劇場公開日 2018年4月13日

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「まあまあかな」名探偵コナン ゼロの執行人 さうすぽー。さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0まあまあかな

2019年4月9日
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コナンの映画として楽しめたけど、今回は少し話が難しすぎると思いました。

まず良かった点です。
予告の通り毛利小五郎が捕まりましたが、その後のコナン(新一)と蘭の関わりが良く描かれていて、この二人ならではの絆の深さが現されてたので、昔からのコナンファンに必見です。
また、小五郎の親子関係も描かれていて、それが意外にも良かったです(笑)

コナンとメインキャラである安室徹の活躍は充分出ていて、二人のアクションはコナンらしく、安室らしく、何よりも歴代のコナン映画でも上位のド派手さが観れました。
ラストもド派手で「純黒の悪夢」並みのクライシス映画と思うほどでした。

悪い点は何ヵ所かあるのですが、一番気になったどころだけ述べます。
前述の通り話が難しすぎると感じた点です。
自分は解ったのですが、子供のファンも多いコナンとしては少々難しかろ?という印象です。
特に公安部の描写はかなり詳しくまで説明されていて、検察などの関係等もリアルに描写されていました。
割りと硬派な描き方なので、どちらかというとファミリー路線のコナンにそこまでやらなくても(笑)と思いました。
やるのであれば、図等をもっと足したり字幕を入れたりしてもっと解りやすくした方が良いと感じました。

今回も一応面白かったのですが、いくつかの突っ込みどころと前述の悪い点が響いたので、個人的には一昨年の作品の方が好きでした。
ただし、去年の作品は嫌いなので去年よりは楽しめました(笑)

さうすぽー。