ワンダー 君は太陽のレビュー・感想・評価
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ずっと応援したくなる
初めて学校へ行く日はオギーと一緒にドキドキして
初めてできた友達に裏切られたと思った時には一緒に悔し涙をし
それでも 段々友達が増えていく
オギーも辛いけど、両親の辛さは計り知れない
みんなに頑張れと声を大にしていいたい。
Choose kind. オギー君の1年の成長
突出してここがスゴいっというシーンがあるわけではないのですが、全編しみじみと良い作品でした。
お母さんの教育がしっかりしてたからか、オギーって賢いんですよね。で、何だかんだで世の中残酷ってのも理解してて。それでも学校に行って友達ができて。最初は臆病になって下向いてたのが段々と変わってくる。ベタかもしれないですけど最後の表彰式は堂々としてて大きくなったオギーに涙が誘われます。
でも学校以外だとスゴく子供っぽい。お姉ちゃんが彼氏連れてきた時にからかう仕草はとても子供っぽくって自然でした。やっぱ天才子役と呼ばれるだけあってジェイコブ・トレンブレイ君って上手いわ~。
他の子供の視点になるのがこの作品の特徴でもあるんですが、お姉ちゃんのヴィアって最初に出てきた時から気になってたんですよ。弟が手間かかると親は弟に付きっきりになるんで、お姉ちゃんって孤独を感じたりするんじゃないのかな?って。そうしたらちゃんとお姉ちゃんの話になって。ヴィアはヴィアで寂しい思いもしてて、それでも弟は弟なんでちゃんと面倒見てあげてて。メッチャ良い子やん!おばあちゃんの存在は大きいにせよ、やっぱり親の教育の賜物ですよ。
その母親のイザベラ役がジュリア・ロバーツ!いい女優さんです。いっぱい良いシーンはあるんですけど、オギーがジャックを初めて家に呼ぶシーンでイザベラの方が子供の成長にスッゴいドキドキしてる姿がなんだか印象に残って好きなシーンでした。
そして、お父さんのオーウェン・ウィルソン!こちらも良いお父さんでした。面白いだけのかと思いきや、宇宙飛行士のヘルメット隠してたのお父さんだったなんて!初登校日の処世術のアドバイスといい子供への接し方が素晴らしい。お姉ちゃんの事もしっかり気にかけててホント理想的なパパや!犬が亡くなった時に1人で泣いてたのはシブかったっす。
子供って素直なだけじゃなくって、子供なりの社会に生きてるんですよね。そこにはヒエラルキーとかあるし、調子を合わせる為に心にもないこと言ってしまったり。それでもちゃんとジャックとオギーは仲直りできて、そしてヴィアとミランダも仲直りできて。現実ではなかなか上手くいかなくっても映画ですもの。上手くいってハッピーになる姿が観たいじゃないですか!そういった意味で見事に期待に応えてくれた作品でした。
何だか仕事でささくれ立っていたのですが、こういった作品を観ると気分が良くなりますね!だから映画って面白い!!
ジュリアンは最後自分の過ちを認められたから、彼の両親に打ち勝って正...
