劇場公開日 2019年2月8日

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ファースト・マンのレビュー・感想・評価

全370件中、261~280件目を表示

4.0宇宙飛行士個人に焦点を当てた興味深い作品

2019年2月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

アポロ11号で、人類で初めて月面に降り立ったニール・アームストロングの半生を描いた作品。

『アポロ13』では、ジム・ラベルと言う宇宙飛行士にも焦点を当てつつ、アポロ13号そのものを描いた作品だったわけですが、この作品は、ニール・アームストロングその人を描いています。そういう意味では、宇宙開発計画については、ジェミニ計画からアポロ計画に至る過程が描かれていますが、あくまでもアームストロング中心。それら計画に従事していた時、アームストロングが何を考えていて、何を感じていたのかと言う事が描かれています。

彼は、比較的おとなしい人物であったため、最初に月面に降り立つ人間に選ばれたとも言われています。その辺りは、上手く描かれているのですが、その人物像は、彼がエンジニア体質であったと言う事もあるのかもしれません。

それと、この作品で初めて知ったのは、彼が第二子を亡くしていたと言う事。それも、彼が一層大人しくなり、いろいろと考えてしまう人物であることに拍車をかけたのかもしれません。

一つ興味深かったのは、「NASA(アメリカ)は、宇宙開発に際して死者が出ることに十分対処できるノウハウと、体制を持っている」と言う話を聞いたことがあります。アームストロングたちが、月面着陸に失敗し、地球に帰還できなくなることを想定した追悼文も準備されていたというのは有名な話です。ですが、興味深かったのは、そっちの話ではなく、エド他のアポロ1号のメンバーが事故で殉職してしまった事に関連するエピソード。エドの妻パットが呆然としているシーンをみると、全然、死者が出ることに対するノウハウも体制も、実は無かったんだなと思わざるを得ません。まぁ、その後、整えられていったと言う事なのかもしれませんが。

素人でも名前を知っている様な宇宙飛行士が、いっぱい出てきます。そう言う意味でも面白いです。ですが、宇宙開発計画を描いた作品で、ここまで一人の人物に焦点を当てた作品は、少ないと思います。なかなか深い映画でした。

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勝手な評論家

2.0個人的にはささらなかった

2019年2月11日
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鑑賞方法:映画館

月面着陸した最初の男ニール・アームストロングを描いた映画。
月面着陸が成功することは史実なのでそこにいたる過程と葛藤が描かれるんだろうと思っていたが、予想以上に家族愛の物語だった。その家族の背景を説明する前半部分がやたらと長いのでかなり退屈。
アポロ11が発射してから月面着陸までは緊迫感があって見所もたくさんだが、結局最後はそれかよ!って心の中で突っ込んでしまった。本当のラストシーンも結構意外で、後日談的なエピソード入れないんだと驚いた。やはりアームストロング家にまつわる家族愛を描いた映画ということか。
それにしてはニールの心情は抑えめな表現。個人的には心が揺り動かされなかった。

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kenshuchu

3.5月着陸は、TVで観てたなあ!

2019年2月11日
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大阪ぶたまん

3.5月は眠気も誘う

2019年2月11日
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鑑賞方法:映画館

これはまた硬派な?映画を撮って来たものだ。
アポロ11号の船長を主人公としながら、ほとんど語らせず、観客の想像に任せるというスタイル。そのために、映像は限りなくリアルに。DREAMWORKSの全精力を注ぎ込んだであろうCGは、全編ライブ放送を観ているかのようだった。
そしてまた、轟音以外はほぼ無音な宇宙空間描写。ツァラトゥストラが響く「2001年宇宙の旅」とは対極をなす宇宙映画となった。
税金を使うのは宇宙なのか福祉なのかという政治の世界と隣り合いながら、ひたすら命さえ賭けて宇宙に臨むための実験や訓練を繰り返しす人たちがいる。彼らにも家族があり、飛行士達を支えながらも、時にはたまらない不安が顔を覗かせる。
そういったことを、ただ淡々と描いていく。それらの結果として、もちろん主人公は人類で初めて月に降り立った人となるわけだが、そのシーンもあくまでクールに描かれる。

