の潜在的な部分がどちらがメインなのかはわからないが、主人公の気持ちに沿って見ていた自分にとっては幸せになって欲しい良い人だった。
しかしどちらに転んでも周りの人達が死ぬよりもと決断した正義感で終わり、その死を悲しむ人がいるということが救いになる終わりだった
切ないが綺麗にまとめたストーリーでした
主人公だからという先入観
こういうSF、サスペンス系が大好き。
事故で記憶喪失状態の男女が出会い、共に行動するうちに少しずつ記憶を取り戻す。
事故現場で目覚めた男は半径15m以内の生き物を瞬時に命を奪う殺人兵器になっていた。
女はその男と一緒にいれば、男の殺人能力を抑制する能力がある事に気づく。
主人公リアムが事故現場で目覚めて、訳がわからない状態から事実が判明していく過程をみるのはすごく面白かった。
設定に少し無理はあるが、面白い。
冒頭は完全に主人公の味方だった。
徐々に明かされる経緯や展開に驚き飽きずに観れたが、
肝心の殺人兵器になってしまった科学的な見解がなく少し腑に落ちない部分はあった。
でも、この物語はそこに重点を置いているわけでは無いようにも感じる。
最後の展開は切ない。
うまいストーリー展開
記憶喪失で社会的に孤立した2人。信頼できない人には自分のことは詳しく話さない。この自然なスタンスによって口数が少ないことの不自然さが消え、結果としてストーリー展開が面白くなっている。徐々に信頼関係を築き始め、コミュニケーションが円滑になりスピード感がでてくるのが面白い。
もし、ヒロインが当初思い出すのが、ヒロインの失踪でなく姉の失踪だったら、早い段階から主人公を疑って観てしまっただろうな。でもヒロイン自身のこととして思い出したので最後まで楽しめた。わざあり!
それで締めるかー?
設定はメチャクチャおもしろい。
近づいたもの総て死んでしまう能力を持ってしまった主人公と、その能力を阻止できる女。しかし2人とも事故で記憶をなくしているし、さらにその能力がどこからきたのか分からない。ヒントは宇宙?NASAに行けば?とはいえ、調べようもない。なにせ迂闊に2人を離すと殺人能力発動しちゃうし。
どうやったら二人は、世界は救われるの?
とはらはらしてたら、主人公は実は記憶を失う前はシリアルキラーで死んでもいいやって位置づけなの。それでええんかー。モヤモヤ。
オチが酷いと予想して観てたが
やはりオチはいまいちでした
つかみはいいです
ただ少し色々混ぜ過ぎてやりすぎ感がありますね
あとなんで死ぬん?
最後あれで死ななくなる保証は?
いま一歩な映画でした
タイトルと設定に惹かれて
ロードショー時には興味を持ったがあっという間に終わっしまった。
Amazonプライムでやっていたのでさっそく見る。
予告編でほぼネタバラシをしているが、それは最重要ではないと暗に言っているということは予想がついた。
半径(ラディウス)15m以内に近づくと命を吸い取られる・・・という設定。しかも、記憶が飛んでしまっている。
なんだか分からないまま、近づく生物を次々に殺していく。自分に原因があるとそのうち気づく。
しかし、そこに死なない女性が現れる。
サスペンスホラーとしてはよいネタだと思う。
しかし、この女性が中和する役割を持つ時点で、主人公は死ななければならないと思ったよ。問題はこの不思議な現象がこの男の死で止まるのかという事。そう思ってみていたらジェーンなる女性の記憶がだんだん戻ってくる。自分は失踪者かもしれない。実は双子の姉がいる。旦那もいるがDVがあって逃げているのかもしれない。主人公とは自殺しかけた橋で 初めてあった。だんだん明らかになるふたりの関係。
最終的に主人公自身がシリアルキラーだったことがわかるが、殺人鬼に完全に戻る前に自決を選ぶ。そう来たか。
でも、この現象が人工衛星からの放電に原因があるとか、現実に寄せすぎ。説明できない何かの方が良かったと思うし、死んでも現象は残るとかなら「後始末」が面白そうだし、防犯カメラなどで現象が確認されて科学的な検証があったりすればそれはそれで興味深い。まあ、なんと言うか方向性は違うが「ルーシー」のような超常現象と考えることも出来る。
この女性はいい人なんだねえ。問題の解決には主人公を殺せば済むのにそれは選ばないと言うか思い浮かばないみたい。
アクション好きな私なら、どこかでカーアクションを入れたり、謎の体術を使えるとか、宇宙人の埋込みチップとか、くっついたり離れたりを上手く使ったアクションなんかを期待したいところ。最後まで淡々と流れ、そこが残念なポイントでした。
もしも自分が
記憶喪失になり、記憶を取り戻した後自分が最低の人間だと気付いたらどうなるのだろう。自分の欲求の為に人を殺していたと知ったら自分はどうするんだろう。