ジュリアンは最後自分の過ちを認められたから、彼の両親に打ち勝って正しいことが出きる人間になって欲しい。
尺の都合だと思うけど、ヴィアがどうミランダと友情を取り戻せたかとか、ジャックにもメダルをあげて欲しいし、何年後かの未来もいつか見れたらいいな。といろんなことを感じました。
顔は人の過去を示す地図
誰だって、いつまでも一人ではない。
D.サウロもロビンにそう言ってたし。
成長する過程では、ふとした機会から
自分と繋がってくれる友達や
経験を与えてくれる大人に
廻りあう。
そういう環境は、
運かもしれないし、
自分が頑張ったのかもしれない。
誰かかが手を差し伸べてくれて
できたのかもしれない。
私は運が良くて、
いつも人生のピンチには
誰かがそばにいてくれた。
小学校の担任の先生。
はみごで心が折れそうなとき
交換日記で言葉を交わしてくれて、
部屋で色ご飯のおにぎりを
ごちそうしてくれた。
あの味忘れないなー。
順番に巡るヒエラルキーの
最下層のタイミングで
友達になってくれたアイツ。
元気にしてるかな。
誰もが、少しはもってる
優しさで支えてもらった時代や
支えた思いや、ささやかな約束が
頭の中でめぐるんです。
どの立ち位置にいれば、
人を傷つけなくても、楽しく
すごせるのかー
そう。
卑屈にならず
信頼できる仲間になって、
独りじゃないことに
気付けばいい。
しかめ面をやめて。
そうすれば、
シワの位置も変わるー
もう、
なんか知らない間に、
当時の不安定な毎日や
楽しかった出来事を
思い出して
高ぶって、泣いてしまう。
本作では、リーダーは改心して
転校していきましたが、
悪魔みたいなのも、実在して、
それとどう関わるかが
リアル社会なんだけど。
まぁおいといて…
オギーだけじゃなく、ねえさんの
ヴィアの心の成長が、嬉しくて。
おばあさんは、周りに気をつかう
彼女を見抜いて、見守っていたのが凄い。
ヴィアが真っ直ぐなまま、
成長できたのは、おばあさんの存在で
それを、
作品のなかにいれこんで
もらったのがうれしい。
太陽だけが全てではないもの。
揺るぎない母親や深い愛情が
溢れる父に囲まれ、
オギーを過度に特別扱いをせずに、
優しさをみんなで少しずつ
共有していく様が凄く心地よかったです。
チューバッカは、
オギーの造り出した空想なんだけど、
その、世界観は、
スターウォーズが好きということ
だけではなくて、
いろんなタイプが世に混在すれば
マイノリティは目立たないと
いう意味を含んでいることを
後で知りました。
違って当たり前という文化が
健全な感覚を生むことを
改めて意識した作品でした。
いい気分で帰れますよ。😃
うまくまとまりすぎてる感はあるがいい話
登場人物それぞれが主人公になる演出方法がよかった。(パパママはなかったけど。)
みんなそれぞれの悩みや思いがあって、登場人物の心情や人生がぐっと入ってきました。
最後はザ!ハッピーエンドという感じでまとまりすぎ感はありましたが‥(敵は多いよね)
退屈な映画では決してないので、あっと言う間に終わりました\(^o^)/
ジュリア・ロバーツ、やっぱいい演技する。
プレゼント貰った時にあんな感じで喜ぶのがいい。パパ役の人も好き。
主人公のボーイは「ルーム」に出てた子なんですね。さすが難しい役こなす子ですね。
お友達役の子たちが非常に美形である。
将来の顔見たい。笑
私は泣けませんでしたが悪くない映画です。
最高だった!笑って泣きすぎた
ハンソロがやってる今、
チューバッカの登場には笑いました笑
最強のふたりみたいなのを
期待して鑑賞。
見事に期待に応えてさらにお釣りまでくれた作品!
めちゃくちゃ笑ったし、めちゃくちゃ泣いた。
純粋な子供の気持ちと、親心どっちにも共感ができる。
辛いシーンはほんとに辛かったし、嬉しいシーンは本当に嬉しかった。
多くは説明しないまま進んでいくストーリーだったが、想像をしながら観ると没入感やばかったです。
例えば
ヴィラとミランダが元々歯を矯正してたところ。
俺の勝手な妄想では、あまり目立たないふたりが親友になったんだろーなーとか
ヴィラの舞台での台詞も印象的
世界は素敵すぎて気付かれない。
そこで挿入される母娘のケーキのローソク消しのシーン
纏められないからまた書きます笑
涙腺崩壊
子供が主人公のこの手の映画はやばいと思ったんやけど、案の定・・涙腺崩壊!この映画に捻りやベタなんて必要ない!一泊旅行を見送るシーンでの父親のセリフ『振り向きもしない』にジーン。友達が増えてゆくたびジーン。章に区切って周囲の人間にスポットライトを当てた事で、よりジーン。『その人を知りたければ答えは一つ、よく見る事!』この映画、観てよかった。
オギー、君は太陽!
