(r)adius ラディウスのレビュー・感想・評価
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どちらかと言うと見ない方がよかった。。。
作品のクオリティーは高かった。Bキューホラーのノリでは無かった。主演男優女優とも好感が持てるし頑張った。アイデアも、なになに見たいなと思わせる。
ただ、なんだろう3本くらいの伏線が悉く尻つぼみで立ち消えていく感じというかほったらかしというか、盛り上がりに欠ける。
アレ、監督が複数人のアイデアを取り入れてしまったのかしら?監督も映画にアレコレ詰め込みたいし、色々考えるから、纏めるのが難しいんでしょうね、きっと。
※個人的にはSFアイデアとガジェットを求めて見ていたので、その深掘りが全くなかったので悲しい…。
※私は違いますが、ホラー愛好者からすると、ラストはガッツリスティーブン・キングのシャイニング顔負けの展開をワクワクして待っていた筈w。
もったいない
めちゃくちゃ良い題材なのにポスターでネタバレしちゃってんのがもったいない
だから序盤のいざこざが軽く鬱陶しく感じる
知ってるわ!っつー
題材が強すぎてどういうオチに展開していくんだ?と不安で、他の人にも割と批判されてたけど意外な展開で俺はおもしろかったし上手い終わり方だとおもった
記憶を無くせば人は生まれ変われるのか
突如与えられた能力の謎、無くなった記憶の謎、能力を与えた存在の謎。
この三つの謎が平行して描かれ徐々に核心に迫っていくが、最終的には人間の生まれながらに持つ性質は善であるという、性善説を描きたかったのかもしれない。
人間の現在を形成するのは積み重ねた記憶。積み重ねたものが無くなったら、そこには素の性質がある。
主人公リアムの暴かれた記憶はとんでもないもので、それまで感情移入していた視点をぶっつり切ってしまう大胆な展開だったが、プラズマ生命体(?)が何故この男にこの能力を与えたのか?という疑問に、解を与えているのかも。
要するにプラズマ生命体は、殺人鬼にこの能力を与えれば、勝手に人類を滅ぼしてくれると思ったのかもしれない。その目論見は外れて、人間の本質は助け合う精神が備わっているものであった、ということ。
もう一つの解釈としては、未知のエネルギーに触れた二人は、その時の心理状態に起因して能力が発生したのではないかということ。
リアムの能力は、その時の殺人の欲望に引きずられ、ジェーンの能力は姉を助けたい、もしくは自分が助かりたいという願いから引き起こしたもの。
いずれにしても、リアムの能力の謎に気を取られすぎず、記憶を無くせば人は生まれ変われるのか?という点で鑑賞すると面白かった。
カナダ制作と言うことだが、ジェーン役の女性がどことなく同郷のキャリー・アン・モスに似ていた。
もうちょい
設定は面白かった。お金かかってなさそう。アイデア勝負って感じ。
場所がもう少し人が多い所だったらパニック物になってたかな。イマイチハラハラ感がなかった。
でも好きだな。お金掛けなくても面白いものは出来るといういい事例だね。
おうち-247
『IT イット "俺"が来たら、終わり。』
夜行性「イット」こと『イット・カムズ・アット・ナイト』、
お色気「イット」こと『イット・フォローズ』、
かわいい系「イット」こと『IT イット "それ"が見えたら、終わり。』、
そして今作の「イット」は、「俺」!
事故現場で目覚めた俺。
なぜか行くとこ行くとこで人が死んでいる。しかも目が真っ白。
近づけば人も動物も死ぬ!でも記憶がない!
そんな同じ事故に居合わせたと主張する女性はなぜか死なない。その女性といれば、死なずにすむみたいだ、、、。
記憶を戻すため、そして周りの人間を死なせないためにも一緒に行動する二人。
85分くらいから急展開を見せておもしろかったんだけど、ラストも急に終わってしまったし、
一番気になるのは記憶喪失の人間が記憶を取り戻したら性格や考え方はそのまま戻るのか戻らないのか。
映画『バイオハザード』でウイルスを放出させた黒幕のようになるのが自然だと思っていたのですが、、、。
あ、ちなみに事故で体に異常な力が宿るという意味で、『アデライン』観賞後、この映画をおすすめに出してきたアマプラさん、おすすめのクセがすごい。
ビミョ〜かなぁ。
最初こそ設定は面白かったけど、時間を追うごとに「チョッとムリがないか???」と…。
冒頭、事故のシーンから始まり 何かが起きたと思えたのは良かったけど、女性が出てきた辺りからご都合的な感じになって行って、どのキャラをとってみても中途半端だった。
結局、主人公の男性?が事故前の記憶を取り戻した筈なのに、カナリ方向転換していて驚きを隠せない(笑)。
事故を起こす以前の自分を取り戻したのに、そんな展開になる???と。
かつての記憶は失われても、本質は変わらない…。
思ったより最後まで集中できた
何回も観る映画ではないが、なかなか面白かった。これが超大作になるとNASAとか特殊部隊とかがでてきて追っかけ回すアクション要素満載になってたかも。ラストシーンは予想できたけど、どうもっていくかが重要で僕のなかではまとまってて良かった印象
SFとミステリーを合わせ技。
ほめるとアホっぽくなりそうで嫌だが、おもしろいと思う。SFとミステリーの合わせ技。発想を楽しむ、というジャンルだと思うので辻褄の合う合わないは見逃してあげる必要がある。
いわゆるパンデミックのようなジャンルの展開。隔離する必要がある危険な現象でパニック映画然として進む前半。そこへ誘拐殺人事件の真相が絡む後半が待っているという。ややこしいくも、まあ、よく考えたなあ、というシナリオ。
