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映画「三十路女はロマンチックな夢を見るか?」 三十路女はロマンチックな夢を見るか?
劇場公開日:2018年3月31日
解説
30歳を目前に夢も幸せもないOLの主人公が、ひょんなことから強盗団とともに人生をかけた逃亡劇を繰り広げるさまを描いた痛快ロマンティックサスペンス。アクションからドラマまで幅広く活躍する女優の武田梨奈が主演を務め、「東京無国籍少女」(短編版)や「サムライゾンビ・フラジャイル」など、インディーズで活躍する山岸謙太郎監督がメガホンをとった。30歳が目前に迫り、彼氏もなく単調な仕事をこなすだけの日々を送る那奈は、親友だと思っていた相手が寿退社することを知り、ショックを受ける。その日の夜、一人暮らしの部屋に帰宅した那奈は、突然押し入ってきた銀行強盗の逃走犯に拘束されてしまう。逃亡犯は、犯行を自らビデオカメラで撮影する拓人という男と、拓人の恋人だという麗良、そして拓人の元彼女という葵の3人組だったが、まったく銀行強盗っぽくもなければ、元カノと今カノという2人の女の雰囲気も気まずく、全体的にどこか様子がおかしく……。
2017年製作/91分/G/日本
配給:キャンター
スタッフ・キャスト
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2022年3月4日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
タイトルは『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』から取っているんだろうけど、『ブレードランナー』らしきところはない。ちょっとおバカな銀行強盗3人組。ジェシー・ジェームズに憧れているという主犯の男・拓人にしたって、撃たれる役だけだからなぁ・・・映画はリスペクトしてるからいいとしても。
途中からは、いわゆるストックホルム・シンドロームなのかと思わせておいて、仲間の女たちを始末していく那奈(武田梨奈)。三十路を前にして何かを成し遂げたい気持ちもわかるが、どう考えても不自然。単に拓人に惚れてしまっただけの女を感じさせる展開だ。強盗やヤクザの顛末もちょっと真剣味が足りないところが痛い。
ただストーリーだけは気持ちいいどんでん返しがあり、下手な強盗女性陣の欠点を補ってたような気もします。
というセリフが劇中で出てくるまんま。
しょっぱなの寝起きのシーンが酷すぎて、これでは学生の撮る文化祭レベル以下。
これは演じている女優さんというより、OK出した監督の責任、もしくは急いで撮らざるを得ない予算かスケジュールの問題か。
あんな化粧バチバチで寝て、嘘っぽいにも程がある欠伸(あくび)と伸び。
そういうシーンは随所にあって、ラストのネタバレで様々な「んな アホな」を回収するとは言え、劇場公開するのならもうちょっと頑張りましょう、と思う出来だった。
2020年2月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
三十路直前の独身女が主人公(武田梨奈)、一人暮らしのアパートに強盗して逃げる三人組が押し入る。
イケメンの若い男が元カノと今カノと組んだらしい。
非日常に憧れる主人公は強盗団に入り込んでいく。
武田梨奈のアクションが見たかった。
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久保田悠来さんはこういったヒモっぽい犯人役がハマる方なのでその点では楽しみにしていた作品だったのですが、所々雑な部分があったのが目立ちました。
葵さんが消えた後、拓人さんがななちゃんを受け入れるのが早すぎるし、全体的にあまり葛藤ももどかしさもないのはある意味気持ちがいいですがなんか…なんか…それじゃあ映画としてどうなの…という気持ちになりました(笑)
でもラスト20分は展開が早く、それもかなり想像していなかった展開ですごくビックリしました。面白かったです。
久保田さんのアクションを見たかったというのもあるし、ん?と思う場面は何個かありましたが、しっかり立てたフラグは回収しているし一人一人のキャラが被っていなくて分かりやすかったです。