移動都市 モータル・エンジンのレビュー・感想・評価
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2019-25
ハウルの動くライオンズマンション。
オスカー作品公開タイミングと、埼玉や有田に隠れて、大作なのにあんま注目されてないような気がするかわいそうな作品。
評判もあまりよろしくないけど、実は楽しみにしておりました。
そしてかなり楽しみました。
パクリとインスパイアの違いはわかりません。
だからこの作品見て、ジブリのパクりやんっていう意見も、ジブリにかなりインスパイアされてるって意見もどっちも正しいと思う。
私にはどっちかわかりません。
なぜロンドンにしたのかわからないくらいロンドンっぽさはない。
ターミネーターも出てくるし。「泣いてるのか?」と言うセリフまで…これ狙ってる?
始まってすぐにドラマが始まり、そこからも様々なドラマがあって、映像も凝っていますが、ストーリーも意外と(失礼)壮大。
1000年以上先の未来なのにノスタルジーを感じさせる街並みとか、親や愛という普遍的なテーマなのが好みでした。
このテイストなら、ミニオンネタいらなかったかなぁと。好きですが。
あとアナさんがかっこよすぎて、主人公を完全に喰ってた。
この方、声がとても綺麗でずっと聞いていたかったです。
ジブリの世界観でターミネーター出てきてくれないかなぁと思ってる方や、
ライオンズマンションに住みたい方におすすめします。
大迫力の映像とありがちで薄い話
移動都市ロンドン!それが全て!
既視感満載。いろんな要素の詰め込みファンタジー!!
【賛否両論チェック】
賛:移動都市が捕食し合う中で、少女が支配者に戦いを挑んでいく姿が、勇ましくて痛快。映像美も見事。
否:どこかで観たことあるような要素がとにかく詰め込まれている感が満載。設定や展開等、ツッコみどころもありすぎる。
設定は非常に斬新です。移動する都市同士がお互いに捕食し合い、その他の地は生きるのも難しいという世界にあって、母を殺された少女が仲間を見つけながら、仇の支配者に戦いを挑むという、観ていてハラハラドキドキさせられる雰囲気が楽しいです。
ただ斬新な分ツッコみどころも多く、何より感じてしまうのは、
「何か観たことあるなぁ・・・」
っていう要素がふんだんに盛り込まれていることでしょうか。ヒロインを追う謎の生命体・シュライクや、お尋ね者の女性革命家、壁に守られた第三の都市での攻防等々、どうしても既視感があるものがとにかく詰め込まれている感が否めないのも事実です。
とはいうものの、こんな世界を見事に体現している映像技術は圧巻ですので、気になった方は是非ご覧になってみて下さい。
都市が動くだけあって、スケール感が爽快💖
さすがピージャク!ロードシリーズでは出来なかったスチームパンク!
子供向けなら
近未来アクションファンタジー
移動都市のビジュアルは最高なのに…
すごいファンタジー!エグい創造力!
B級映画の秀作
良い意味でのB級映画
テンプレのストーリー、テンプレのキャラクター、テンプレの世界観
敵味方はシンプルで想像もつかないどんでん返しもなし、最後のオチも安心のテンプレ
基本はスターウォーズと同じ
移動する都市とか都市同士で生存競争をする荒廃した世界というのはSFではよくある話で、ブリッシュの宇宙都市とかウイルソンの連環宇宙とか、日本ならアニメにもよく出ているので説明不要のテンプレで済む
奥深そうな世界観ではあるものの、それは原作本に任せて映画はひたすらアクションとスチールパンクのビジュアルを楽しむべきものかな。都市やフライヤーなどのビジュアルは使い捨てがもったいないほどの造り込みでした。
正直ビジュアル以外は物足りない感はあったけれど、チケット代相当は楽しめた映画(まあ1の日だったし)
残念なのはパンフ以外のグッズ類が一切なかったこと
あの中国の凧をイメージした赤いフライヤーのフィギュアなんかあったら、天井からぶら下げて見たかったです。
いろいろ説明不足。
大掛かりな映像の中にも、繊細なタッチあり
本作は、巨大な移動都市が別の都市を飲み込んでいったり、どんどん破壊をしていくだけのシンプルすぎるストーリーではないことが観てわかった(先入観は良くないと反省)。
ただ、前半はそこそこチープで、どかっかん、どっかん勢いで押していく雑把な表現が多く、若干後悔し始めてはいたのであったが、中盤から後半にかけては結構なもんで、内容にぐっと引き込まれてしまったところがある。
ヒロイン、ヘスター・ショウが感情移入できるか否かの鍵を握っていたのだが、後半からぐぐっと引き込んでいく演技が印象的であった。
母を目の前で殺され、愛を知らず、信じることを知らない、孤高の女戦士は、仲間との出会いによって一人では決してたどり着けなかった運命にたどり着く。
最初に出会った男トムに対して、ヘスターはこんな男頼れない、と呆れ顔で歩みを進めるのだが、人は不思議なもので、一度信じられるものを失っても、また人を信じることの素晴らしさに目覚めてゆくことがあるようだ。それが人の弱さなのか、はたまた強さであるのか、議論するのはよそう。
自分の強さだけを頼りに生きていることに限界を感じ、また仲間を信じることの素晴らしさに、徐々に心を開いていく彼女の仕草や表情は、観る者の共感を得るところがあると感じた。
そうした、人の心の変化の微妙なタッチにも上手に踏み込んでくれた本作品は、一見する価値があると思う。
私自身は、安いものも美味しく食べれるという得な体質ではあるが、まずいものは食べれないたちである。
そんな私の味覚を信じてくれたら幸いである。
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