ワンダー 君は太陽のレビュー・感想・評価
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感涙必至
オギーのたくましさに勇気をもらう。
そして彼をとりまく友人、姉、親、教師、校長、みなに感動させられた。いい学校である。
オギーに初めて友人ジャックが出きた時に校門で待ち構えていた母のシーンで涙。
ジャックは、一度、離れるが、サマーという女のコが友達になり、終盤にジャックとは仲直りし、また新たな友達も集まりだす。7年生に立ち向かうシーンなどの、友情にも感涙必至である。
姉も孤独だったが、乗り越えていくシーンも良かった。
文句のつけどころがないが、リアルに考えると私は、体験的に、こんなもんじゃない顔面の奇形の方に遭遇したことがある。
オギーの顔立ちは至って普通だ。
そこはちょっと、あら?と思わないことはないが、感動できる作品である。
字幕が追うのが嫌で、あまりしばらく何年も洋画をほとんど観ない私だったが、どんどん見ていくことに決めた。
主人公のオギーがとても強い子だったから、彼は太陽でいられたんだと思...
ワンダー
ダメな自分を思い知らされました
この作品のことは、ずっと前から気になってました
でも今まで見なかった
見たくなかったのです
そう、彼の顔を見たくなかった
この映画に出てくる嫌な奴らと一緒の理由で私は彼を見たくなかったのです
何一つ言い訳はありません、それだけ自分の小ささが情けない
この事を言わずにレビューなど書けない
人の心は動く、いとも簡単に、いい方へも悪い方へも
自分がしっかりとしていれば周りに流されているのかそれが正しいかどうか
ちゃんと見極めて進んでいけるとそう思いたい
心が腐る前に正しさを学ばなければ歪んだ方向へ進んでしまうかも知れない
今まで私は何本も映画を見てきたのに何も学んでいなかった、この先もどうなのかも自信はありません
それでも少しづつでもいい方向に行けるよう努力しなければ
出来ないことはない、おおらかに笑って心から素直にもう一度この映画を見なければね
人を労われ 皆、たたかっているんだ
オギーとその周りの人たちの感動物語
2度目の鑑賞をしました。
本当に感動しました。
障害に対する偏見があるなかで、偏見に負けずに強く生きていくオギーとその家族の愛に勇気づけられる心温まる作品でした。
また、顔に先天性の障害を抱えているオギーの物語だけでなく、姉のヴィアや友達などの第3者的視点から描かれている点が素晴らしかったです。
3つの名言
「心はこれからどこに向かうかを示す地図で、顔は今まで私たちがどんな道を歩んでくれたかを示している地図」
「彼の見た目は変わらない。変えられるのは、我々の見る目」
「人をいたわれ。みんなも闘っている。相手を知りたかったらやることは1つ。よく見ること」
いずれも、心に響きました。
みんなも闘っている、苦しいのは自分だけではなく、みんな同じなんだと気づかせてくれました。
あと、オギーがスターウォーズ大好きなので、スターウォーズのネタも取り入れられていて良かったです。
太陽の意味
最初は太陽の意味を勘違いしてました。見てみれば、きっとその意味がわかるはずです。
ストーリーは何名かの主要人物の視点で描かれ、一つの事件でそれぞれがどう思っているのかが分かり、感情移入しやすく、キャラ立ちの良さから引き込まれること間違いなしです。
フォールフラワーの時もそうでしたがこの監督は、キャラをよく引き立てますよね…ほんと、いいやつはすごいいいやつだし、悪い奴も憎めない。
至ってシンプルな設定、何名かの視点なので一人に深く潜れない点を鑑みての評価ですが名作ですね。
太陽は決して自分一人の力で輝いてるわけじゃない。それは最後のオギーの台詞にも現れているように思います。
よく、この映画の紹介にオギーの魅力が人を集めるような記述を見ますが、それだけではないはずです。
起伏も少なくただただ、幸せな映画です。万人受けも映画好き受けも良い、おすすめすべき作品ですよね。
私はウィルが大好きでした!
校長先生とダンブルドア校長が重なったのは私だけ?
いい映画は巧い映画だと思う
オギーの学校初日に先生が今月の格言を説く。
黒板には、
When given the choice between being right or being kind.
Choose kind.
と書かれている。
正しいか親切であるかの選択が与えられたとき、親切を選択しなさい──これは、この映画の主張だった、と思う。
個人的には、オギーを取り巻く健常者の悩みを併行で描いている手法に更なる感動があった。
映画は泣けるがお涙頂戴をぜんぜん用いていない。
比較する脈略は一切ないけれど、日本では、この手の話をお涙頂戴でない方法論で描けるだろうか・・・、
あるいは宇宙飛行士とスターウォーズのファンタジックな心象を交えながら描けるだろうか・・・、
と考えてしまいます。
Stephen Chboskyってウォールフラワーとこれだけなのに、2作だけで名監督の貫禄を感じます。
ところでこの映画、母はジュリアロバーツだし父はオーウェンウィルソンだし、子役達もIzabela VidovicもDanielle Rose Russellも綺麗です。
偏見を持つな・人を思いやれとの骨子に感動する以前に、わたしたちは彼らの美しさに気付いている──はずです。
彼らが美しいからこそ、偏見を持つな・人を思いやれという教導に寄り添い感動することができた、とも言えます。
すなわちChboskyは完全に意識的に、家族も子役も、美しい人たちばかりを集めている──と思わずにはいられなかった。かしがましいことを言うならオギーの顔の造形もどっちかといえば可愛いのです。醜を扱うために徹底的に醜を排除している──その「巧さ」。
映画が人を感動させるのは、一生懸命つくったとか、思いを込めた、とかではなく、徹底的に技巧──悪く言えば作為なのだ──と思うのです。
静かな勇気
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