試写会で観に行って来ました。
オギーの語りから始まるこの映画はオギー役のジェイコブ君の声がとても可愛くて、可愛らしい声に包まれながら話の詳細が始まって一気に引き込まれました。
話の題材として、オギーの顔が生まれた時からの病気のため、特別な顔になっていて、その事を隠すために、ずっと自宅学習で暮らして来たオギー。
そのオギーが勇気を持って学校に行く話。
けれど、受け入れ難い周りの目だったりいじめ
でも、それに負けないで立ち向かって行くオギーが
とても素敵でした。
オギー視点だけで、作品が始まると思いきや、周りの人達の視点で繰り広げられるこの作品がとても感動的でした。
そして、初めて出来た親友ジャック役のNoah君がとてもカッコよくて将来有望です。笑
そして、この映画はオギーだけに当てはまるものでは無くて、子供大人みんなに当てはまる事だなと思いました。
何の障害が無くても、溶け込めず浮いてる子、いじめられてる子、そういう子を周りと同じに見て見ぬふりをしてしまうこ、そういう経験が幼少期にある人、そして、そういう子供を抱えてる人
オギーの勇気が、周りの暗い広いけれど何もない宇宙のような真っ暗な心を明るく照らす太陽になる。そんな気分スッキリ、涙が止まらないそんな映画です。
こんなに映画時間があっという間に感じた事はありません。
随所随所に散りばめられたジョークもクスクス出来て好きです。
95点
全員にストーリーがあって、
全員の気持ちがわかって、
悪い奴がほぼいない映画で
ほっこり系!全員のストーリーで泣いた
あれが女の子ならもっと大変やと思った
最後のために溜めた校長の発表で結果わかってても
名前呼ばれただけであんだけ泣けるのはすごいw
あー泣いたw
号泣してしまった。これはいい映画!
評価が良かったんで見に行ったんですが、評価を信じて良かったとおもえるそんな映画でした。
御涙頂戴の映画だと言われればそうなのですが、嫌じゃない御涙頂戴で、キャラクターごとのエピソードが凄くよかった。なかでもオギーとジャックの友情エピソードが本当に好き。仲直りのシーンは、なんか分からんけどぼろぼろ泣いちゃいました。この映画でてくる人達は一部のいじめっ子以外は、みんな優しい人達ばかり、そんな上手くいかねーだろとは心の中でも思いつつも、やっぱりこんな世の中ならいいなぁと思ってしまわざるを得ません。
連続ドラマなら超感動した
完全ノーマークの映画でしたが、巷の超高評価を受けて鑑賞。
確かに感動ポルノなどではなく、オギーとその周辺の人たちの葛藤を誠実に描いた映画でした。
が、個人的にはピンとこず。
序盤、オギーの初登校シーンで父親の「孤独ではないんだ」という励ましには涙しましたが、それ以降はいじめっ子ジュリアンの背景が語られるパートでグッと来た以外、特に胸に迫るものはなかったです。結構、フーンって感じで終わってしまった印象。
原因ははっきりしています。それは、たくさんのエピソードを詰め込み過ぎており、それらがしっかり掘り下げきれてないからです。時間ないなら絞り込めよ。ミランダの話とかなんなんだよ。
本作への不満は正直そこくらいで、テーマやストーリーはかなり素晴らしいと思ってます。しかし、私はエピソードを丁寧に掘り下げて描写しない映画を好まないため、本作は十分に楽しめませんでした。
つまり、構成が好みに合わなかったのです。
物語は好きです。善人ばかりの都合のいい夢物語に見えますが、内容やテーマはリアルだと感じました。外見は慣れるとか、友人が出来て世界が変わる感覚とか、聞き訳の良い子が実は葛藤を抱えているとか、問題を抱えている子には必ずなんらかの背景があるとか、安定した守りがあれば一歩踏み出す勇気で自分の世界を変えられるとか。このように結構本質的なことが語られており、だからこそただの泣かせ映画ではなく、かなりの高評価を勝ち得たのだと思います。
