「子ども向けですよ」グリンチ テツさんの映画レビュー(感想・評価)
子ども向けですよ
吹替にて鑑賞
というわけでまずは吹替の感想を
大泉洋の普段のイメージであるぼやいてる感じとグリンチのひねくれ感はあっていて違和感は無かった。杏やロバート秋山なども特段違和感は無く、十分。
宮野真守のナレーションも良かったけど、随分多い印象。
字幕版でもこんなにナレーションあるのかなぁ?
ちなみに日本のイメージソングにPerfumeが採用されたため、評価はあげております。+1.0くらい
で、肝心の内容
幼少期、孤独に過ごしていたグリンチはクリスマスが大嫌い。
今も愛犬マックスと山の洞窟で暮らしている。
グリンチは大嫌いなクリスマスを盗むことを思いつき…
グリンチがクリスマスを嫌いになったバックボーンをもっと描写した方が良いと思ったし、改心するのもアッサリしすぎているというのも正直なところ。
少女の純真な想いに改心するあたりは予定調和というか安定のストーリーとは言え、53年こうやって生きてきてるのに随分アッサリと…
児童向けとは言え、あまりにも気持ちの変化がアッサリしすぎているような…
グリンチがこれまでよっぽどひねくれて、ねじまがって人と関わらなかったせいなのかもしれないし、描写の節々にグリンチが実は優しさも持っているのも描写されてはいたが、あまりにも雪融けがアッサリしている印象
村の住人も随分アッサリと彼を受け入れており、それもいかがなものかと
あと、愛犬マックスの可愛さに癒される
とりあえず、誰かと繋がっていること、心を通わせることの大事さが伝われば良いのかな?
あとは、今までにない価値観、他者を受け入れることとか
気楽な気持ちで見るアニメーション映画