「静かに戦う男」ファースト・マン shinkatoさんの映画レビュー(感想・評価)
静かに戦う男
オープニングからスリル満点で秒速で作品世界へ没入できる。緩急の効いた音楽、切れ味あるエンディング、そして全く境遇の異なる主人公に共感、感情移入してしまう。。これぞ映画!であるわけなのだが、同時にこれらがデイミアン・チャゼルの代名詞でもあり、つまり彼は現代の「映画」を背負ってるのだ。本作は間違いなく彼の最高到達点であり、そして彼はこれからも「やるか、やらないかで、やる方を選んだ人たちの物語」もしくは「安らぎよりも素晴らしいものに気づいてしまった人たちの物語」を作り続けるであろう!
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