移動都市 モータル・エンジンのレビュー・感想・評価
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SFの良いところをかき集めた力作
ピータージャクソン製作で興味が湧き予告で面白そうだったのでかなり期待して観賞
こういう時大体肩透かし喰らうんだが今回は期待通りの作品だった。
SFの金字塔スターウォーズを連想させるアクションやハウルやマッドマックスを連想させる都市の捕食シーン、ターミネーター的なキャラなど色々な映画の良いところを集めたと言ってもいいアクションだった
公開日がまぁまぁ近いのとWETAデジタルの圧倒的な映像美、巨匠が製作などの理由でアリータと比べてしまうがアリータには勝てないかなぁ…
こういうSFはすごい自分好みなのでとても楽しめました!
奇抜な発想に驚き、フルCGの世界に引き込まれた作品。
フィリップ・リーヴの原作の世界観をフルCG で描き出したSF作品。
フィリップによる「移動都市シリーズ」は四部作として完結し、更に前日譚としての物語が続々刊行されているが、映画はどうであろうか。
<2019年3月1日 劇場にて鑑賞>
あの人やこの人
レンタル開始日に出払っていたので、レンタル在庫が有り次第そこそこの期待感で鑑賞しました。
さすがに映像は満足。
軽くお酒飲みながら流す。
最終的にそーいやあの人やこの人があのドラマに出演してましたね、って答え合せを。
スノーピアサーやメイズ・ランナー的な、「なんだったんだろ」ってゆー薄っぺらな内容。
「お金掛ければ良い映像」にはお腹いっぱいです。
ピージャクの動く都市の原動力は、日本アニメ?
まず、その奇抜な設定や世界観、壮大なスケールやビジュアルは面白い。
“60分戦争”で全てが荒廃した未来世界。生き残った人々は、移動型の都市で暮らしていた。
荒野を車輪やキャタピラで爆音を立てて爆走。何処かレトロな都市のビジュアルは、SF/ファンタジーと言うより空想科学活劇風。
巨大な移動都市は小さな移動都市を見付けると、砲撃などで攻撃を仕掛ける。最後は丸呑み!
その狩りの様は、住人最大の娯楽。歓喜熱狂。
捕食された都市は捕食した巨大都市の資源や食料、労働力に。
弱肉強食、過酷な格差の世界。
迫力の映像で語る冒頭シーンは圧巻だ。
巨大移動都市“ロンドン”の指導者、サディアス。
その彼へ近付く一人の少女。サディアスに母親を殺され、自身も顔に傷を負ったヘスター。
少女の復讐劇。
が、歴史家見習いの青年トムに阻まれる。
さらに、サディアスによって荒野に放り出され…。
少女と青年の出会い、冒険。
二人の前に現れる賞金首の女、謎の人造人間“復活者”…。
移動都市に反旗を翻す反移動都市同盟。
サディアスは恐ろしい陰謀を企む。
復讐、反撃、革命…各々の命運を懸けた決戦の火蓋が切られる!
本筋は王道とも言える様々たっぷりの要素を詰め込み。
中でも特に気に入ったのは、“復活者”のシュライク。
ある約束の為にヘスターを付け狙う。
一見ヘスターの敵のようでもあるが、母親を殺され荒野で力尽き倒れたヘスターを拾い育てた、親代わり。
交わした約束とは…。
今は機械の身体だが、かつては人間。
時折朧気に蘇る人間だった頃の記憶、ヘスターとの関係…。
機械故“ハート”は無い筈なのに、まだ…いや、今も何処かに微かに…。
意外や、感動ポイントのキャラ!
以上、良かった点。
賛否両論、大コケ。結構辛口意見が多いようだが、そんなにつまらなくはない。面白味はある。
が、難点・イマイチ・指摘部分も確かに否めない。
特異な設定や世界観が魅力。と同時に、ありがちな把握しづらい点も。
専門用語もあり、時々こんがらがる。
強い都市が弱い都市を喰う。それが最大の見せ場の一つだが、描かれるのは冒頭くらい。
後はお決まりの反旗/革命の闘い。悪くはないが、もっとせっかくの都市対都市を見たかった。
飽きさせない展開ではあるが、やはりちと詰め込み過ぎ。
そして、多くの方が言っておられるように、何処かで見た事ある設定や展開やシーンがいっぱい。
思い浮かんだだけでも、宮崎の『ハウルの動く城』や『天空の城ラピュタ』、『進撃の巨人』もうっすら、移動巨大都市は『マクロス』を彷彿。…などなど。
英国人作家の小説が原作だが、日本アニメを意識して作られたみたい。
だからついつい、一本の映画として作るより、日本で1シーズンのアニメシリーズとして作った方が良かったかも…なんて。
ピーター・ジャクソンが製作・脚本。
彼を筆頭に、スタッフが再結集。
このチームで冒険ファンタジーと言うと、かの作品を思い浮かべる。
が、それを期待すると…。
つまらなくはない。かと言って、有無を言わせぬほど圧倒されるほどでも…。
ピージャクのキャリアもかの作品でピークだったのかなと思うと、ちと悲しい。
にしても…
“ロンドン”の暴走に立ち向かうは、“チャイナ”。
そのキーは、“USA”。
何か、何と言うか…。
テリー・ギリアム的
ビジュアルや世界感からは、他の方々が言ってるようにジャパニメーションからの影響も勿論感じたが、芯に"英国的"なモノを感じるので、テリー・ギリアム作品の影響を強く受けているのではなかろうか?