精神科の人に聞かないと分からないと思うが、もしも殺人鬼が記憶を取り戻したならば、やはり段々と殺人鬼へと変貌していくのだと思う。よっぽどの生まれつきの殺人鬼でもなければ、殺人鬼になるまでに積み重なった圧迫された過去の感情と衝動的な感情が組み合わさって最初の殺人を犯したのだと思う。最初の殺人は倫理観との戦いの中で人を殺し、そこから人殺しのタガが外れていったのだと思う。
このradiusの主人公は、過去のそういった感情も、倫理観もあまり崩壊せずに日常的な行動が出来る程度の記憶しか持ち合わせていない中で気付いた。自分が怪物だったのだと。
主人公が言っていたように彼は「歩く時限爆弾」で、記憶を取り戻していくと共に、殺人鬼になるまでの感情を取り戻していくのだと思う。ラストのシーンで自決出来るかどうかの決断は、怪物になるか人のまま死ぬかの一つの瀬戸際、最後のカウントダウンだったんじゃないかいかなと思う。襲われた3人組も普通に殺してたし。
あれ以上主人公が生きていれば、過去の自分に戻り、より多くの人を殺すまさにテロリストになっていた・・・かもしれない。ハッピーエンドというのか、後味が悪いというのか、胸にわだかまりができたまま終わった作品だが、このあっさりさが物語を冗長にせずに、自分にはよく思えた。
途中から主人公は映画でよくいる殺人鬼だというのは察しがついていたが(イケメンの主人公で家が豪華なのに独身、家具が少し独特で映画監督が考えそうなシリアルキラーっぽい家、別荘持ってる等)、しかし最期に自決するとは思わずに少し驚いた。
なんだかもうちょっと煮詰めればいい作品になったんじゃないかと少し考えたのだが、やっぱりこの結末にするのなら、これ以上尺を延ばすのは意味がないだろう。この作品はこの終わり方でいい。そう思える。
ラスト安定のカタルシス。
メッセージの監督作品だと期待して視聴。
予備知識ゼロで見たので、最初から目が離せない。ふたりが離れたら……というシバリはなかなかドキドキでした!
主人公の性癖(?)の変化と、授かった(?)能力にSF要素としてのアレの関係性がちょっと、「ん?」となる点かも。
映画という短い枠の中で何が訴えたいかの取捨選択がこの形になったのだろうな、と思います。
でも、そこよりも、このラストへの展開は、SF映画のある種の安定のカタルシスなので、そちらの方がちょっと残念。とはいえ、やっぱり、ウルッとはしちゃうんですが……
良くも悪くもフォームに纏まっている一作だったと思います!
世にも奇妙な物語ファンなんかにおススメ!
中々
見ごたえはあったけど、主人公の男は善人なのか悪人なのか…
記憶を完全に失った時ならまだしも、記憶が甦ってきたらその人の本来の人間性に戻りそうだけど。
この映画では、主人公の男の過去より現在が完全に勝って、悪人だったとは思えない。
記憶が戻る毎に悪人の部分が顔を出した方が自然な気がする。
せめて何か一つでも解決してよ
SFってサイエンスフィクション(science fiction)の略なんでしょ?
だったらサイエンスの部分もっとしっかりしないと。ね。
もしくは、科学的には解明してないけどドラマ(フィクション)が
しっかり描けてた。とかね。
それが両方宙ぶらりんなので、
中途半端な映画になっちゃいました。
半径15メートル以内に入ると〇〇が死にます。
〇〇の定義が分からない。
人、動物は死んでたね。
虫は?植物は?微生物は?
虫やカエルが鳴いてる田舎道を、
オレが歩くと静かになる。とかなら怖いね。
オレの周りだけ無音。
そのエリアに唯一入れるのがジェーン。
とかね。
ラスト前、迷彩服のおじさんがNASAの人なら
面白かったかもね。主人公VS NASA。
警察が踏み込んで、全員死んじゃったシーンで、
カメラ撮ってた野次馬いたから、
あの映像がニュースで流れてれば面白かったね。
この現象はなんだ?ってね。そしてNASA大慌て。とかね。
一番ダメなのは記憶喪失だよ。
シナリオ作る上で、もっとも安直。
少しずつ記憶が蘇ってストーリーが進むとか・・・。
韓国じゃないんだから、やめてくれよ。
SFに力入れるか、ドラマストーリーに注力するか
どっちかにしてくれよ。
自分が殺人兵器となった時に、人はどう行動するのか
近づくと周りの生物をすべて死なせてしまう。なぜそうなったのか知りたくても記憶がない。
そんなリアムの前に現れたジェーン。彼女にも記憶がなかったー
設定が面白く、一体どんな謎が、
2人はどうなるのか⁉️
とワクワクしながら見始めたものの
もっと面白くできたやろ!
安直な最後に逃げるなーッ!!