どうしてもアホっぽいのが、カミナリ直撃のくだりである。なに?人工衛星がどうたらこうたら、そこがかなり薄い。
この感じの作品を続けていけば、そのうちアタリが出るんじゃないでしょうか。
一見の価値あり
半径15メートル以内に近づいた生き物を全て死なせてしまうという謎の能力を身につけてしまったという男の物語。事故で意識を失い、目覚めたらそうなっていたのだ。
また、一人の女性と一緒にいればその能力を抑えることができることも明らかになる。この不思議なストーリーに冒頭から見逃すまいと釘付けになってしまったが、ロマンス的表現や、ロードムービー的表現が続き、やや集中が途切れてしまった。しかし、それほど複雑怪奇な物語でもないため夢中になって観るほどでもなかったようだ。色々と挑戦しているような内容だったが、焦点は一点に絞るべきだっただろう。せっかく観客が興味深く入り込めるような世界観を表現しているならば、このやり方ではもったいないと思う。
しかし、予想を超えるラストの展開には驚かされた。後半は感情移入しっぱなしであり、また釘付けになる。惜しい部分もあるが、一見の価値のある作品だ。
惜しい!アイディアはいい。鳥好きには辛いけど
カナダの田舎の景色がキレイに撮れてる。NASAがとかいうのでもしかしたらアメリカが舞台かも。
記憶喪失から特殊能力?からの衝撃の事実…
ロマンスにがっつり寄せるか、ミステリアススリラーに徹するかどちらかにした方がよかったのでは。よくばりたい気持ちは伝わる。
力量のある監督、脚本家でリメイクかスピンオフ、インスパイアモノを作ってほしい。
それ宣伝文句にしちゃダメだよ
男が道端で目覚めると、なぜか記憶を失っているようだった。
なぜか飛んでいた鳥が落ちてくる。
通りがかる車に助けを求める。すると、車は急に脇道へと逸れて停止した。
運転手はなぜか、死んでいた。つい今まで運転していたはずなのに。
カフェへ立ち寄ってみる。店の人間は全て死んでいた。まだ死んで間もないようだった。
とりあえず自分の身分証に記載してある住所へ。
未知のウイルスかも知れない。外にいる農夫へ注意を呼びかける。農夫はこちらへ近付いてくるやいなや、息絶えてしまった。
ちくしょう、一体何が起こっているってんだ!
そんな、記憶喪失のあなたに朗報です。
youの15m圏内に入った生物はみんな死ぬらしいよ。
いやいや、マジ。本当だって。信じてよ。
だって…
パッケージにそう書いてあるもん。
はい、お疲れ様でした。
やっと気付いてくれたね。30分ぐらい待ったよ。
でも、何でそうなったんだろうね。
後で分かる?
そっか、よっぽどすごい事態に巻き込まれたんだね。軍の人体実験かな?
え!?君は殺人鬼だったのか!
とても驚いたよ。そんなどんでん返しがあったとは。
すごい脚本だ!
…えっと、ですね…
…人が即死する設定、いる?
いや、分かるよ!そこからアイデアを膨らませていったんだよね!たぶん一番最初に思いついて、チラシの裏とかに走り書きしたヤツなんだよね!
で、それから「でもなあ〜これで話持つか?いや、持たねーな。
よしっ!じゃあ主人公を記憶失くした殺人鬼にしよ!
これで映画一本分の長さになるぞ!」
みたいなね、事なんでしょ!
この欲張りさんめー!
…うん。
それぞれがね、単体だと、ものすごく面白いアイデアだと思うんですよ。
ただね、配給会社がマイナーな映画をなんとか宣伝しようと必死だったのか、監督らが始めからそういう売り文句でやりたかったのか知らないですけど、この宣伝方法は完全に失敗だと思います。
せっかく怖い演出で、意味ありげに謎を盛り上げてるのに、すでに観客が答え分かってちゃダメでしょう。
おかげで、冒頭の大部分がムダですよ。
あとは主人公の正体で引っ張りますけど、まず変な能力についての話のオチに引っかかったままなんです。しつこいくらい繰り返される回想も、なんかただしっちゃかめっちゃかな印象だけを受けちゃって、すごく鈍臭い話運びに感じました。
演出は上手いのに、ただただ、もったいないという気持ちになる作品でした。
映画あるある : 雷で変な能力持ちがち。
不思議な映画
一時的に記憶を失った男女が実は誘拐犯とその被害者だったという設定だけでも十分だったのではないかという気がする。
半径15m以内に近づく生物を殺してしまう男性の謎な能力、その不思議な力が与えられるきっかけになった謎な雷(意味深にNASAの衛星も登場し、雷の直撃を受けている)、それらの要素がなかったとしても、ストーリーの肝である男女の関係性にはあまり影響はないと思う。
男が誘拐犯であり、女がその被害者であるという驚愕の事実が明かされてもなお「離れたくても離れられない」というシチュエーションを意味あるものにするためには、男性と女性が一緒にいると「半径15m以内にいる生物を殺してしまう」という男性の能力を「中和」してしまうという、これまた謎な設定が必要だったのかもしれないが。
なんとも不思議な映画だった。
MISSING
自身の回りの一定の範囲に入った生物を即死させる力を持ってしまった記憶喪失の男と、一緒にいるとその能力を止めることが出来る記憶喪失の女が、一緒に行動をして原因を調べると共に記憶を取り戻す為に奔走する話。
メイン2人の設定や状況の飲み込みが早い所までは良かったけど、その2人を含めた登場人物達みんなの言動がご都合主義を通り越し支離滅裂だったりアホ過ぎてチープ。
記憶を取り戻していくことで明らかになるものとか、既視感バリバリながらのかなか良かったし、ストーリーも面白かっただけにもったいない。
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