劇場公開日 2019年2月8日

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ファースト・マンのレビュー・感想・評価

全372件中、21~40件目を表示

5.0まったくこの映画を分かってない感想が並んでいて驚いた!

2023年4月24日
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泣ける

悲しい

この映画は、人類が地球以外の星に初めて降り立った人が、なぜ、その後もヒーローのように振る舞わず謎の人物のまま消えていったのか、そのことを本当に突き詰めて、人間とは何かというレベルまで描いた作品。もちろんエンターテイメント的な要素なんてゼロ。
アームストロングは、なぜ人々が恐怖の対象でしかなかった宇宙に、多くの人が死んでいく訓練に、まったく動じず氷のような冷静さで耐えられたのか。世間では、アームストロングは、冷血すぎて好きじゃない、暗い、人間じゃない。こう言われた。
最愛の娘が耳が聞こえないことに気づいた、その治療のため、アームストロング一家は仕事を変え、病院の最新の治療を求めて何度も引っ越し、懸命に彼女の命を伸ばそうとあらゆる努力をしたが、ついに力及ばす亡くしてしまった。しかも、娘が耳が聞こえなくなったのは、アームストロング自身がちょっと目を離したすきに、石に蹴躓いて転んだことが原因ではないかと…
アームストロングは、そのあまりに深すぎる心の傷で、
娘が亡くなった日からこの世を生きる人として実はすでに死んでいたのではないか。
奥さんも、長男も、仕事も、世間も、米ソ冷戦も、宇宙への挑戦も、実は何も目にうつっていなかった。
彼の中には、何も無かった。とっくに心は死んでいた。
友人や、奥さんや、誰に慰められても、パーティーでも、1人、庭に出て眺めているのは夜空に浮かぶ月。
西洋では、昔から、太陽は生命の象徴、生きる力。月は死の象徴、死んだ人が行く場所。
アームストロングは、人々が苦しみ挑戦者の半分が死亡する人体実験のような訓練も、稚拙な技術力での月への無謀な挑戦も、まったく怖がらなかった。鉄の男と世間では称賛されたが、実は違った。彼は最愛の娘がいる、死の星に取り憑かれていて、その月に早く行きたかった。つまり、早く自分も死んで、死んだ娘のことだけを毎日考え続けるだけの、つらいこの世からいなくなりたい。娘が死んだ日から、それだけを1人心の内で願っていた。そして、数々の軌跡があり、本当に人類初、月に辿り着いた。月の「静かの海」その深い深い暗闇に、娘の手作りのブレスレットを、そっと落とし、自分の中で、結論をつけた。さようなら。

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ブロディー署長

3.0ラスト30分は

2023年3月5日
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知的

けっこうハラハラドキドキしながら観ていました。
音楽も良く、俳優さんの落ち着いた演技も良かったです。

ただあまり自分好みではなかったです。

ラストが物足りないかな

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インド映画にハマっているseiyo

3.5最高の宇宙映画だった

2023年2月9日
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素晴らしい映像に素晴らしい音楽
センスが光ってましたな
もはや安定のデイミアンチャゼル

これは劇場で観たかった……

月に降り立ったあの瞬間は
本当に鳥肌だった

あの面会室でのラストシーンも最高で

そうか、これは娘の死を乗り越える
夫婦の物語だったんだ

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JYARI

4.0月面着陸した男の物語

2022年12月28日
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月面着陸も全てが順調だったわけではない。
命をかけた男たちの物語。

映画見た後にメモれておらず、内容は忘れかけているけど、月面着陸寸前で手動操作でギリギリ着陸できたところは非常に緊張感が伝わってきて、素晴らしい。

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夢見る電気羊

3.5リアル

2022年10月15日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

体験は勿論していないが、最初の頃のロケット内での揺れや軋む音などは、リアルに感じた。その理由の一つに無音が多かったことだ。

地球から遠くに離れたからこそ、家族とのことがより一層実感できたのだろうなと想像できた。亡くなった娘は確かに存在しており、それは輝かしい時だったのだと認めることができたのではないか。

地球に戻って妻と再会した時、共に生きていく未来への希望を感じた。

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しじみ

4.0静かな映画

Mさん
2022年10月4日
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ひたすら静かな映画。
ニール・アームストロングというと華やかなイメージを持っていたが、映画で見る限り、冷静で極めて静かな男だった。
再来年にはアルテミス計画で再び人類が月に降り立つと聞いているが、華やかな面だけではないことがわかった。

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M

3.5月面着陸を違った角度から描いた作品

2022年9月22日
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いけい

4.0英雄譚ではありません

2022年8月18日
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人類史上の快挙を扱っていますが、船長の私生活を中心とした家族・人間ドラマの趣で、よく言えば落ち着いて淡々とした、悪く言えば暗くて地味な作品です。
「よくぞやった!」というより「なんとか上手くいきましたね」という描き方ですが、当事者たちは結構こっち派かもしれません。
船長好演。冒険譚を期待するとハズレますが、佳作です。

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越後屋

3.0怒りに満ちた中に生まれた成功、驚きの映像体験

2022年7月18日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

興奮

フライヤーから選んで自宅鑑賞するパターンで選んだ今作。ポスターやタイトルから連想したイメージと違い、思ったより怒りの映画だった。偉業の裏の苦悩…凄い1歩。

アームストロングが月に降り立ったことで、人類が初めてその一歩を踏んだ。それは習わずとも知っている話。それまでの苦悩や困難を描きつつ、大きな一歩を描いていく。

たぶん、タブレット鑑賞じゃ勿体ないんだろうな…と思うくらい序盤から画質と奥行きが凄く綺麗。意味のある画質の透過をしている。ソ連との宇宙開発競争に焦るアメリカが打ち出した月への到達。それまでの過程は想像に足らない程の困難の連続。単純な犠牲だけでは片付けられない程の想いが重なっていく。

