「臨場感あるドキュメンタリー映画みたい」ファースト・マン 2子5孫さんの映画レビュー(感想・評価)
臨場感あるドキュメンタリー映画みたい
月を歩いた宇宙飛行士の実話を元に制作したのは分かるが、ニール・アームストロング船長とその家族や周囲をドキュメンタリー再現したかのように、押さえた表現で進む映画。
盛り上げるような音楽も無し。
世界に名を轟かせたアームストロングの実生活での大きな不幸(娘さんの病死)。
過酷な訓練。
一寸先に死がやってくるかもしれない日々。
そんな夫を持つ妻の苦悩。
仲間の度重なる予期せぬ事故死。
宇宙探査に税金を使うなという世論からの酷評。
大変なアウェイ感の中での月着陸だったのだなと知った。
月のクレーターに娘さんの遺品ブレスレットを、そっと捧げ置いてくるシーンは美しく、泣ける。
月に向かう宇宙船の中で起きる激しい衝撃(揺れ)や非常ボタンが鳴り響き対処する緊迫連続な様子がリアルで見ていて緊張する。
月面に近付き着陸する時、月面に降り立ち動いた時の臨場感。
月面ってサラサラの砂地みたいで意外だった、靴底跡がくっきり残って。
船長、生きて帰れて良かった。
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