「鑑」ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男 ユージーンさんの映画レビュー(感想・評価)
鑑
リンカーンをBDで観たときは、何度も寝てしまいそうになりました(実際途中で止めて寝ました)が、今作では、二時間ずっと飽きることなく集中して観ることができました。
特殊メイクを手がけた辻一弘さんの手腕と、ゲイリー・オールドマンの秀演が見事にマッチしていて、まったく違和感がありませんでした。
ストーリー自体も、他作品である「英国王のスピーチ」や「ダンケルク」を観ていたおかげで、無学な自分でもなんとかついていけましたし、チャーチルを取り巻く人物や状況、思惑も、わかりやすくて、政治映画としてはとても観やすいものだったと思います。
20世紀においてもっとも過酷な状況下で首相に選ばれたチャーチルの苦悩。それを、映画を通して少しでも味わえたことは、まさに僥倖といえるでしょう。
日本の政治家は、とにかくこれを観て、強い意志と責任感について、学んでいただきたいものです。
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