故に怒りが多いと感じたのはそこだ。途中、NASAにお金を使うくせに貧困層は見捨てるのか!みたいなデモも描写で描かれていたり、決して単純な賛美だけで終わらないのがまたリアル。ただ、やはり英雄記としての引き立てに機能したのが少し気になる。没入感が少ない状況下で観たからこそ感じる部分でもあるだろう。

凄く印象的だったのが、やはり家族の描き方。背負っている者としての勇ましさを感じる一方、なんとなく残された側に対しての置き去り感が否めず。ただ、それは今作が凄く広い視点を持った作品だからこそ感じたことではある。

民間人が月に行ける時代。そこまでして月に行く理由は、正直自分には分からない。だが、そこにロマンを感じる人がいるからこそ、多大な犠牲を払ってでも行きたい場所なのだ。家族という犠牲もいとわない、男たちの戦いに少し胸を焦がし、何度も驚きに満ちた映画体験だった。

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たいよーさん。

3.5偉業

2022年7月3日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

難しい

月面着陸を成功した、ニール・アームストロングの伝記です。
宇宙に興味のある人、アポロ計画に興味のある人は見ておくべき映画なのではないでしょうか。

私自身は、名言と月面着陸位しか知識がなかったので、どんな人だったのかはこの映画で初めて知りました。
ラストの月面で無音になる演出は、効果を引き立てていた感じがしました。
一番最後の面会のシーンは、見る人により解釈が違うと思うので、これもまた良い演出かと感じ増した。

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たけお

3.0引っ越し第②弾 少々期待外れ、というか私のチョイスミス

2022年6月20日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

王道エンターテイメント系を期待して観に行ったのですが、その意味では少々期待外れでした。
ですが4DX(2D)で観ましたので迫力は文句なく素晴らしかったです。

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野球十兵衛、

3.5こんなに地味でいいのか!

2022年6月5日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

興奮

とはいえ、宇宙飛行士の話としては、一歩踏み込んだ作品だと思う👏
よくよく考えたら、大したコンピュータもない時代に
宇宙に出るって、本当に恐ろしい話だなぁ👏

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ヒックス伍長

3.5ドキドキ

2022年5月27日
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反対派もあげていてイイ。

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karasu

3.5喪失からの再生

2022年4月3日
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zuei

4.5予備知識があれば、最高の映画になる可能性もある

2022年3月24日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、DVD/BD

悲しい

知的

幸せ

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26SK

3.0宇宙飛行士のライアンゴズリング♡

2022年2月20日
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鑑賞方法:VOD

スポーツ刈りのライアンゴズリング…
頭の形が後ろデカすぎなのか
顔が小さすぎなのか、とにかく
バランスが宇宙飛行士というより宇宙人ww
ま、いっか…
奥さんは、あら「ザ・クラウン」のエリザベス

毎度、内容より俳優を見たいだけなんだけど

子供の頃アポロ11号の中継を学校で見た
あんなガタガタいうロケットでよく行けたねーーー

先日見た『ドライヴ』と同じように
運転中の無言で目だけで演技するシーンが多い
ライアンゴズリングさま…声も好きなんだけどね

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mamagamasako

4.5月に行くことで亡くなった娘に会え、大きな喪失感を彼女の形見と共に葬れた

2022年1月20日
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Kazu Ann

1.5カレン

2021年11月13日
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宇宙に思い入れもない自分にとって難しい用語を並べられてもちんぷんかんぷん。きっと大変な条件なのねー。家族も大変なのねー。長男が壊れそうで見ていて可哀想。
ドリームでもあったけど、ソ連に先行する為にかなり無茶苦茶に進められていくさま、人々の犠牲によって作り上げられたのは分かるが、映画の中にもあった民衆がそんなものにお金を掛けるより、という意見に激しく同意。宇宙に目を向けず、地球を守る研究にお金かけたらと思うのは私だけ?

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GAB I

2.0色んな意味で、「あなたは一人ではない」

2021年11月2日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

他のレビューにある通り、とにかく、淡々とした映画。
悪い言い方をしたら、退屈。エンターテイメントではない。
ドキュメントに近い。

ただ逆に言うと、それだけ真実に迫っている、と言えるかもしれない。

確かに、月に行く、行ける本人はいいかもしれない。覚悟もあるやろうし。それに命を懸ける事も出来るやろう。

でも、見送る方、待つ身の方は....
そら、気が狂うほどしんどいやろうし、イラつくやろうし、怒るやろう。

その点でもリアル。

成功は犠牲の上に成り立つ、を地で行った映画やけど。
まぁ~、再度テレビで上映してても観ないやろうね。退屈すぎて。

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川柳児

3.0よく言えば小劇場向け、悪く言えば

2021年10月11日
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正直ハリウッド映画らしからぬ地味で暗い映画だった。
クリストファーノーランとかが監督だったらもう少し華やかさがあったのかもしれないが、ノーランは撮らんだろうしね。

結局は宇宙開発そのものが茶番の一つで、偉大なる国家アメリカと如何わしい国家ソ連の冷戦が生み出した狂気の一部だったと言うことだろう。

本作を観て、コロナ禍以降が本格的な宇宙進出の時代になるのならば、日本流宇宙進出があって欲しいものだと思った次第(^^)

所詮アメリカは下請け頼みの国家でしかない。
裸の王様的国家だw

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tomokuni0714
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