また、本作は身も蓋もないスーパーリアリズムを語っています。それは、
『経済的に安定した家庭と、豊かな愛情を与えつつ本人の主体的を重んじる素晴らしい家族を持ち、それに裏付けられた柔軟で前向きな性格、さらに高い知能を有するとなると、問題解決能力が非常に高くなるため、自尊心と自己効力感に恵まれ、その結果人生イージーモードとなる』
ということ。オギーを見ているとしみじみそう感じます。
確かにあの顔で生きるのは大変ですが、オギーよりもジュリアンの方がしんどい人生を送ることになると思います(すでに送っているか)。
そんなジュリアンがトラブルを起こした後に、校長に語った言葉は良かったです。ジュリアンの物語は、短いながらも説得力がありました。
続編はジュリアンでお願いします。
心が洗われる作品です。
遺伝子の問題で奇形で産まれてきた男の子オギー。
初めはオギーの目線で物語が進むのですが、彼だけを中心として見ていくのではなく、姉のヴィアだったり、友達のジャックだったり周りの人達の目線で物語が進んでいくので、色んな人の立場で彼のことを考えることができます。
ヴィアがオギーを太陽だと表現したり、ジャックがオギーと仲良くなって学ぶことなど、登場人物がオギーをどう考えているかなど様々な気持ちが分かるのがこの作品のいいところです。
作中で散りばめられた素敵なシーンでは、色んな愛情がたっぷりでこちらまで嬉しい気持ちになったり、感動して涙してしまうことも。
中でもお父さんがヘルメットを隠した理由がとても素敵でした。オギーの顔が見たかったから。なんて愛情深い父親なんだろう。
もちろん家族愛だけではなく、友情や劣等感、嫉妬など様々な感情が散りばめられた作品となっています。
人を見た目で判断してはいけない。
このようなことを小さい頃から親や学校の道徳などで度々学んできたと思います。
だけどそれはやっぱり大人になるに連れて忘れていってしまったり、子どもだって全てを理解できるわけじゃない。
この作品はそのことを理解したり思い出させたりすることに役立つ作品です。
そして観た後には少し自分がいい人になったかのような気持ちになれる。そんな温かい作品です。
もっとワンダーの世界を知りたくて久しぶりにパンフレットを購入してしまいました。
パンフレットを読んでまた涙する(笑)
wonder君は太陽は私にとって、とても大切な作品であり宝物となりました。
非の打ちどころのない傑作。
『ルーム』の子役の演技がまた観れるということで、期待して観に行きました。CMや邦題などから与えられる映画のイメージと寸分違わず、でもちょっと予想を裏切ってくれる傑作でした。終始主役の視点から描かれる物語なのかなと勝手に思い込んでいたら、あのストーリーテリングは素晴らしいですね。お利口なお姉ちゃんが登場する兄弟愛の映画としては『ヴィジット』という全く別ジャンルの傑作を思い出してしまいました。個人的には2018年ベスト候補の作品です。
心温まる素敵な感動作品です。
⤴いろいろな人の目線で展開していくストーリーが良かった
⤴ヴィア目線のストーリーが特に好き
⤴感情移入出来る要素が沢山詰まっていて、素晴らしい作品
まだ余韻
ここでレビュー読みながらウルっときてます。
みんな素敵だった。
一生懸命なママも、控えめなviaも、
優しいパパも良かった。
姉がグレたり、パパがママを否定するとこうはならない。
こういう家族だったら、と、色々思う所あり。
私の中ではジャックが良かった。
一番好きなシーンは、廊下で我慢出来ず殴りかかったところ。次は最後の表彰シーンで自分の事の様に喜んだところ。表情がとても素晴らしかった。思い出しても胸が熱くなる。
サマーも良かった。
でも現実はなかなかこうはいかないような。
アメリカは違うのかな?