つまりこの映画は、月着陸のライブ映像なのだと思う。それを、背景を知った上で見るという贅沢を、現在においてなし得たもの。
ライブエイドを現時点で体感できる「ボヘミアンラプソディー」と重ね合わせて言えば、そういうことではないでしょうか。

舞台となっている「アームストロング船長、月に立つ」を、当時小学4年生で、TV放送を食い入るように見ていた宇宙ファンの自分も、ふと振り返ってしまう映画だった。
何度か睡魔に襲われたのは恥ずかしい限りです。

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CB

3.5鑑賞中思ってたこと

2019年2月11日
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デイミアン・チャゼル監督の作家性がビンビンに発出してるなーと。そこに気を取られてしまった。
アームストロング氏は本当に感情を表に出さない方だったんですってー。
アポロ計画はじめ歴史的なことよりも、この映画の製作に関する予備知識がないと楽しめないかもしれない。
従来の映画的演出に慣れきってしまっていると、退屈に感じてしまうかもしれない。自戒こめて。

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空猫

4.0視点

2019年2月11日
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鑑賞方法:映画館

世界が目にしているもの(或いは見せられているもの)と、見えないもののギャップは大きい。それが時代を超えて語られるほどの偉業であればなおさらだ。
結果的にこのプロジェクトが成功することを知っている「映画の鑑賞者」が想像している(或いは見たがっている)ような作品ではないかもしれない。はっきり言って地味な映画である。
訓練中に起こる数々の苦難、宇宙船という狭くて逃げ場のない空間、また地球とは別世界である宇宙空間と月面、そして人の生と死。ただ、映画の肝はそこではなく、ニールとジャネット、そして子供たちというアームストロング一家の苦悩と愛の映画であり、見えないことにもドラマはあるのである。
ライアンの演技もさることながら、ジャネット(アームストロング夫人)役のクレア・フォイの表情豊かな演技が素晴らしい。

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TWDera

4.0想像以上に重かった!

2019年2月11日
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泣ける

悲しい

知的

よくあるハリウッド映画のような、「ミッション達成!やったぜ、ヒュー!」みたいなのが全くと言っていいほど無い映画でした。

映画予告から重い映画だろうとは思っていましたが、まさかここまで重いとは…
スッキリ感は皆無ですが、面白い映画でした。
うちのカミさんは閉所恐怖症なので、絶対観たく無いって言ってましたが、彼女の判断は正しかったですね(*´꒳`*)

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雲呑

4.5IMAX2D字幕。映像より音の迫力

2019年2月11日
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悲しい

怖い

知的

全編IMAXフルスクリーンではない事にびっくり。最後の月面着陸7分ちょっとだけフルサイズになったらしいが気付かへんかった。
ただ音の迫力(無音も含めて)はIMAXでみて良かったと思える。前半ウトウトしたけど。
ニールアームストロングのことをウィキペディアで下調べしとくんやった。
カメラが被写体に近いとすごく不安を感じる
ニールアームストロングの気持ちを疑似体験する映画。彼は寡黙で言葉では全然説明してくれへんけど。
相方のバズオルドリンは陽気、嫁の私物も持っていくーに釣られてニールが月面に投げたブレスレットの名前を嫁と勘違い。死んだ娘のやった。
宇宙に出発前夜に夫を追い込む妻の迫力。
それでも帰ってきたらキスを送るんやからニールアームストロングは真面目というかなんちゅうか

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消されるので公開しない

ララランドで売る必要はないと思うけど。

2019年2月11日
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鑑賞方法:映画館

史実な月面着陸までの軌跡が淡々と描かれる。命と引き換えな人類第一歩は歴史的一幕には変わりなく、しかし、以意外に関係者や家族の苦悩がライトに描かれていてイマイチずんとこない。
まあ、それにしても偉業に違いは無いけれど。

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peanuts

4.0紛れも無い"デイミアン・チャゼル監督作品"

2019年2月11日
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ヘルスポーン

3.0不安定な画

2019年2月11日
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幸せ

飛行が不安定なのは分かるが・・・

日常生活の映像がフラフラ落ち着かないのは見苦しい。

月面着陸の映像は、さすが、スクリーンで観るには十分な迫力。

ラストは素っ気ない印象。

「宇宙兄弟」ファンとしては、原点を見ている感じがして感無量ではある。

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kita-kitune

3.5リアル!

