移動都市 モータル・エンジンのレビュー・感想・評価
全133件中、21~40件目を表示
中世と未来が入り混じった街や、ジブリを彷彿とさせる世界観がステキ。
観始めて5秒で感じたのが「ジブリっぽさ」でした。特にハウルの動く城と天空の城 ラピュタを連想しました。この映画はタイトルにもある通り都市が移動します。ドデカいトレーラーの上に都市が乗っかっているイメージです。都市が都市を追いかけ、弱い都市は飲み込まれる。ゆえに猛スピードで移動できます。迫力はハウルの比ではありませんが、イメージはハウルそのものといった印象を受けました。
ラピュタ感が伝わってきたのは、主に飛行艇のデザインです。鳥や昆虫のような羽がついていて、羽ばたきながら飛ぶ姿は、まるでラピュタに出てくる空中海賊ドーラ一家を見ているようでした。さらに物語後半に出てくる空中都市は、天空の城を思わせるデザインに。自らジブリに寄せに行っているのでは……?調べればすぐに答えが出るのかもしれませんが、めんどくさいので調べていませんw。
この世界観の近似は偶然なのか、オマージュなのかは分かりませんが、僕は嫌いではありません。
さらに世界観について申し上げると、「懐古的」でありながら「先進的」である都市デザインがカッコ良かったです。都市の街並みは中世のヨーロッパを彷彿とさせます。その一方で、街の中心にそびえ立つ上流階級のための建物は、近未来感のある建築物になっているのです。「ここはどんな都市なんだろう」と興味を惹く見た目のギャップがたまらないのです。
この映画はあまり日本で騒がれた記憶がありません。もっと人気が出ていてもおかしくないのでは?素人ながら「いくらでも続編が作れそう」と思ってしまいました。ないだろうけど「2」を期待します。
そんなに悪くなかったが…
期待しすぎた
都市を動かしかったんだろうなあ
巨大機械かっこいい
スペクタル感満載
評価は0点
皆さんの評価が意外と高いな、というのが第一印象。
私の評価は0点。
世紀末的なのは、マッドマックスとかウォーターワールドとかと似てて、
大昔の戦争で文明が失われ、人類が残された資源を奪い合う。
例えば「パシフィックリム」のような巨大ロボの戦いのように、移動都市同士が、巨大戦車のように戦う、という路線もあったと思うが、
移動都市、という世界観を活かせてないと思う。
マッドマックスのようなバイク軍団で良かったじゃん。
あえて「移動都市」の意味、違いといえば、「一般市民を乗せてる」という設定だけでは。
だが、その設定は、他の都市を捕食するときに、市民から歓声があがる、というシーンだけにしか活かされていない。
「他の都市を捕食しなければ生きていけないが、その戦闘で市民が犠牲になる」というジレンマを描かないと、この設定の意味がないと思う。
上記の「巨大戦車同士の戦い」であれば、そういうジレンマもあり得たと思うが、本作では、市民の犠牲は描かれないので、そのジレンマもない。
結局、「移動都市」というアイデアだけで突っ走っただけのビジュアルだけの作品となっている。しかもそのビジュアルもゴチャゴチャしてるだけになっている。(ゴチャゴチャなら「トランスフォーマー」も同様だけど、こっちは生き物ですらないので、ゴチャゴチャに感情移入もできない。)
SF考証など放り投げてから鑑賞しましょう
設定に説得力は皆無。原作はSF小説との事ですがSF考証した形跡すらないので、未来の地球などではなくファンタジーだと思って観るしかありません。
地上をキャタピラで移動する巨大都市のビジュアルはとても豪華で、全編に渡り金の掛かるシーンだらけです。制作費が100億円は優に超えて150億円とも言われるだけあります。
それにしても、これだけの金を掛けるなら何故SF考証をここまで疎かにしたのか。この映画2018年で最もコケた映画らしく全世界の興行収入を含めても数十億円の赤字が残る惨事だそう。SF考証放り投げれば、娯楽映画として申し分ない出来なのに、本当に勿体ない。
世の中には科学考証、SF考証適当でもヒットした映画はもちろん多いのだけど、流石にこの設定は観客を馬鹿にしていると思う。
都市が都市を捕食する
製作費は回収できたのだろうか。
世界観がいい
派手さに欠ける
スケール
世界観が良い
全133件中、21~40件目を表示