劇場公開日 2018年4月27日

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「みんな役者ということを忘れるほど自然な人間関係」君の名前で僕を呼んで ヘルスポーンさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0みんな役者ということを忘れるほど自然な人間関係

2018年4月28日
iPhoneアプリから投稿

この映画は単純なLGBT映画ではなく、自分の心の中に抑えている何か、隠してしまっている何かに対して、「どうかその何かを自分で"いけない"、"ダメだ"といって忘れないで、殺さないで」と優しく包み込んでくれるような映画です。

終わり方は切ないのですが、胸が熱くなります。
間接的な官能表現にオリジナリティーを感じましたし、カメラワークやアーミー・ハマーの手つきがすごくセクシー。
ギリシャ彫刻がモチーフとして何度か出てきますが、正直ギリシャ彫刻を観る目が少し変わりました(笑)雑学的な面白さや、ティモシー君のちょいおバカな行動もあり楽しめます。

こういう系の映画が苦手で観たことないという人には本作をまず初めの一本として自信をもっておススメいたします。

ヘルスポーン