2019年2月11日
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船内の危機的状況が、一人称視点に近い視点で撮られていて、観ているこっちもハラハラして怖い!着陸とグルグルシーンが特に。人類は多大な犠牲にと困難を乗り越えたんだなあ、というのが丁寧に描かれていた。特に悲報は辛く、ライアン・ゴズリングの鬱々した演技に拍車をかけてます。(ラストのあるシーンで解放されます)
しかし、登場人物が多すぎて??で誰に感情移入すればいいの?でした。月面軌道上に残ったマイク・コリンズの扱いが薄すぎて(笑)

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mz

3.5一般受けはしないかもしれないが…

2019年2月11日
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公開すぐの連休中なのに、観客は20人くらいだったかな。大きなスクリーンと大音響で体感する映画なので、興味がある人は早めに劇場へどうぞ。

アポロ計画に関する映画は過去にいくつかありましたが、手持ちカメラも多用してドキュメンタリータッチでアームストロング氏中心に描いた今作は新鮮な印象です。
当時の現場は死と隣り合わせであり、宇宙船の「鉄の棺桶」感を観客も体験できます。「ライト・スタッフ」好きは絶対ハマるんじゃないでしょうか。

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矢吹 貴

4.0宇宙飛行士アームストロングの素直なアンソロジー

2019年2月11日
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宇宙飛行士ニール・アームストロングの月面着陸する1969年までの10年を描いたアンソロジー。すべてに直球勝負なので素直に感動できた。

アームストロングを演じたやライアン・ゴズリングの絶好調が続く。

彼の妻役は「蜘蛛の巣を払う女」のクレア・フォイ。今回は動きが少なく地味な役。芯の強い女性をしっかりと演じたが、ゴズリングとの相性はどうだろうか?

何はともあれおすすめの感動作だ。

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エロくそチキン

4.5IMAXで鑑賞

2019年2月11日
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ジェミニ/アポロ計画を背景に、重厚感で家族を描いた感じ。監督の作品に面白くない映画は無いのか?次作が楽しみ。
ラスト・シーンがまた、良かった。撮影、最高!
今更、アポロ計画を映画化と思ってましたが最高の出来でした。

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Osamu Sato

4.0ライト・スタッフとアポロ13の間

2019年2月11日
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鑑賞方法:映画館

アポロ計画って、こんなに色々な犠牲があったことをあらためて知った。さらに、アナログ時代で、どうしてロケットのドッキングが出来たのか不思議。月のシーンはクリストファー・ノーランの演出のようであった。史実なので仕方ないのだが、やや冗長。しかし、観終わってから時間が経つと、良作であったと思っている。

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hanataro2

3.5いろんな犠牲のもとに

2019年2月11日
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月への一歩は、もちろん色んな犠牲の元に成り立ったのですね。月は実際に見てみたいけど、体力的にも精神的にも自分には無理ですね。

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ごっとん

3.0静かなエンディング

2019年2月11日
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もっとドラマチックに描けるものをあえて静かに淡々と描くことで、受け取り方は観る側に委ねられるカタチですね。

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shige12

4.5結構な衝撃作

2019年2月11日
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3Dで観たらトラウマになりそうな衝撃作。無音が効果的に使われている。
自分は宇宙飛行士とかパイロットとかそういう身体を張った危険な仕事はやはり無理だなぁと実感。ZOZOTOWNの前澤社長、これを観ても月旅行に行きたいと言い続けられるだろうか?

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あいわた

4.5We choose the going to the moon. 月面着陸への追体験

2019年2月11日
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アキ爺
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