仲間外れを庇ったら仲間外れにされる、なんてないのかな?
自分の子供の頃、我が子の事、色々考えさせられる映画でした。
しばらく感動してます。
決してオギーだけでないスポットライト。
「人を労わりなさい、みんな闘っている。
その人をよく知る方法は、よく見ることだ」
そんなオギーの言葉で締めくくられる今作。
決してオギーばかりスポットライトが当たるわけではない。
あくまでもオギーを中心としてプルマン家、そしてその生活を彩る個性的なキャラクター達にライトが当たる。
オギーの苦悩と前向きな性格、
それを支えるプルマン家の出来事、
個性のあるキャラクターたち、
都度ハートウォーミングで涙が流れる。
ここぞ!ってところで来るのが分かっていても胸に熱くなるものがある。
普段「外見」で判断しがちな我々に
再度「外見」ではなく「内面」を見るべきだと改めて気づかせてくれる。
最後の締めくくりでもあった
「よく見ること」とはあくまで外見ではなく内面も「よく見る」ということだと改めて考えさせられる。
今期一の心温まる、優しい気持ちになる作品といっても過言では無い今作を是非見て欲しいと心から思います。
優しさ溢れる感動群像劇。
「ワンダー 君は太陽」字幕版で鑑賞。
*概要*
10歳の少年オギーは、生まれつきの障がいにより、人とは違う顔をもっていた。幼い頃からずっと母親と自宅学習をしてきたオギーは、初めて学校へ通うことに。はじめのうちは同級生達から避けられたりするオギーだったが、彼の行動によって同級生たちは少しずつ変わっていく。
*主演*
ジェイコブ・トレンブレイ
*感想*
いじめが絡んだ映画は元々、好きじゃないんですが、あまりの高評価だったので観に行きましたが、これは相当凄い映画です。高評価の理由がわかった気がします。
人とは違う顔で産まれた少年・オギー、お姉ちゃんのヴィア、オギーの親友・ジャック、ヴィアの親友・ミランダの4人からの視点に置いた所が良かった。ナレーションも変わります。それぞれオギーに対しての見方が分かるし、なんといってもオギーに関わる人達が全員優しいんですよね。(^^)
4人だけじゃなくて、オギーの両親、校長、担任の先生、いじめっ子も何だかんだで優しい。
オギー編がとにかく胸が締め付けられる。本編開始早々、オギーの自己紹介から始まるのですが、すぐに心を掴まれました。。「ルーム」の時もそうでしたが、演技が抜群に上手い。いじめられて、信じていた親友から裏切られても、母親や父親、お姉ちゃんに支え合いながら下を向かず、常に前向きなのが凄い。ジュリア・ロバーツも仰ってた通り、これは「ヒーロー映画」です。あと、スター・ウォーズのネタを取り入れた所も良かったな!
