ワンダー 君は太陽のレビュー・感想・評価
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奇跡を起こす。
「正しいこと、親切なこと、どちらかを選ぶときには、親切を選べ。」オギー、ヴィア、ミランダ、ジャックウィル、それぞれ順にクローズアップしていくが、表層では分からない、それぞれの苦労が描かれる。
その中で、彼らは、正しさよりも優しさを選択していく。その結果、奇跡へと辿り着く。見た目で判断してしまうことは、どんな人間もしてしまうこと。ミランダの見た目が変わってしまっていたけど、中身は変わっていなかった。変わっていなかったどころか、より弱くなっていた。
人間のある一面しか見えなくなると、それ以上、その人を見ようとしなくなる。とても愚かなことだと思う。人間とは多面的で、三次元的、深遠を知ることが人間関係を良好に保つことにつながり、お互いの人生を豊かにする。
みんなが主役の物語だった。「他人を労われ。みんな戦っている。相手を知るには、よく見ること。」最後のこの格言の通り、登場人物は、オギーを労わり、オギーをよく観た。だからこそ、起きた奇跡。
見た目は変わらない。こちらの見る目を変えないと。
これ低評価する人心曲がってるでしょ(笑)
上映終了前に見れてよかったです。
私ってこんな涙出るっけレベルで嗚咽漏れそうなぐらい泣いてました。
ジャックがいじめっこジュリアンにオギーをバカにされ、停学処分になっても彼を守った姿に今思い出しても涙が出そうなぐらい感動しました。 Minecraftのトークでの会話も涙が止まらず‥‥ 涙しか出てこないんです最初から最後まで(笑)
それぞれのキャスト中心に話が回っているので、毎回彼らに感情移入してしまいました。
いつまでもこの作品で涙できる、心の清い私でありたいです。
必ずもう一度見たい作品です。
お金を払ってよかったです。
自然と涙が流れてくる温かさ
この映画の予告編を見た時に、すでに泣きました笑
実際に観ると案の定涙が溢れて何度も拭いました。
でも、予告編から想像したものよりもっと奥深く、温かかった。
観る前の印象では、ハンディキャップを背負って好奇の目に晒され、イジメを受ける少年オギーがその困難を克服するお話でしたが、それだけではなかった。
異質なものはどうしたって注目されるし抵抗を感じるもの。
それは受け入れなければならない。
同時に主人公の周りの人々にも焦点を当てていて、誰もが悩みを抱えている中で、葛藤し、ぶつかり、思いやり、成長していく。
オギーを中心として描かれた作品だけど、オギーの物語ではない。
そこがすごく良かった。
とても最高な時間
やられました。こんなにいい映画とは思いませんでした。涙涙、笑笑😊でした。退屈なシーンは何一つなく、時間があっという間に過ぎました。私は、特に校長とパパを好きになりました。たくさんの人に見てもらい、少しでも優しい気持ちを持っていたいものです。1800円が高くないと思える映画は、そんなに多くはないです。もう一度行こうかな。
見て、「良かった」と思える映画
普通の学校に通う主人公「オギー」が、予定通りイジメに合うんだけど、そこから、色々な人間関係が生まれる。
その子ども達の表情が実にイイ感じ。
ストーリーに関わる個人の心情が個別に描かれてて、それが、全体のストーリーを分かり易くしてる。
オギーにとって良い事、悪い事が次々に起こる展開が、飽きさせ無いで、最後、幸せな気分に成れる映画でした。
思いがけぬ佳作
他の映画を観ようと出かけたのですが時間が合わず、この映画を観ました。予告編で観て、どうせまた難病者の悲劇を描いた作品だろうと二の足を踏んでいた映画です。
かつて、少年達のひと夏の冒険と友情を描いた「スタンドバイミー」という映画がありましたが、それに匹敵する程の感動をこの作品にも感じることが出来ました。
新しい世界へと飛び込む時の不安や、そこで味わう心の痛み、喜びは決してこの映画の主人公だけのものでなく、幼い頃には誰にでもある事でしょう? 背中を押して勇気を与えてくれた家族や友人、そんな優しさに溢れた映画です。 奇をてらったストーリーや演出に頼らず、あくまでもオーソドックスで声高になっていない所が好感を持てます。
俳優の演技もそれぞれ素晴らしく、少年の両親を演じ、良い感じに歳を重ねたジュリア・ロバーツとオーウェン・ウィルソンの好演、それにも増して弟をそっと見守る姉役のイザベラ・ヴィドヴィッチが印象深かったです。 日本人の子育てと違い、良い意味で突き放した親子関係がこの映画をいかにもアメリカ的で清々しいものにしています。
隣席で観ていた男子高校生二人組のすすり泣きが聞こえる程の号泣っぷりも微笑ましく、思いがけず良い映画に出会えた事の幸せを感じられた時間でした。
出てくる人が(ほぼほぼ)ステキ
人の痛みが分からない人は
この映画の痛みの部分はわからないかと。
逆に痛みが分かる(過去に闇抱えてるとか)人には涙腺崩壊。
外見がどうであれ、内面を見ていける(そして行動に移せる)人にならなければ、と、改めて心に誓いました。
お金にモノいわせるとか、
最低です(`^´*)。
別にお金持ちじゃないからといってヒガミとかじゃないです。w
逆にチューバッカに興味w
あの顔なのに明るくユーモアあり魅力あるワンダーに
悲しく辛いお涙頂戴映画にはなってません。
周りの人たちの心がやさしくて
家族愛メインの友情おまけの愛情に
心が洗われます。
やさしいきもちになれる作品。
太陽
オギーが学校に通い始めた一年間が描かれています。オギーだけの視点ではなく、周りの家族や友人視点も描かれていました。
