「完成度だけの映画」ファースト・マン okaoka0820さんの映画レビュー(感想・評価)
完成度だけの映画
なるほど。完成度だけの映画、ですね。
そこだけで、並の作品は越えている。作品のクオリティを上げていく作業として、再現や映像や音響などなど演出の細部にこだわる、他にやりようがない、という題材。
誰もが知っていて、本人の内面を語った原作があり、記録映像も残っている。もう全部揃っているんだから、オリジナリティや作品性を表現するにも余地がそもそもない。
ソ連側のガガーリンの映画も似たような印象があった。言ってしまうと、事象をなぞるだけ、の映画になる。
キャスティングでいうと奥さん役が正解だった。あとは、みんな影が薄いよな。。
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