お姉ちゃんのヴィア編ー親友ミランダとの関係、ジャスティンとの出逢いが描かれてた。ミランダとの仲直りは「あれ?もう仲直りしたの?」って思っちゃった程あっさりしてましたが、とにかく弟思いでとにかく優しいお姉ちゃん。因みにヴィアから見たオギーは太陽と例えてました。これまた素敵だったなぁ~
親友のジャック編も彼なりの心情が細かく丁寧に描かれてた。あのハロウィンで思わずオギーに対して傷つける言葉をいじめっ子達に口走ってしまった罪悪感。オギーから学んだこともしっかりと描かれてたし、本当に仲良くなりたかったんだなって伝わりましたね。
思わずグッときたのは、いじめっ子ジュリアンの殴り合いですね。。さすがジャック。
ヴィアの親友・ミランダ編も彼女なりの心情が描かれてた。最初は嫌な女だなって思ってたんですが、彼女なりに悩みがあって冷たくなっちゃったんですよね。仲良くしてたオギーにも大切に支えてたし、ミランダもホントは優しかった。
いじめっ子・ジュリアンも少しだけ描かれてた。一番しびれたのが校長先生がジュリアンに2日間の停学処分を罰するシーンで、ジュリアンの両親もなかなかパンチが効いてた(笑)
ジュリアンはもちろん猛省するわけですが、個人的にもう少しジュリアン視点もしっかり描いて欲しかったな。オギーに直接謝罪するとか、そういうシーンがあればもっと良かった。最後のシーンであっさりオギーを称えてたからそこがちょっと引っ掛かりましたね。まぁ~キャンプのシーンでは、ジャイアンみたいないじめっ子がオギーを助けたところも素晴らしかった。
浜辺のシーンで感動。友情って素晴らしい。
不満点があるとすれば、ヴィアとミランダのあっさりした仲直り、いじめっ子視点がなかったこと。それだけです。
オギーの母親もしっかりしてて優しいし、父親もオギーを笑わせてくれるし、お姉ちゃんも弟思いで優しいし、親友ジャックも最高だし、皆それぞれオギーのこと大好きなんですよね!
泣きそうになったのは数ヶ所。全体的にほっこり、優しさ溢れる感動作!オギーを思わず応援したくなる!
みんな優しい
顔に障害を持った少年が初めて学校に行き、素顔を見せて、最初はいじめられて友達もいなかったけど親友ができ、だんだんと人気者になっていく物語。予想通りのストーリーで最後はハッピーエンド。
現実はもっと厳しいし、イジメは激しく陰湿に続けられるという意見もあるだろう。あまりに予定調和的という気もする。でもこの映画は「そうあって欲しい」「そうであるべきだ」という観る人の期待に応えてくれて、見終わった後優しい幸福感に包まれる。そういう映画があっていい。号泣はしないけど最後まで涙が出続ける映画。
ジャック
ジャックが自分の弱さから周りに流されてしまい心にも無い酷いことを言ってしまいオギーを傷つけてしまう。
それに気づいたジャックは本心でその弱さに勝とうとある選択をする。それはとても難しく大変なものだがその姿に心打たれた。
特にジャックとサマー役の子の演技がすごい。
登場人物全員好きになる映画は初めて見た。
想像を超えない映画
“想像を超えない映画”
こう言ってしまうと聞こえが悪いですが、それがこの映画の良い所かもしれないと思いました。
まずオギー、彼は外見に人と違う部分がありますが、その他はあまり人と変わらない。
自分の子供時代を振り返ってみて、オギーの感情や行動に思い当たる節がありませんか?
なので、映画を観ていて気持ちを想像し易いのかなと。
また、オギーの周囲の人達も、過去や現在の自分、周りの人に当てはめて想像できるようになっている気がします。
そして、ストーリーですが、想像を超えない理想的な話になっています。
現実だとなかなか難しいかもしれません。
でも、人々の想像できる範囲内の行動の積み重ねで、理想を実現できるのかもしれないと、この映画は思わせてくれます。
サマーのように積極的に行動できれば、素晴らしいでしょう。
シャーロットのように自分のスタンスを崩さず、分け隔てなく接するのも良いかもしれません。
ジャックウィルのように、周りに流されたり、心無い言葉で友達を傷つけた経験をした事がある人は、少なくないと思います。
結果、無視される。それでも彼は、友達でありたいと思い続け、反省をし謝る事も出来ました。
素直な気持ちで思い続ける事は、何よりも強いのかもしれません。
また、ジュリアンの取り巻きのように、一度はいじめる立場になりながら、友達になろうとする。時として、自分を変える勇気も必要なのかも。
このように、色々な想像できる行動に感情移入させてくれ、理想を見せてくれる映画でした。
欲を言えば、ジュリアンにも、もう少しはっきり救いの手を見せてくれたら、嬉しかったです。
最後に、子供にも観せたいと思ったのですが、字幕だと低学年には観せられないかな・・・。
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