自分に子供がいるせいもあり、色々な困難を乗り越えるたびに喜びを共有できた。
作中では、ジュリアロバーツ演じる母が、一番のキーマンと感じました。いい演歌がだったと思います。
オギーにより大人や子供の意識が変わっていく様は見ていて心地いいものでした。
姉が序盤に使う太陽の意味が、ラストは皆を明るくする太陽に変わったと思います。いい映画だったと思います。
独りじゃない。家族の勇気が起こした、幸せの化学反応。
【賛否両論チェック】
賛:容姿のせいでイジメに逢い、苦しみ悩みながらも、家族の支えを胸に頑張り続けた少年・オギーの勇気に、観ていて涙が止まらない。そんな彼の姿を見るうちに、少しずつ周りの子供達が変わっていく様や、オギーの変化と共に省みられていく家族の絆にも、また感動させられる。
否:内容的には群像劇の要素が強いので、あまり期待しすぎて観ると、やや冷めてしまうかも。
手術を繰り返した自分の容姿に自信を持てず、肉体的にも精神的にも殻にこもっていた少年・オギー。そんな彼が初めて学校に来て、イジメや裏切りに遭い苦悩する姿は、観ていて涙が止まりません。
しかしそれでも諦めずに立ち向かい続けるうち、1人また1人とオギーに感化されて変わっていく、言ってみれば化学反応が起こり始めます。オギーへの悪口を聞き逃せず、イジメっ子に殴りかかったジャック。
「ペストが移る。」
と言われても、
「平気よ。」
と手を差しのべたサマー。みんなの心を優しく変えていくオギーの存在は、まさに太陽そのものだと気づかされます。
また、そんなオギーの存在が大きすぎるゆえに、これまで光が当たってこなかった姉・オリヴィアやその親友・ミランダの織り成す若さゆえの人間関係の機微が、また物語に深みを与えているようです。
「相手を知りたかったら、やることは1つ。よく見ること。」
初めは相手の靴ばかり見ていたオギーだからこそ、その言葉にも説得力があります。相手に心を開いてほしかったら、まずは自分から興味を抱き、心を開いていくこと。そんな大切なことを教えてくれる本作を、是非ご覧になってみて下さい。
感じて欲しい
なんとも感想を書きにくい作品
顔に障害を持つ少年の話し
どれだけその子がかわいそうかって事じゃなく、その子はみんなから見られてる。
逆に見られてない人の寂しさ。
そして、誰もが心の中には障害を持ち、間違った判断をするもので、それを気付かせてくれる。
彼はヒーロー
親の気持ち、兄弟の気持ち、友達や周りの人の心に何か気付かせてくれる。
それは言葉じゃない。
感じて欲しい
犬の演技が光る
かなりの感動系の刺激があり、多くの観客の涙を誘っていた。
表面的なパーツを拾っていくと、逆境を才能と会話と家族の支えで突破していく姿は、たしかに尊く感じる。
しかし自分はひねくれてるのか、「いじめる奴は、いじめが目的で、いじめはやる奴の側に理由と責任があるのに、そいつの親は『いじめられる側に原因がある』って言いやがったな」と大昔の学生時代にあった、クラスのいざこざを思い出したせいなのか。
会社で被害にあったパワハラやセクハラ、他国人へのヘイトなどを思い出したせいなのか。
「実際には、世間って差別される人々にはここまで優しくない」って現実に思い至ったのと。
順調に認められる経緯の演出をやりすぎで、障害者への感動ポルノ的な部分も感じてしまった。
ジュリア・ロバーツに、子役たち、犬の演技は素晴らしかったんで、そこは見応えのあるポイント!
みんな特別で普通の人
主人公だけじゃなく、周囲の人のかかわりまで描写した誰もが共感できる映画。
感動話とはわかっていたのに、開始10分で涙が止まらない。
主人公が話の中心なのはみんなが承知してるけど、周囲の描写がすばらしい。
そして、誰もがもっている、嫉妬や妬みを兄弟だったり友人が解決していく。
いつも見ていたい映画になった。
すごくリアル。
やっと話題作みれました。いやー、自然と涙が流れるってこういうことゆうんだなって。。エンドロールの音楽も余韻に浸れて最初から最後まで素晴らしい作品に出逢えました。
見て損はない映画だと思います。文句ありません。
皆んな色々と大変なんだ
前作「ウォールフラワー」では、原作・脚本・監督を努め、独特な味わいの青春映画を作り出したスティーブン・チョボウスキーが、R・J・パラシオの児童(だけではないが)小説「ワンダー」を映画化。監督が”原作の忠実な映画化”とインタビューで言っていたが、やはり2時間程度でこの原作の完全映画化は無理か。時間が足りないだけで無く、色々な登場人物の視点で同じ時系列を別々に描いたりするし、続編だってある。でも、完全は無理としても、チョボウスキー作品には魅力がある。温かみのあるサニー・サイドな映像、ストーリー、そして「ウォールフラワー」に顕著だった音楽の使い方がイチイチ良い。明るく前向き感のあるパッション・ピットと、原作のインスピレーションの元だというナタリー・マーチャント「ワンダー」は、是非本編中で使ってほしかったけどね。「ウォールフラワー」のデヴィッド・ボウイの様に。肝心の内容の方は、”泣ける映画”である事は間違い無いが、単に”可哀そう””良かったね””感動した”だけでは終わらない。主人公だけではなく、登場する人々の良い事も、悪い事も、悲しい事も、嬉しい事も、どーでも良いことだって、何だか観る側が感情を揺さぶられてしまう、そんな作品。原作もそうだったし、そういう意味では”原作の忠実な映画化”が成功したってことでしょうね。素晴らしいです。
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