「静けさと音楽が心に響く」ファースト・マン まおさんの映画レビュー(感想・評価)
静けさと音楽が心に響く
50年前、月面着陸は、人類にとっての大きな一歩だった。
今でこそ、宇宙へ行くことも月へ降り立つ姿も当たり前のように見れるが、当時はそれがどれほど危険なことか、ニール・アームストロングは周りの仲間の死や自分自身の訓練でのトラブルで、恐ろしいほどに感じていたと思う。
それでもなぜ、彼は諦めなかったのか。
少なくとも、1969年にこの月面着陸がなかったら、科学の進歩も大きく変わっていたと思う。
危険と隣り合わせになっても、成し遂げる気持ち。
彼は、静かに家族と向き合いながら、人類にとっての大きなミッションに立ち向かっていった。
私たちが、今こうして触れている様々な科学には、それを命をかけて生み出した人々の志が詰まっていることを改めて感じた。
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