と叫びたくなる終わり方。
⚠️以下、ネタバレ⚠️
私が(勝手に)期待した宇宙人は現れず。
意外なオチを用意したらしいが、リアムの性質とかけ離れていて不自然。
まさか雷に打たれて、性格変わったとかないでしょ😓
意図せず、自らが大量殺人者になったときに、人はどう行動するのか。
設定が良かっただけに、活かせず残念だった。
記憶を無くせば人は生まれ変われるのか
突如与えられた能力の謎、無くなった記憶の謎、能力を与えた存在の謎。
この三つの謎が平行して描かれ徐々に核心に迫っていくが、最終的には人間の生まれながらに持つ性質は善であるという、性善説を描きたかったのかもしれない。
人間の現在を形成するのは積み重ねた記憶。積み重ねたものが無くなったら、そこには素の性質がある。
主人公リアムの暴かれた記憶はとんでもないもので、それまで感情移入していた視点をぶっつり切ってしまう大胆な展開だったが、プラズマ生命体(?)が何故この男にこの能力を与えたのか?という疑問に、解を与えているのかも。
要するにプラズマ生命体は、殺人鬼にこの能力を与えれば、勝手に人類を滅ぼしてくれると思ったのかもしれない。その目論見は外れて、人間の本質は助け合う精神が備わっているものであった、ということ。
もう一つの解釈としては、未知のエネルギーに触れた二人は、その時の心理状態に起因して能力が発生したのではないかということ。
リアムの能力は、その時の殺人の欲望に引きずられ、ジェーンの能力は姉を助けたい、もしくは自分が助かりたいという願いから引き起こしたもの。
いずれにしても、リアムの能力の謎に気を取られすぎず、記憶を無くせば人は生まれ変われるのか?という点で鑑賞すると面白かった。
カナダ制作と言うことだが、ジェーン役の女性がどことなく同郷のキャリー・アン・モスに似ていた。
思ったより最後まで集中できた
何回も観る映画ではないが、なかなか面白かった。これが超大作になるとNASAとか特殊部隊とかがでてきて追っかけ回すアクション要素満載になってたかも。ラストシーンは予想できたけど、どうもっていくかが重要で僕のなかではまとまってて良かった印象
それ宣伝文句にしちゃダメだよ
男が道端で目覚めると、なぜか記憶を失っているようだった。
なぜか飛んでいた鳥が落ちてくる。
通りがかる車に助けを求める。すると、車は急に脇道へと逸れて停止した。
運転手はなぜか、死んでいた。つい今まで運転していたはずなのに。
カフェへ立ち寄ってみる。店の人間は全て死んでいた。まだ死んで間もないようだった。
とりあえず自分の身分証に記載してある住所へ。
未知のウイルスかも知れない。外にいる農夫へ注意を呼びかける。農夫はこちらへ近付いてくるやいなや、息絶えてしまった。
ちくしょう、一体何が起こっているってんだ!
そんな、記憶喪失のあなたに朗報です。
youの15m圏内に入った生物はみんな死ぬらしいよ。
いやいや、マジ。本当だって。信じてよ。
だって…
パッケージにそう書いてあるもん。
はい、お疲れ様でした。
やっと気付いてくれたね。30分ぐらい待ったよ。
でも、何でそうなったんだろうね。
後で分かる?
そっか、よっぽどすごい事態に巻き込まれたんだね。軍の人体実験かな?
え!?君は殺人鬼だったのか!
とても驚いたよ。そんなどんでん返しがあったとは。
すごい脚本だ!
…えっと、ですね…
…人が即死する設定、いる?
いや、分かるよ!そこからアイデアを膨らませていったんだよね!たぶん一番最初に思いついて、チラシの裏とかに走り書きしたヤツなんだよね!
で、それから「でもなあ〜これで話持つか?いや、持たねーな。
よしっ!じゃあ主人公を記憶失くした殺人鬼にしよ!
これで映画一本分の長さになるぞ!」
みたいなね、事なんでしょ!
この欲張りさんめー!
…うん。
それぞれがね、単体だと、ものすごく面白いアイデアだと思うんですよ。
ただね、配給会社がマイナーな映画をなんとか宣伝しようと必死だったのか、監督らが始めからそういう売り文句でやりたかったのか知らないですけど、この宣伝方法は完全に失敗だと思います。
せっかく怖い演出で、意味ありげに謎を盛り上げてるのに、すでに観客が答え分かってちゃダメでしょう。
おかげで、冒頭の大部分がムダですよ。
あとは主人公の正体で引っ張りますけど、まず変な能力についての話のオチに引っかかったままなんです。しつこいくらい繰り返される回想も、なんかただしっちゃかめっちゃかな印象だけを受けちゃって、すごく鈍臭い話運びに感じました。
演出は上手いのに、ただただ、もったいないという気持ちになる作品でした。
映画あるある : 雷で変な能力持ちがち。
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