「悪ふざけだが。」デッドプール2 Mt.ブルーさんの映画レビュー(感想・評価)
悪ふざけだが。
まず、単純にキャラ増やして敵倒す話でなく、アメコミでは珍しく、敵らしい敵が出てこない。要約すれば、デッドプールが立ち直る話?に周りが巻き込まれて一悶着する話。
途中、話の展開がテンポ悪く感じたが、だらける程ではなかった。
悪ふざけ映画なので、ご都合展開も気にならず。
しかも意外なほど、最近のハリウッド映画にありがちな、LGBTや人種差別的な部分に配慮してるのに、嫌味にならず上手く馴染んでいると言うか(デッドプールが、遠慮無しに言いまくってるだけだけど。)自然と作品に溶け込んでいる感じがします。
ただ、私が、アメリカ人的な感性を理解しきれてないのか、デッドプールの感情の起伏が解りずらい。(ひたすらふざけてるからね。)
後、このストーリーを気に入っているのは
ひたすらデッドプールの自己中心的な流れだからです。子供を助けるのも結局は、自分の心を救う為。結果として子供も救って仲間の共感も得られただけで、全て自分の都合なんです。そこが逆に気に入りました。それこそ人間らしいと思うので。
巨悪な敵が現れて無己の正義感全開で、地球を救う!白けてしまいます。
Xフォースにブラッド・ピット(しかも死ぬ間際の一瞬だけ!)
ヒュー・ジャックマンは、Xメンの映像の使い回し?それとも新規で取り直した?
豪華なゲスト出演達!
ドミノは、意外に最強キャラではないかと(笑)