具体的には、「未来世紀ブラジル」のレトロフューチャーなビジュアルや「人生狂想曲」の巨大なビルが動き出す映像等々…
いや、そんな事をウダウダ語る以前に、評判通り詰まらんかったです、はい…
独特の世界観が強烈
CGと実写の合成がちょっとチープな印象を受けるものの,都市が移動するというとんでもない発想,その都市が追う者と追われる者とに分断されていたり,移動都市に反対する勢力が存在していて争いが絶えないなど,そのあまりに個性的すぎる世界観が見事。『スチーム・ボーイ』や『ハウルの動く城』といった日本のアニメに『マッドマックス』をブレンドしたような作風だと思う。移動都市〈ロンドン〉に立ち向かう戦士たちが終盤で次々に命を落としていく様はまるで『ローグ・ワン』のよう。大義のための尊い自己犠牲。彼らの崇高な精神に,思わず涙腺が緩む。最初から最後まで一瞬たりとも緩むことなく,緊張感を保ったまま一気に見せる怒涛の2時間だ。
尻すぼみ感はありますが
2週間限定ですが、地元で公開が決まり大画面で観ることができました。
物語の設定や導入部分が興味深く、宮崎駿監督作品を実写化したような印象も受けます。
残念ながら、最初の感動が終わりまで長続きせず、もう少し脚本が練れていたらよかったのにという想いはありますが、こういう映画が好きなら大画面で観て損はなし。
尻すぼみ感はありますが
2週間限定ですが、地元で公開が決まり大画面で観ることができました。
物語の設定や導入部分が興味深く、宮崎駿監督作品を実写化したような印象も受けます。
残念ながら、最初の感動が終わりまで長続きせず、もう少し脚本が練れていたらよかったのにという想いはありますが、こういう映画が好きなら大画面で観て損はなし。
続編あるのかしらん?
続編があったら一応観るかなぁ…というレベルの面白さ。
設定は微妙な感じがするけど、主人公の女の子は魅力的だった。
結構、宮崎アニメとの酷似を指摘していたけど、そんな風にもとれるかなぁ…。どっちかというとレッドクリフ?って感じだった。でも、話のテンポは良く楽しかった。
関係ないけど、移動都市って、あんな感じに動くのね…。どういう風に振動とか吸収されるんだろう?(笑)
☆☆☆★★ これ絶対に大画面のスクリーンで観なければ良さが半分も出...
☆☆☆★★
これ絶対に大画面のスクリーンで観なければ良さが半分も出ない案件。ましてや家庭のテレビ画面だと…。
だから出来る限り大きなスクリーンで…って、世界的にコケちゃった様で、全然大きなスクリーンでの上映自体が(。-_-。)
この日観たのも、小さくは無いけど…的に微妙な感じ。
さてさて肝心の映画本編ですが…。
コレ《駿》が実写を監督したらこんな感じの作品になるんじゃないか…と言った、完全に《駿》的な世界観が全開。
但し観ていると、本来はファンタジーを目指していたのかもしれないのだけど。映画本編は全然ファンタジーとは程遠い感じ。
おそらく《駿》だったなら…と、ついつい考え込む場面が多数。もしも《駿》だったならば、主人公は若い男女の2人に設定するんだろうなあ〜…等と。
製作側からしたら「ほっといてくれ!」と言いたくなるでしょうけど(u_u)
2019年3月3日 TOHOシネマズ流山おおたかの森/スクリーン6
壮大な冒険ファンタジー
迫力のあるビジュアルは映画館のスクリーンでこそ体験可能な作品。物語としては面白みに欠けるがビジュアルに引き込まれる。そして今後の活躍を期待したい新鋭女優・ヘラヒルマーとレイラジョージを観るだけでも価値のある壮大な冒険ファンタジー。
2019-89
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