「主人公だからという先入観」(r)adius ラディウス Reiさんの映画レビュー(感想・評価)
主人公だからという先入観
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こういうSF、サスペンス系が大好き。
事故で記憶喪失状態の男女が出会い、共に行動するうちに少しずつ記憶を取り戻す。
事故現場で目覚めた男は半径15m以内の生き物を瞬時に命を奪う殺人兵器になっていた。
女はその男と一緒にいれば、男の殺人能力を抑制する能力がある事に気づく。
主人公リアムが事故現場で目覚めて、訳がわからない状態から事実が判明していく過程をみるのはすごく面白かった。
設定に少し無理はあるが、面白い。
冒頭は完全に主人公の味方だった。
徐々に明かされる経緯や展開に驚き飽きずに観れたが、
肝心の殺人兵器になってしまった科学的な見解がなく少し腑に落ちない部分はあった。
でも、この物語はそこに重点を置いているわけでは無いようにも感じる。
最後の展開は切ない。
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