グリンチのレビュー・感想・評価
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クリスマスのビジュアルが素敵!
完全に子ども向けだし、これまでのイルミネーションクオリティからはだいぶランクダウンしてしまったけど、やっぱり楽しい。クリスマスのビジュアルが本当に可愛くて綺麗で心が温かくなった。グリンチの発明も楽しいし登場人物みんな愛らしい。
ただ、グリンチが改心した理由がシンディの姿(笑顔?姿?)を望遠鏡で見ただけなのはやっぱり納得できない。笑 あれだけこじらせてたのに、すんなり良い人になり過ぎでは。
でも細かいところは全然目を瞑れるので問題なし!クリスマスを楽しみにして過ごす日々がキラキラで微笑ましくて癒されました。
最後の最後でぶち壊し。
子供向けと言われてしまえばそれまでなのだが、グリンチが一瞬で心入れ替えすぎ。心の傷ってそんなもんなの?最後に急に置いてきぼりにされた気分。
映像は綺麗だったし、笑いどころも多い。マックスは可愛いし、改心するまではグリンチの意地悪だけどどこか憎めない感じがすごく良かった。それだけに残念。
クリスマス子供向け映画
グリンチの捻くれた心を解消するという問題
グリンチは、大人子供関係なく、嫌がらせして、ペットに暴力を振るったりと。スーパーのシーンは酷すぎる。正直いって、かなり嫌な奴です。
両親がいなく孤独に過ごしたクリスマスの思い出により、クリスマスが大嫌いなグリンチは、クリスマスを盗んで無くしてしまおうと企みます。
一方、ドナという女の子が登場しますが。ドナのお母さんは昼間は子供の世話、夜間は仕事と相当忙しい(お父さんが出てこないから恐らく)シングルマザー。
コミカルに、食事が焦がしたトーストやシンクの詰まりで、子育てと仕事の両立の大変さを伝えてきます。
そこでドナはサンタさんに会いお願いすれば、お母さんの忙しい毎日を変えられるのではないかと考えます。
クリスマスの夜、サンタに扮したグリンチとドナが対面し、ドナはお母さんのことをグリンチに話します。グリンチはドナの純粋さと優しさに触れます。
サンタ扮したグリンチがドナに対して"good night"と言うところが、個人的な涙腺ポイントです。
盗みをやめ、自分の犯した過ちを謝ります。ドナはクリスマスパーティーに、孤独なグリンチを誘います。
ドナをはじめ、町の人たちの優しさ、感謝の心によりグリンチの捻くれた心を改心させました。
犯した罪を罰するわけではなく、その根源に抱える問題を解消すること。人に優しくすることの大切さを教えてれる映画です。
86分という短めで見やすく、グリンチの使うガジェットやピタゴラスイッチ的な装置が面白かった。所々流れるクリスマスソングのアレンジが陽気で楽しい気分にさせてくれます。
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